一般社団法人日本自動車工業会(以下、自工会)は 10月21日、毎年恒例の『自動車ガイブック』を発売します。毎年1冊発行されるアニュアル刊行物で、2026年の最新刊で通巻73号を数える歴史あるガイドブックです。日本で販売されている国産車メーカーの乗用車、バス・トラック、モーターサイクルの詳細データを網羅するほか、充実した読み物企画を掲載しています。書籍版はA4サイズで約300ページ、定価は1500円(税込み)。電子版は同917円(同)。一般書店やオンラインでも購入できます。
第73号の特集は「モビリティの新時代をつくるシゴト」をテーマに、4種類の読み物でモビリティ関連のシゴトを紹介しています。
モビリティ・メーカーの仕事としてまず思い浮かぶのが、新しい商品を企画し、デザインし、設計し、工場で組み立てるという流れでしょう。工場を出荷したモビリティはディーラーを通じて、ユーザーに納品されます。しかし、それだけではモビリティづくりが完結しているわけではありません。

いまから3年後にはどんなモビリティが求められるのか、10年後にはどうなるのか。モビリティづくりに必要な素材や部品をスムーズに調達するにはどうするのか。メーカーという大きな組織の中で、どうやって適材適所のスタッフを配置するのか。
自動運転やAI開発が進む今日、システム関連の仕事はモビリティづくりに不可欠です。また、環境対応を進める仕事も重要です。
多岐にわたる仕事を4種類(考える/つくる/支える/現代)に分類し、それぞれどのようなシゴトを担っているのかをわかりやすく解説しました。
日本の自動車産業、中でも乗用車開発は実質的には戦後にスタートしたといっていいでしょう。1970年代から1990年代にかけて日本メーカーのクルマはグローバル商品に成長し、いまなお拡大を続けています。日本のクルマづくりの強みはどんな点にあるのか。信頼性、品質、安全性、環境性能といった面に磨きをかけ続けてきた日本のモビリティメーカーの特質を丁寧に解説していきます。
自動車工場の生産プロセスをプレス工程、ボディ(車体)工程、塗装工程、組み立て工程、検査・テスト工程をわかりやすく説明しました。小学校高学年で自動車生産について学びますが、小学生にもぜひ読んでもらいたい内容です。
現代の自動車工場が取り入れている最新技術のあれこれや、各社がどのように「品質向上」に取り組んでいるのかをモビリティメーカーに回答してもらった内容も紹介。どのメーカーも真摯に、そして丁寧・地道に努力している様子がよくわかります。
モビリティメーカーで働く若手スタッフは、どんな未来を思い描いて仕事をしているのか。また、モビリティメーカー全体としてはどのような問題や課題を持ち、どのように解決していきたいと考えているのか。メーカーの「統一見解」とは別に、個々人ではどのような意見や考えを持っているのか、座談会形式で闊達に語ってもらいました。
参加した若手スタッフが、どれほど真面目に日本のモビリティ社会の将来を考えているのか、膨大な熱量が感じられる内容です。
最近よく聞く「自動車大学校」って、どんなところ? という素朴な疑問にお答えします。
自動車大学校は、自動車整備士を目指す学生の学びの場です。2年間で自動車整備士2級の資格取得を目指し、座学と実習を通じて必要な知識と技術を身につけまていきます。
また、学びの期間を4年とし、自動車整備士1級の取得を目指すコースもあります。自動車大学校は実務経験の期間が免除されるメリットがあり、最短で国家資格が取得できる学びの場といえます。
自動車大学校は、モビリティメーカー系の場合や学校法人として独自の学びのチャンスを提供しているケースがあります。それぞれ、どのような将来の職場が広がっているのか。学生の夢を叶える自動車大学校の実像をまとめました。
