日産が軽スーパーハイトワゴンのルークスを商品改良し、本年6月下旬に発売すると発表。新造形のVモーショングリルの採用やインテリアの素材およびカラーの刷新、安全装備の拡充などを実施して、家族みんながよりいっそう楽しめるモデルへと進化
日産自動車は2023年4月17日、軽スーパーハイトワゴンのルークスをマイナーチェンジし、本年6月下旬に発売すると発表した。
▲日産ルークス・X(2WD) 価格:CVT176万8800円 全長3395×全幅1475×全高1780mm ホイールベース2495mm 車重950kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費20.9km/リットル 写真のボディカラーはソルベブルーM/ホワイトパール3P 2トーン
車種展開は以下の通り。
■ルークス
S:2WD163万7900円/4WD178万8600円
X:2WD176万8800円/4WD191万9500円
Xターボ:2WD188万5400円/4WD203万6100円
■ルークス・ハイウェイスター
ハイウェイスターX:2WD194万400円/4WD209万1100円
ハイウェイスターX プロパイロットエディション:2WD204万9300円/4WD220万円
ハイウェイスターGターボ:2WD205万7000円/4WD220万7700円
ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション:2WD216万5900円/4WD231万6600円
▲日産ルークス・ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション(2WD) 価格:CVT216万5900円 全長3395×全幅1475×全高1780mm ホイールベース2495mm 車重1010kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費19.2km/リットル 写真のボディカラーはホワイトパール3P/カンジュクカシスP 2トーン
今回のマイナーチェンジでは、新時代のVモーショングリルの採用やインテリアの素材およびカラーの刷新、安全・快適装備の拡充などを実施して、家族みんながよりいっそう楽しめる軽スーパーハイトワゴンへと進化したことが特徴である。
まずエクステリアでは、フロントグリルに新造形のVモーションを採用し、従来モデルでも好評な“躍動感”と“高級感”にさらなる磨きをかけたことがトピックだ。また、ルークス・シリーズはヘッドランプとグリルを一体化し、立体感を持たせることでフレッシュなマスクを創出。一方でルークス ハイウェイスター・シリーズはワイドに刷新した次世代のデジタルVモーションとバンパーを組み合わせることで、より上質でモダンテックな顔つきを具現化した。
ボディカラーに関しては、カシスジュレをイメージした新色のカンジュクカシスの設定をはじめとして、ルークス ハイウェイスター・シリーズはホワイトパール3P/カンジュクカシスP 2トーン、アッシュブラウンM/フローズンバニラパールM 2トーン、カンジュクカシスP、オーシャンブルーPMの新色を追加して、2トーン5色とモノトーン7色をラインアップ。一方でルークス・シリーズは、ソルベブルーM/ホワイトパール3P 2トーン、フローズンバニラパールM/プレミアムサンシャインオレンジM 2トーン、カクタスグリーンPMの新色を追加して、2トーン2色とモノトーン7色の展開とした。
内包するインテリアは、インストルメントパネル、ドアトリム、シート表皮に新しい色彩を採用し、より統一感を感じられる上質な内装に仕立てる。なかでもハイウェイスターGターボおよびハイウェイスターGターボ プロパイロットエディションは、カシス色のアクセントステッチを配したレザー調インストルメントパネルを採用し、シックで洗練されたキャビン空間を演出した。
安全装備については、後方視界が遮られるシーンや悪天候などでもクリアな視界を確保するインテリジェントルームミラーを新たに採用。また、LEDヘッドランプとディスプレイ付自動防眩式ルームミラーを全車に標準で装備する。さらに、フロントと車室内の2カメラ式の日産純正オリジナルドライブレコーダーも新規に設定した。
快適装備の面では、従来メーカーオプションとして用意していた「快適パック」(プラズマクラスター技術搭載リアシーリングファン/パーソナルテーブル&カップホルダー/USBソケット/ロールサンシェード/撥水加工シート)をルークスハイウェイスター・シリーズに標準装備化。冬の運転を快適にする本革巻きのステアリングヒーターも新たに設定した。
▲従来メーカーオプションとして設定していた「快適パック」(プラズマクラスター技術搭載リアシーリングファン/パーソナルテーブル&カップホルダー〈後席〉/USBソケット〈助手席シートバック部〉/ロールサンシェード/撥水加工シート)をルークスハイウェイスター・シリーズに標準装備
パワートレインは基本的に従来と共通で、BR06型659cc直列3気筒DOHCエンジン(52ps/6.1kg・m)+SM21型モーター(2.0kW/40Nm)+リチウムイオン電池、BR06型659cc直列3気筒DOHCインタークーラーターボエンジン(64ps/10.2kg・m)+SM21型モーター(2.0kW/40Nm)+リチウムイオン電池の2機種のスマートシンプルハイブリッドを搭載。トランスミッションは全車ともにエクストロニックCVTを組み合わせている。
▲パワートレインにはBR06型659cc直列3気筒DOHCエンジン(52ps/6.1kg・m)+SM21型モーター(2.0kW/40Nm)+リチウムイオン電池、BR06型659cc直列3気筒DOHCインタークーラーターボエンジン(64ps/10.2kg・m)+SM21型モーター(2.0kW/40Nm)+リチウムイオン電池の2機種のスマートシンプルハイブリッドを搭載
ルークスのマイナーチェンジに合わせて、日産モータースポーツ&カスタマイズが開発・製造する特別仕様車のルークス ハイウェイスター・アーバンクロム(201万1900円~239万9100円)、LV(福祉車両)シリーズの助手席スライドアップシート(189万4000円~237万4000円)とオートステップ付車(177万5400円~245万4100円)も同様の仕様変更を実施する。このうちルークス ハイウェイスター・アーバンクロムは、ダーククロム仕上げの新造形フロントグリルや専用15インチアルミホイール、シルバードアミラーなどを特別装備。また、専用エンブレムも新たに採用する。ボディカラーは従来から引き継ぐ専用色のアメジストパープルPM/ブラックP 2トーンやブラックP/スターリングシルバーM 2トーンなどのほか、カンジュクカシスPとオーシャンブルーPMを新規にラインアップした。
▲日産ルークス・ハイウェイスターGターボ アーバンクロム プロパイロットエディション(2WD) 価格:CVT224万8400円 ダーククロム仕上げの新造形フロントグリルや専用15インチアルミホイール、シルバードアミラーを特別装備
▲日産ルークス・ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション オートステップ付車(2WD) 価格:CVT230万3400円 助手席側スライドドアの開閉に連動してステップが展開・格納し、足腰が弱く乗り降りに不安を感じる人や小さな子供の乗降をサポート