GAZOO RacingがGR86の一部改良を実施。期間限定外板色だったソリッドグレーを復活させるとともに、RZグレードの内装を一部変更してコクピットの質感を向上。走行性能の面ではスロットルコントロール、電動パワーステアリング、シフトの操作性をさらに作り込み、GR86の魅力である意のままの走りを進化。運転支援システムのアイサイトのアップデートも敢行
GAZOO Racingは2026年8月28日、FRスポーツモデルのGR86の一部改良を実施し、同日より予約注文の受付を開始した。

▲GR86 RZ(6MT) 価格:351万8000円 全長4265×全高1775×全高1310mm ホイールベース2575mm 車重1280kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費11.9km/リットル 写真のボディカラーはスパークレッド
車種展開および車両価格は以下の通り。
RZ:6MT351万8000円/6SAT361万6000円
SZ:6MT319万5000円/6SAT329万3000円
RC:6MT293万6000円
Cup Car Basic:361万6200円/399万3000円

▲GR86 SZ(6SAT) 価格:329万3000円 全長4265×全高1775×全高1310mm ホイールベース2575mm 車重1290kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費11.8km/リットル 写真のボディカラーはクリスタルブラックシリカ
今回の改良は、2017年から約半年間の期間限定でラインアップした外板色のソリッドグレーを復活させるとともに、RZグレードの内装を一部変更してコクピットの質感を向上させたことが訴求点。RZグレードの内装は、スイッチ類を操作しやすいようグリップ性を付与するとともに、光を反射しづらい鋳物ブラック塗装とし、質感を高めると同時にドライバーがより運転に集中できるように改良を加える。また、注文時に選択可能なブラック×レッドの内装色は、後期型のトヨタ86を想起させる、赤のアクセントがドライバーを囲むような配色に変更した。
走行性能の面では、コーナー出口や低μ路、ウェット路面、雪道など、繊細な加速のコントロールが必要な場面でも意のままにクルマを操れるよう、スロットルコントロールの制御を変更。ダイレクト感はそのままに踏力と加速がリニアに立ち上がる特性にチューニングしたことで、どんなシチュエーションでもスムーズで、かつ自在な運転を体験できる。また、GR86でのスーパー耐久シリーズへの参戦経験を活かして、高速コーナーや荒れた路面でのふらつきをなくし、狙ったラインをトレースできる正確な操舵を実現できるよう、電動パワーステアリングの制御を変更。ミリ単位の作り込みを重ね、GR86ならではの低重心からくるコーナリングの鋭さ・楽しさは残しつつ、安心感のあるハンドリングを実現する。さらに、MT仕様については限界域でのコーナー進入をよりスムーズに、かつストレスなく走行できるよう、シフトインターロックの面取りを約0.5mm拡大し、5速から4速へのダウンシフト時の操作性を向上させた。
運転支援システムのアイサイトの進化も見逃せない。従来の2眼ステレオカメラに超広角の単眼カメラを加え、“3つの目”によってこれまで以上に広い範囲を見渡せるように刷新する。クルマや自動二輪車、自転車、歩行者、白線などを識別できるほか、広い視野角と視認距離、カラー画像によるブレーキランプの認識など、高い認識性能を確保。その情報と走行状況を基に、“頭脳”にあたるソフトウェアが必要な制御を判断し、状況に合わせてクルマの各ユニットを“手足”のように適切に制御する。
GR86およびSUBARU BRZのワンメイクレースであるGR86/BRZカップの参戦用車両、GR86 Cup Car BasicにAT(6 Super ECT)仕様を設定した点もトピック。ユーザーそれぞれの好みに応じたトランスミッションが選べるよう選択肢を増やすことで、より多くの人にスポーツ走行の楽しさを提供する。
パワーユニットは基本的に従来を踏襲し、FA24型2387cc水平対向4気筒DOHC筒内直接+ポート燃料噴射D-4Sエンジン(最高出力235ps/7000rpm、最大トルク25.5kg・m/3700rpm)を搭載している。
