2シーター小型BEV、フィアット・トポリーノの紹介レポート。車名のトポリーノ(Topolino)は、1936年に登場し、55年まで生産された初代フィアットの愛称に由来。イタリア語でハツカネズミを意味する。魅力は、乗ってみたいと感じさせると同時に、街をキュートに彩るスタイリング。デザインは2代目500(ヌオーバ・チンクエチェント)から着想を得ており、愛くるしさと懐かしさがミックスしたチャーミングな仕上がり。日本の原付自動車に相当する欧州の「ライト・クアドリサイクル」という超小型車規格に適合し、モーター出力は6kW(8.2ps)と控えめ、最高速は45㎞/h、航続距離は75㎞にすぎない。イタリアでは14歳から原付2輪免許で運転できるというコミューター、なんかいいな。
2019年11月25日
試乗記