【最新スーパーカー図鑑】世界限定1台の究極ビスポーク。「フェラーリCZ26」は希少性とデザイン、そして走りを楽しむ夢の跳ね馬

CZ26は米国の著名なコレクターとフェラーリ・デザイン・スタジオの協業によって生み出されたカスタムモデル。SF90をベースに内外装を専用設計。世界で1台だけの“特別なフェラーリ”に仕立てられた。メカニズムはSF90と共通。トップスピードは328km/hに達する

CZ26は米国の著名なコレクターとフェラーリ・デザイン・スタジオの協業によって生み出されたカスタムモデル。SF90をベースに内外装を専用設計。世界で1台だけの“特別なフェラーリ”に仕立てられた。メカニズムはSF90と共通。トップスピードは328km/hに達する

オーナーとフェラーリ・デザインスタジオが共同で造形

 マラネッロ製ロードカーの最高峰といえばF80などのスーパーカーシリーズやデイトナSP3などのイコナシリーズといった限定モデルが思い浮かぶ。けれどもコレクターの中でも垂涎の的になっているのはワンオフプログラム「スペシャルプロジェクト」である。

年産数台(おそらく3モデル以下)、既存の車台をベースに顧客の求めに応じてデザインされるもので、事実上の起源は日本人コレクターがおよそ20年前に発注したSP1(フィオラヴァンティ)である。

リア

最新作がこの夏登場したCZ26だ。米国の某有名コレクター(CZはイニシャルか?)とフェラーリ・デザイン・スタジオの協業により、SF90ストラダーレをベースに外観と内装を専用設計したものだ。

スタイルは中央のカプセル状キャビンと力強いホイールアーチを組み合わせた構成とし、低く構えて安定感を強調する。フロントには車幅いっぱいに広がる機能的なグリルと、超薄型のライトユニット、ブレーキ冷却用の開口部、センサー類などを統合。リアはコーダトロンカ風に切り落とした形状とし、水平基調のディフューザーによって視覚的なワイド感と空力性能の両立を狙った。

室内

面白いのは全体的なデザインのトーンが最新モデルで物議を醸したルーチェにどことなく似ていること。もしこれが今現在のマラネッロにおけるデザイン言語だとすれば、このトーンを296やアマルフィの次世代モデルが踏襲することになるかもしれない。

パワートレーンはSF90ストラダーレ由来のプラグインハイブリッドシステムを受け継ぐ。V8ツインターボエンジンと電気モーターを組み合わせることで、今なおトップレンジの性能を実現。最高速度328km/h、0-100km/h加速2.5秒はマラネッロ製ロードカーとして十二分のスペックだろう。

カット

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