ポルシェが911 GT3の卓越したサーキット性能と日本の職人技の繊細な精密さを融合させた特別限定モデル「911 GT3アルティザンエディション」を日本に導入すると予告

ポルシェが911の高性能バージョン「911 GT3」に、ポルシェ・エクスクルーシブ・マニュファクチャーによって特別に仕立てた初めての日本限定モデル「911 GT3アルティザンエディション」を設定し、30台限定でまもなく日本に導入すると発表。911 GT3の徹底したエンジニアリングと、江戸切子と藍染という日本で尊ばれる伝統工芸の精神的遺産を高次元に融合。足回りや空力ボディパーツにはマンタイキットを装備

 ポルシェ ジャパンは2026年4月27日、ポルシェ911(992.2)の高性能バージョン「911 GT3」をベースに、ビスポーク部門のポルシェ・エクスクルーシブ・マニュファクチャー(Porsche Exclusive Manufaktur)によって特別に仕立てた初めての日本限定モデル「911 GT3アルティザンエディション(911 GT3 Artisan Edition)」をラインアップし、まもなく日本に導入すると発表した。販売台数は30台を予定する。

▲ポルシェが日本限定モデルの「911 GT3アルティザンエディション」を設定し、30台限定でまもなく日本に導入すると予告

▲ポルシェが日本限定モデルの「911 GT3アルティザンエディション」を設定し、30台限定でまもなく日本に導入すると予告

「真の贅沢は細部に宿る」という独自の哲学から生まれた今回の限定モデルは、911 GT3の卓越したサーキット性能と日本の職人技の繊細な精密さを高度に融合させたことが特徴で、単なる自動車ではなく、手仕事によって完璧を追求する熟練の職人“アルティザン(Artisan)”の精神を体現する1台に仕立てている。

▲911 GT3アルティザンエディションは911 GT3の卓越したサーキット性能と日本の職人技の繊細な精密さを高度に融合させたことが特徴

▲911 GT3アルティザンエディションは911 GT3の卓越したサーキット性能と日本の職人技の繊細な精密さを高度に融合させたことが特徴

 二面性をテーマに構成されたエクステリアは、ホワイトのボディカラーを基調に、ペイント・トゥ・サンプルのクラブブルー(W60)と淡いブルーのアクセントを施し、藍染に象徴されるジャパンブルーへの敬意を表現。サイドリバリーには、空気と時間の流れを象徴するグラデーションを採用する。また、前20インチ/後21インチの軽量鍛造アロイホイールは前ホワイト/後クラブブルーで塗装。後輪のカーボン製エアロディスクのクラブブルー塗装は、江戸切子ガラスの伝統的な“魚子”と“矢来”の模様を独自に解釈して採用した。さらに、リアウイングの底面にはデザイナーの手書きによる“Engineered in Flacht,Sharpened in Meuspath,Build for Japan(フラハトで設計され、モイシュパトで磨き上げられ、日本のために造られた)”の一文を施し、特別なモデルであることを際立たせている。

▲ホワイトのボディカラーを基調にクラブブルーと淡いブルーのアクセントを施し、藍染に象徴されるジャパンブルーへの敬意を表現。サイドリバリーには空気と時間の流れを象徴するグラデーションを施す

▲ホワイトのボディカラーを基調にクラブブルーと淡いブルーのアクセントを施し、藍染に象徴されるジャパンブルーへの敬意を表現。サイドリバリーには空気と時間の流れを象徴するグラデーションを施す

▲前20インチ/後21インチの軽量鍛造アロイホイールは前ホワイト/後クラブブルーで塗装。後輪のカーボン製エアロディスクのクラブブルー塗装は江戸切子ガラスの伝統的な“魚子”と“矢来”の模様を独自に解釈して採用する

▲前20インチ/後21インチの軽量鍛造アロイホイールは前ホワイト/後クラブブルーで塗装。後輪のカーボン製エアロディスクのクラブブルー塗装は江戸切子ガラスの伝統的な“魚子”と“矢来”の模様を独自に解釈して採用する

▲リアウイングの底面にはデザイナーの手書きによる“Engineered in Flacht,Sharpened in Meuspath,Build for Japan”の一文を入れる

