トヨタ・プロボックスのハイブリッド車に車両価格を抑えた新グレードを設定

トヨタが定番コンパクトバンのプロボックスを一部改良。ハイブリッド車には装備を厳選して価格を抑えた新グレードのGXを設定

 トヨタ自動車は2021年12月22日、コンパクトバンのプロボックスを一部改良するとともに、ハイブリッド車に新グレードを設定し、2022年1月6日に発売すると発表した。

▲トヨタ・プロボックスGX 価格:179万円 全長4245×全幅1690×全高1525mm ホイールベース2550mm 車重1160kg 乗車定員2/5名 WLTCモード燃費22.6km/リットル 装備を厳選して価格を抑えたハイブリッド車の新グレード
▲トヨタ・プロボックスGX 価格:179万円 全長4245×全幅1690×全高1525mm ホイールベース2550mm 車重1160kg 乗車定員2/5名 WLTCモード燃費22.6km/リットル 装備を厳選して価格を抑えたハイブリッド車の新グレード

車種展開は以下の通り。
■ハイブリッド車
GX:2WD179万円
GL:2WD196万2000円
F:2WD201万4000円
■1.3Lガソリン車
G:2WD149万1000円
■1.5Lガソリン車
G:2WD167万円/4WD183万2000円
F:2WD173万9000円/4WD190万1000円

▲シリーズ全体としては新たにアクセサリーコンセント(AC100V・100W)を標準装備。GX(写真・右)はオプションで選択可
▲シリーズ全体としては新たにアクセサリーコンセント(AC100V・100W)を標準装備。GX(写真・右)はオプションで選択可

 シリーズ全体の一部改良では、アクセサリーコンセント(AC100V・100W)を標準で装備(GXはオプション)したことがトピック。一方、1NZ-FXE型1496cc直列4気筒DOHCエンジン(74ps/11.3kg・m)+1LM型モーター(45kW/169Nm)+ニッケル水素電池(容量6.5Ah)でパワーユニットを構成するハイブリッド車には、装備を厳選して価格を抑えた新グレードのGXを設定する。装備面では、既存のGLグレードと比べて、フロントワイパーが時間調整式間欠から間欠に、電動格納式リモコンドアミラーやアウトサイドドアハンドル、バックドアガーニッシュがボディ同色からブラックになるなど一部で簡略化されるが、UVカット機能付プライバシーガラス(リアドア・リアクォーター・バックドア)やアクセサリーソケット(DC12V・120W)、充電用USB端子、前席パワーウィンドウといった快適装備、Toyota Safety SenseやECB(電子制御ブレーキシステム)、車両接近通報装置といった予防安全機能などは標準で採用している。

▲ハイブリッド車は1NZ-FXE型1496cc直列4気筒DOHCエンジン(74ps/11.3kg・m)+1LM型モーター(45kW/169Nm)+ニッケル水素電池(容量6.5Ah)でパワーユニットを構成
▲ハイブリッド車は1NZ-FXE型1496cc直列4気筒DOHCエンジン(74ps/11.3kg・m)+1LM型モーター(45kW/169Nm)+ニッケル水素電池(容量6.5Ah)でパワーユニットを構成
▲新設定のGXはアクセサリーソケット(DC12V・120W)や充電用USB端子、前席パワーウィンドウといった快適装備を標準で組み込む
▲新設定のGXはアクセサリーソケット(DC12V・120W)や充電用USB端子、前席パワーウィンドウといった快適装備を標準で組み込む
▲シート表皮は前席にファブリック、後席に塩ビを採用。後席シートバックは一体可倒式
▲シート表皮は前席にファブリック、後席に塩ビを採用。後席シートバックは一体可倒式
SNSでフォローする