7月、8カ月ぶりに前年実績を上回った軽乗用場車市場は、先月8月は再び前年割れ(93.7%)、需要期にあたる9月は12万5,813台の販売で、前年同月比100.2%と2カ月ぶりに前年実績を上回った。主要ブランドのシェア(カッコ内は販売台数の前年同月比)は、スズキが33.8%(同110.9%)、ダイハツは21.4%(同75.7%)、ホンダは23.6%(同112.6%)、日産は12.6%(同12.6%)。ダイハツ、スバル、トヨタ以外は前年実績超えとなった。
軽乗用車ランキングはホンダN-BOXが4カ月連続の首位。2万5000台近いセールス(前年同月比121%)は2位に大きく差をつけた。生産状況にもよるが、9月末に発表となったN-BOX JOYは10月以降のセールスにどう影響を与えるか興味深い。2位のスズキ・スペーシアは9,000台の差をつけられてものの、同比135%と前年を大きく上回り、好調を維持。N-BOX JOY同様、アウトドア志向のスペーシア・ギアは9月20日発売。三菱デリカ・ミニを加えたアウトドア志向モデルの動向にも注目だ。
■カー・アンド・ドライバー調べ
(※ジムニーなどのSUVモデルは別カウント)