▲リアウイングの底面にはデザイナーの手書きによる“Engineered in Flacht,Sharpened in Meuspath,Build for Japan”の一文を入れる

 インテリアに関しては、ダッシュボードおよびドアを含むインテリアのレザーを、内側にスピードブルー、外側にホワイトのダブルステッチを配して、公道とサーキットという二面性を象徴する。また、ブラックのブラッシュドアルミニウム製Exclusive Manufakturイリュミネイテッドドアシルガードには“GT3 Artisan Edition”のロゴをあしらって、特別感を強調した。一方でシートのパターンは、何世紀にもわたり磨き上げられてきた日本の伝統的な藍染から着想。深みのある色調と繊細な濃淡の変化で知られる藍染は、クラフトマンシップ、忍耐、そして精密さを体現する技法で、その精神をシート表皮に反映させた。

▲ダッシュボードおよびドアを含むインテリアのレザーを、内側にスピードブルー、外側にホワイトのダブルステッチを配して、公道とサーキットという二面性を象徴する

▲ダッシュボードおよびドアを含むインテリアのレザーを、内側にスピードブルー、外側にホワイトのダブルステッチを配して、公道とサーキットという二面性を象徴する

▲シートは日本の伝統的な藍染から着想を得て表皮を仕立てる

▲シートは日本の伝統的な藍染から着想を得て表皮を仕立てる

 藍染の哲学はポルシェ・エクスクルーシブ・マニュファクチャー・アクセサリーにも盛り込まれる。車両キーはボディと同じホワイトで塗装したうえで、エクステリアのリバリーと呼応したグラフィックオーバーレイを採用。また、レザーのキーケースにはスピードブルーのステッチを施し、さらにウォレットは内側にスピードブルーのダブルステッチ、外側にホワイトのステッチを配して、日常生活の中で静かにクルマの比類なき独自性を伝えるようアレンジした。

▲藍染の哲学はポルシェ・エクスクルーシブ・マニュファクチャー・アクセサリーにも盛り込まれる。車両キーはボディと同じホワイトで塗装したうえで、エクステリアのリバリーを反映したグラフィックオーバーレイを採用

▲藍染の哲学はポルシェ・エクスクルーシブ・マニュファクチャー・アクセサリーにも盛り込まれる。車両キーはボディと同じホワイトで塗装したうえで、エクステリアのリバリーを反映したグラフィックオーバーレイを採用

 モータースポーツ界で世界的な評価を確立したドイツのレーシングチームであるマンタイレーシングとタッグを組んで開発したアップグレードキット「マンタイキット」を採用した点も見逃せない。4方向調整可能なコイルオーバーサスペンションや空力特性を最適化させる大型エンドプレート付きカーボンリアウイングなどを装備して、サーキットでの走行性能を引き上げている。

▲4方向調整可能なコイルオーバーサスペンションや空力特性を最適化させる大型エンドプレート付きカーボンリアウイングなどの「マンタイキット」を装備

▲4方向調整可能なコイルオーバーサスペンションや空力特性を最適化させる大型エンドプレート付きカーボンリアウイングなどの「マンタイキット」を装備

 なお、ポルシェは今回の限定モデルの発表に合わせて、専用ポルシェライフスタイルの「ウェアラブルヘリテージコレクション」を設定。ジャパンブルー コンセプトと徳島県の藍染文化にインスパイアを受けてアレンジしたPUMAスピードキャットスニーカーやストラクチャードジャケット、長袖セーター、Tシャツを用意している。

▲専用ポルシェライフスタイルの「ウェアラブルヘリテージコレクション」を設定。ジャパンブルー コンセプトと徳島県の藍染文化にインスパイアを受けてアレンジしたPUMAスピードキャットスニーカー(写真・上)やストラクチャードジャケット(同・下)などを設定する

▲専用ポルシェライフスタイルの「ウェアラブルヘリテージコレクション」を設定。ジャパンブルー コンセプトと徳島県の藍染文化にインスパイアを受けてアレンジしたPUMAスピードキャットスニーカー(写真・上)やストラクチャードジャケット(同・下)などを設定する

 

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