12月の登録車新車販売台数(商用車を除く)は20万630台で、前年同月比+11.0%、12ヶ月連続の増。セグメント別に見ると、普通乗用車は、13万5486台の同+19.3%で12カ月連続の増。小型乗用車は6万5144台、-3.1%で3カ月連続の減少となった。
先月、SUVを除いた登録車ランキングで、11,194台の同数登録首位となったトヨタ・シエンタとルーミー、12月はシエンタが9390台を販売し、再び首位を奪回した。その差は僅か400台ほどであった。2位のルーミーは前年比120%と好調、前年並み(同100%)のシエンタに対して、追い上げムードであったが、ルーミーはダイハツのOEM車。不正認証問題による出荷停止が12月20日より開始されたため、1月登録よりしばらく停滞するだろう。
他の車種に目を向けると、トヨタ・プリウスが安定した強さで3位に。1月以降、シエンタの牙城を崩す可能性を持つのはこのクルマか?また、先月から7ランクアップ、ホンダ・フリードが4位に躍進。
3月、クルマ販売は需要ピークを迎える。部品供給が復調してきたとはいえ、メーカー各社、納期問題が解決したわけではなく、ダイハツの出荷停止による他ブランドへの影響も予想される。新車購入予定の方は、早めの納期(工場出荷時期)チェックをお勧めする。
■カー・アンド・ドライバー調べ
(※ヤリスクロス、カローラクロスはSUVとして別カウント)