9月軽乗用市場は2カ月ぶりの前年実績超え。N-BOX が2万4953台を販売で首位独走!(SUV除く軽自動車販売TOP15・2024年9月)

 

9月の軽乗用車マーケットは、かろうじて前年実績超え

 7月、8カ月ぶりに前年実績を上回った軽乗用場車市場は、先月8月は再び前年割れ(93.7%)、需要期にあたる9月は12万5,813台の販売で、前年同月比100.2%と2カ月ぶりに前年実績を上回った。主要ブランドのシェア(カッコ内は販売台数の前年同月比)は、スズキが33.8%(同110.9%)、ダイハツは21.4%(同75.7%)、ホンダは23.6%(同112.6%)、日産は12.6%(同12.6%)。ダイハツ、スバル、トヨタ以外は前年実績超えとなった。

N-BOXは2位のスズキ・スペーシアに9000台以上の差をつけて首位。写真は9月27日発売されたN-BOX JOY。アウトドアギアにふさわしい装備が充実

 

ホンダN-BOXが2万4953台を販売、首位独走。

 軽乗用車ランキングはホンダN-BOXが4カ月連続の首位。2万5000台近いセールス(前年同月比121%)は2位に大きく差をつけた。生産状況にもよるが、9月末に発表となったN-BOX JOYは10月以降のセールスにどう影響を与えるか興味深い。2位のスズキ・スペーシアは9,000台の差をつけられてものの、同比135%と前年を大きく上回り、好調を維持。N-BOX JOY同様、アウトドア志向のスペーシア・ギアは9月20日発売。三菱デリカ・ミニを加えたアウトドア志向モデルの動向にも注目だ。

 

スズキ・スペーシア・ギア・ハイブリッドXZターボ(FF)/価格:7CVT 203万7200円。スペーシアギアは、ターボと自然吸気を設定。駆動方式はFFと4WDが選べる。価格は195万2500〜215万7100円。ボディカラーは写真のミモザイエローパールM&ガンメタ2トーンルーフなど2トーン6種、モノトーン3色の全9タイプ

今年の5月には軽乗用首位を獲得したスズキ・スペーシア。9月は前年実績を35%上回る好調ぶり。追加モデル、スペーシア・ギア(写真)にも注目

3位にはダイハツタント。タントのアウトドア志向モデルは、ファンクロス(写真)。ラギッドなフロント周りが特徴。

▲日産ルークス・ハイウェイスターGターボ アーバンクロム プロパイロットエディション(2WD) 価格:CVT224万8400円 全長3395×全幅1475×全高1780mm ホイールベース2495mm 車重1010kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費19.2km/リットル 写真のボディカラーは新色のカンジュクカシス/ブラック

8月からワンランクアップの4位、日産ルークス。前年比118%、7444台をセールス。デイズも前年実績超えで7位と好調。写真はルークス・ハイウェイスターGターボ アーバンクロム

 

■カー・アンド・ドライバー調べ
(※ジムニーなどのSUVモデルは別カウント)

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