11月の軽乗用車市場は前年比103.7%、4カ月連続前年超え。ホンダN-BOXが首位継続!(SUV除く軽自動車販売TOP15・2023年11月)

 

 11月の軽乗用車市場は119,459台の販売で前年同月比103.7%と4ヶ月連続の前年超え。登録車である小型乗用車が同前年比、マイナス5.2%(7万4291台)と2カ月連続の減少のところ、手堅い市場だ。主要ブランドのシェア(カッコ内は販売台数の前年同月比)は、ダイハツが30.4%(94.5%)、スズキは29.9%(同99.5%)、ホンダは21.8%(同114.6%)だった。モデル別では首位は変わらずホンダN-BOX。

▲新設定のN-BOXファッションスタイルにはオフホワイトのドアミラーやアウタードアハンドルを専用装備

ライバル不在で、さらなる独走が続くか。画像はN-BOX・ファッションスタイル

 

 N-BOXは2位のタントに5000台以上の差をつけ独走状態。前年同月比で121%とモデルチェンジ後も変わらず好調を維持。
 ダイハツの不正申請による工場出荷停止を受け、ダイハツ車の販売は12月下旬以降OEM車両(トヨタ・SUBARU・マツダ)を含めほぼストップ。来月発表の12月の販売ランキングには影響が少ないものの、年明け1月以降のランキングは大きく様相が変わるだろう。
 オフィシャルサイトによると、ホンダの軽自動車出荷予定は、現時点で約1カ月程度と、短縮化傾向だったが、需要期である3月に向け他社を含めタマ不足、納期の長期化が予想される。

▲ダイハツ・タント・X (2WD) 価格:CVT154万円 全長3395×全幅1475×全高1755mm ホイールベース2460mm 車重910kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費22.7km/リットル 標準モデルのタント・シリーズは全体の受注のうちの約20%を占める

ダイハツKカー主力のタント。ムーヴ、ミラなどシリーズすべてが出荷停止に。

▲日産デイズX(2WD) 価格:CVT147万8400円 全長3395×全幅1475×全高1650mm ホイールベース2495mm 車重840kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費23.2km/リットル 写真のボディカラーはソルベブルーM/ホワイトパール3P

ほぼ前年並みのマーケットの中、前年同月比165%で3ランクアップ、10位の日産デイズ

▲軽スーパーハイトワゴンの三菱デリカミニにアウトドアイメージをより高める新ディーラーオプションの「CHAMONIX(シャモニー)パッケージ」を設定

デザイン・オブ・ザ・イヤーに輝いた三菱デリカミニ。3901台の9位と好調。画像は新ディーラーオプションの「CHAMONIX(シャモニー)パッケージ」装着車

■カー・アンド・ドライバー調べ
(※ジムニーやタフトなどのSUVモデルは別カウント)

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