【最新モデルガイド】新型マツダCX-5はお買い得。とくにGグレードの「EXパッケージ」、そしてスポーティな「シグネチャースタイル」に注目!

CX-5はマツダの屋台骨を支えるグローバルカー。2012年の初代以来、累計販売台数は500万台に達する。3代目となる新型は「新世代エモーショナル・デイリーコンフォート」をキーワードに新世代価値を追求。価格は330万円から

CX-5はマツダの屋台骨を支えるグローバルカー。2012年の初代以来、累計販売台数は500万台に達する。3代目となる新型は「新世代エモーショナル・デイリーコンフォート」をキーワードに新世代価値を追求。価格は330万円から

新型は人馬一体の走りと日常を輝かせる快適性を追求

 3代目となるマツダCX-5が正式デビューした。CX-5は2011年の登場以来、世界130以上の国と地域で、累計500万台を販売してきたマツダの主役。3代目となる新型は、「新世代エモーショナル・デイリーコンフォート」をコンセプトに全面進化した。

 開発主査の山口浩一郎氏は「日々の移動をより快適にそして生活そのものをより豊かにするマツダらしいエモーショナルさを追求。同時に多様なシーンで快適さを提供するパッケージと人馬一体の走り、そしてライドコンフォートを重視した」と説明。美しいスタイリングと深化した走り、そして毎日を輝かせる室内空間が新型のポイントである。

 山口氏は、「新型はパッケージ面の進化が顕著。乗員全員の快適性に気を配り、室内空間を一段とルーミー化。とくに後席はリアドア開口を拡大した上で足元空間を拡大。大人が足を組んでくつろげるだけでなく、機内持ち込みのスーツケースを縦置きできるスペースを確保した」と説明する。ラゲッジルームも前後に広げ、リアゲート開口を上下に拡大することで荷物の積み下ろし性も改善した。後席シートバックは4/2/4分割式。4名乗車で長尺物が積み込める。

写真01

走り01

 もちろんデザインも全面的に新しい。チーフデザイナーの椿貴紀氏は「CX-5本来のスポーティでエモーショナルな印象はそのままに、プロダクトとして進化したデザインを目指した」と説明。プロポーションは従来型のイメージを残しなが相似形に拡大。存在感を高めたフロント処理とボディ4隅でグンと踏ん張るタイヤが印象的だ。ボディサイズは4690×1860×1695mm。従来比で115mm長く、15mmワイド、30mm高い。大型化しているとはいえ、取り回し性は従来とほぼ変わらない。

モニターは大型サイズ。全車に音声操作のGoole搭載

 インフォテインメント系の全面刷新も大きな話題になる。室内中央には15.6inまたは12.6inの大型タッチディスプレイを採用。Goole内蔵の次世代HMIを実現した。ナビの各種設定はもちろん、オーディオ操作などは音声で可能。より豊かな運転体験を提供する。

 パワートレーンは、当初は、従来の2リッターモデル以上の低燃費を誇る2.5ℓガソリン(178ps)+モーター(6.5ps)のマイルドハイブリッド仕様のみ。2027年には、ガソリンとディーゼルの利点を発展的に融合した2.5リッター・スカイアクティブZ+新開発ストロングハイブリッドが加わる。

インパネ

シート

 ラインアップはS(FF/330万え円)/G(同352万円)/L(同407万円)の3グレード。全車360度モニターを標準化するなど装備は充実しているが、主力は19inアルミを装着するMとL。両車の主要な違いはセンターディスプレイの大きさとシート素材。Gは12.9inと合成皮革+レガーヌ、Lは15.6inと本革の組み合わせ。ちなみに外観ではアルミの仕上げが識別点。Mは切削光輝、Lはブラックメタリックとなる。駆動方式は全車で2WDと4WDが選べる。

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ラインアップ

注目グレードは装備充実、Gの「EXパッケージ装着車」

 新型の注目モデルはGグレード(352万円/FF)にメーカーオプションのEXパッケージ(22万7700円)を装着した仕様だろう。Gグレードは19インチのタイヤとアルミ、運転席パワーシート、12.9インチセンターディスプレイ、合成皮革+レガーヌのシートなど、そのままでも充実した装備を誇るが、EXパッケージを選ぶと一段と安全支援装備が充実し、シートカラー&インテリアコーディネーションも明るいピュアホワイトとブラックになる。新型CX-5の魅力を300万円台の予算で存分に味わえる魅力的な選択肢だ。

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 EXパッケージを構成するアイテムは、なんと15アイテム。これだけ充実していながら22万7700円はリーズナブルだと感じる。EXパッケージには以下の装備が追加される。

【EXパッケージ構成アイテム】
・クルージング&トラフィックサポート/ドライバーモニタリング連動・緊急停止支援機能付き
・クルージング&トラフィックサポート/渋滞時ハンズオフアシスト機能
・クルージング&トラフィックサポート/車線変更アシスト機能
・前側方接近車両検知
・ドライバーモニタリング機能
・スマートブレーキサポート/前方走行時左右接近物検知機能
・ドライバー異常時対応システム
・リアLEDマップランプ
・グローブボックス内LEDイルミネーション
・助手席6Wayパワーシート
・後席シートヒーター
・外部接続ハブ・USB端子(TypeC:リア2)
・Boseサウンドシステム+12スピーカー
・バーグラアラームシステム
・シートカラー/インテリアコーディネーション(ピュアホワイト/ブラック)

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エアロ01

スポーティ志向のユーザー向けに「シグネチャースタイル」を用意

 新型はディーラーオプション・パッケージも一新された。外観/機能/使い方の3軸で体系化が図られ「シグネチャースタイル」「アーバンアドベンチャースタイル」「イルミネーションパッケージ」「車中泊パッケージ」など全9パッケージを設定。グレードに依存せずに選択可能とした。

 中でもスポーティなデザインを求めるユーザーに最適なのがシグネチャースタイルである。前後バンパー下部やボディサイドのアンダースカートなどを専用デザインのアイテムで仕上げ低重心感を強調。さらにホイールアーチモールなどをボディ同色とすると、旧型のExclusive Modeのような上質感を演出する。価格は、ロジウムホワイトメタリックの場合で36万9662円。そのデザイン性とフィット感はメーカープロデュースアイテムならでは。CX-5をより個性的に仕上げたいユーザーに最適な仕上げになっている。

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 新型の走りは、想像以上に好印象。しなやかな足回りと実用十分なパワーの連携で気持ちのいいパフォーマンスを引き出す。室内も広く気持ちがいい。開発コンセプトの「新世代エモーショナル・デイリーコンフォート」を見事に体現した新型には、クルマを愛するマツダの姿勢が結実している。買いのクルマである。

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