【話題のクルマ最新事情】マツダCX-60 & CX-80は「ドライバーズGT」の新たな提案。FRプラットフォームと直6ディーゼルに気持ち昂る

マツダCX-80 XDハイブリッド・プレミアムモダン/価格:8SAT 640万2000円。プレミアムモダンはスポーティな動力性能をそのままにエレガントな内外装で上質に仕上げた上級グレード。余裕ある3.3リッター直6ディーゼルターボ(254ps/550Nm)とモーター(16.3ps/153Nm)を組み合わせたパワーユニットは全域でパワフル&スムーズ

マツダCX-80 XDハイブリッド・プレミアムモダン/価格:8SAT 640万2000円。プレミアムモダンはスポーティな動力性能をそのままにエレガントな内外装で上質に仕上げた上級グレード。余裕ある3.3リッター直6ディーゼルターボ(254ps/550Nm)とモーター(16.3ps/153Nm)を組み合わせたパワーユニットは全域でパワフル&スムーズ

走るほど際立つ魅力。ステアリングを握るのが楽しい!

 マツダはプレミアムブランドの領域に商品展開を拡大し、さらなる成長を目指していく。その戦略を推進するうえで、縦置き後輪駆動ベースのアーキテクチャと直列6気筒エンジンは不可欠と考えた。かくして生まれた「ラージ商品群」の中から、日本ではCX-60とCX-80の2モデルが販売されている。

「走る歓び」を一貫して追求してきたマツダらしく、2022年に登場した2列シートのCX-60は「ドライビングエンターテインメントSUV」を標榜し、第2弾となる3列シート版のCX-80は、「Graceful Driving SUV(優雅で心豊かなドライビングSUV)」を商品コンセプトに掲げている。

リア

インパネ

 両車とも「ドライビング」を謳っている点が見逃せない。直6ディーゼルおよびMHEV、直4ガソリンおよびPHEVという計4種類のパワーユニットが用意されているが、縦置きのFRに直6と聞いて色めきだったユーザーは少なくなかったようで、やはり売れ筋は直6ディーゼルが圧倒的のようだ。

 もともとマツダはRX-7やロードスターなど後輪駆動スポーツカーを必ずラインアップに据えてきた、後輪駆動のよさを熟知しているメーカーである。CX-60 & CX-80について、なぜFRベースを採用したのかという問いに対し、「フロントにエンジンを縦置きすることで前後左右の重量配分が適正化されるほか、リアで駆動することでフロントは駆動力の干渉を受けることなく自由に向きを変えることに専念できるから」という返答が返ってくる。

 マツダのスポーツカーがそうであるように、SUVでも後輪駆動ベースとすることで、フロントを自由にすることができた。両車とも4WDもあるわけだが、ベースがFRかFFかでは基本性能がまったく異なってくる。その違いはドライバーズカーという観点で見ると明らかである。

シート01

シート02

シート03

 実際にドライブすると、FRベースの特徴を実感する。とくに滑りやすい路面で試すと、操る楽しさの「質」がFFとはまるで違う。ステアリングを切ってアクセルを踏んだときの挙動は、マツダが提唱する「人馬一体」そのもの。人間の感性に合っていて、それをコントロールすることで大きなドライビングプレジャーが生まれる。

 このクラスのSUVで後輪駆動ベースを採用している例はドイツ勢にはいくつかあるが、全体としては少数派だ。CX-60 & CX-80は、そんな貴重なクルマ。しかも価格が圧倒的にリーズナブルだ。

 エンジンが直6というのもポイントが高い。直6ならではの吹き上がりとサウンドはやはり味わい深い。それを手が届くプライスで楽しめるのだ。CX-60 & CX-80の本質は、走りの高い資質にこそある。

エンジン

メーター

ラゲッジ

 これまでにないことに挑戦している内外装デザインは、なかなか印象的だ。見た目に華があって存在感がある。CX-60 & CX-80は、いかにもマツダらしい、ドライビングを楽しむためのSUVであり、ライバルにない味わいと世界観を持ったクルマだ。足回りを中心とした積極的な熟成で、完成度を高める姿勢にも共感を抱いている。

From PR Derartment/XD・Lパッケージが人気グレード

 CX-60、CX-80ともに人気トップのグレードはXD・Lパッケージで、60は約18%、80は約30%を占めている。2番人気は60がXDハイブリッド・プレミアムスポーツ(約15%)、80がXDエクスクルーシブモード(約18%)である。人気のボディカラーは60がロジウムホワイトプレミアムメタリック(約29%)、80がジェットブラックマイカ(約21%)と、白と黒に別れた。ユーザーの年齢層は60は20代が16%、30代19%、40代23%、50代27%。80は20代以下8%、30代27%、40代34%、50代20%と、60のほうがやや若いユーザーが多くなっている。気になる納期は、現在、両車ともに約2カ月半程度が目安だが、詳細は販売店に確認を。

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エンブレム

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