【LOVE CARストーリー】吉田由美/昭和のスーパーカーが「LOVE」の原点。いまはハンドルを握った瞬間「どこに行こうかな」と思わせてくれる存在がいい

吉田由美/カーライフ・エッセイスト ケイマンやアウディTTの後に選んだのは「親孝行グルマ」。トランクが広く後席もしっかり座れて、乗降性にも優れたメルセデス・ベンツCLAシューティングブレークやボルボXC40に乗りました

吉田由美/カーライフ・エッセイスト ケイマンやアウディTTの後に選んだのは「親孝行グルマ」。トランクが広く後席もしっかり座れて、乗降性にも優れたメルセデス・ベンツCLAシューティングブレークやボルボXC40に乗りました

最初に買った新車はプリメーラでした

 小さい頃は乗り物酔いの激しい子だったので、とくに小学生から高校生の頃は、旅行や修学旅行は地獄でした。といいつつ、昭和のスーパーカーブームに乗っかって、ランボルギーニ・カウンタックやフェラーリ512BB、それに百恵ちゃんの歌に出てくる「真っ赤なポルシェ」は私の記憶にある中で最も古い「LOVEなクルマ」。その後は、私の乗り物酔いを克服するきっかけとなった元彼のトヨタ・スープラです。いまにして思えば、彼の運転が上手だったから、ドライブも苦にならなかったのでしょう。それどころか、ドライブ好きに。そして免許を取るきっかけにもなったので、その彼には感謝です♡。

吉田さん

 最初に購入した新車は、日産プリメーラ。欧州車の香りがするセダンで、当時はカッコよかった〜。そしてメルセデス・ベンツSLK。赤いクルマ、オープンカー、メルセデスという私の3つの夢を叶えてくれたクルマでした。でも一番の決め手は電動バリオルーフ。ルーフを開けると気持ちよかった。次に乗ったのはアベンチュリンオレンジのメルセデス・ベンツCクラススポーツクーペ。SLKで不便だった部分をカバーしてくれ、サイズ感も使い勝手も○。そしてお次はポルシェ・ケイマン。なんとなくスポーツカーに乗りたかった時期だったし、いつかはポルシェに乗りたいと思っていたので購入。スタイリングも大好きだったし、ドアノブを握った瞬間に手を繋ぐような感覚を覚えました。ちょっとアクセルを踏み込んだだけで胸のすく加速を披露してくれたのも最高に気持ちがいい!そして信頼感のあるブレーキが、加速を安心感に変えてくれました。

 ケイマンは乗るたびにニヤニヤしてしまうぐらいFall in LOVEでした。ただ、残念ながら、第三京浜でバイクのマフラーが飛んできてボディ下に穴が空いてしまうというアクシデントに見舞われ、予定より早くさよならすることになったのです。だから、より想いが残るというか、印象深いクルマとなりました。

 その後、急遽購入したのがアウディTT。どこかケイマンの面影を残しつつ、使い勝手がよく、これはこれでお気に入り。次からは路線が変わり、親の介護にも使えるクルマという視点で、トランクが広く、後席にも人がしっかり座れて、乗り降りも楽ちんな「親孝行グルマ」を選択。メルセデス・ベンツCLAシューティングブレークに乗り、その後、ボルボXC40をガレージに迎えました。XC40はスタイリッシュな北欧デザインに心躍りました。

MINI

 いまはMINIがLOVEなクルマ。王道のあざと可愛いコンパクトモデルです。こうして振り返ると、私の愛車の共通点は、アイドル的な要素と、「乗ると気分が上がる」こと。速さでもないし、豪華さでもない。ハンドルを握った瞬間に「今日はどこに行こうかな」と思わせてくれるクルマ。そんな存在が、私にとっての「LOVEなクルマ♡」なのです。

【プロフィール】
吉田由美(よしだゆみ)/カーライフ・エッセイスト。短大時代に多くのミスコンタイトルを受賞し、モデル活動開始。その後、日産ドライビングパークのインストラクターを勤め、2000年からカーライフ・エッセイストとして活動。クルマまわりのエトセトラをさまざまなメディアで発信する。2019年から交通安全応援活動「OKISHU」を行い、昨今では官公庁の委員なども務める。日本自動車ジャーナリスト協会理事、日本COTY選考委員、日本ボートオブザイヤー選考委員

 

SNSでフォローする