2023年12月12日、2024年シーズンを戦うWRCとWECマシンのカラーリングを発表した。ブラックを基調に、ホワイトとレッドでGRの文字を大きく描く点は両マシンに共通である。WRCマシンは2023年シーズンまでホワイトを基調にレッドをアクセントに使い、WEC、WRCマシンともにホワイトを基本にレッドとブラックで塗り分けていた。レッドのラインは正面から見るとアルファベットのJに見えるようなデザインだった。新シーズンを迎えてトヨタのマシンはイメージを大きく変えることになる。
すでに発表されているトヨタ陣営は、WRCドライバーがE・エバンス、S・オジエ、K・ロバンペラ勝田貴元の4選手。チームはJ・M・ラトバラ代表の下、4シーズン連続でトリプルクラウンを目指す。
WECはM・コンウェイ/小林可夢偉/N・デ・フリース選手組が7号車、S・ブエミ/B・ハートレー/平川亮選手組が8号車を担当する。チームは小林可夢偉選手が代表を務め、シリーズ6連覇に向かって準備を進めていく。WECの育成ドライバーとして宮田莉朋選手が抜擢された。宮田選手はWECのリザーブドライバーを務める一方でF2とELMSシリーズに参戦が決まっている。