日産が北京モーターショー2026(Auto China 2026)において、新エネルギー車(NEV)のSUVモデルとなる「テラノPHEVコンセプト」と「アーバンSUV PHEVコンセプト」を初披露。市販モデルは1年以内に発表すると予告。合わせて東風日産乗用車公司が本年4月に発売したミドルクラスSUVの新型BEV「NX8」を展示
日産自動車は2026年4月24日~5月6日に開催された北京モーターショー2026(Auto China 2026)において、新エネルギー車(NEV)のSUVモデルとなる「テラノPHEVコンセプト」と「アーバンSUV PHEVコンセプト」を世界初公開。合わせて、東風日産乗用車公司が本年4月8日に発表・発売したミドルクラスSUVの新型NEV「NX8」を出展した。

▲日産自動車が北京モーターショー2026において新エネルギー車(NEV)のSUVモデルとなる「テラノPHEVコンセプト」と「アーバンSUV PHEVコンセプト」を初公開。東風日産乗用車公司が本年4月に発売したミドルクラスSUVの新型BEV「NX8」も出展する
日産自動車は経営再建計画Re:Nissanの先を見据えた長期ビジョンとして「モビリティの知能化で、毎日を新たな体験に(Mobility Intelligence for Everyday Life)」 というテーマを掲げ、AIを中心に据えたAIディファインドビークル(AIDV)を中核として、モビリティの知能化により毎日を新たな体験に変えていくことを目指すと宣言している。このビジョンのもと、中国は日本および米国とともに日産の3つのリード市場の1つとして、2 つの明確で重要な役割を担う。1つは中国の強固な国内市場として、中国のユーザーに対して明確で高い価値を提供して販売拡大を狙う。もう1つは中国をグローバルなイノベーションと輸出のハブとして捉え、中国のイノベーションとスピードを活かして競争力のある技術や商品を開発し、これをグローバルに展開するという計画を立てている。今回発表された「テラノPHEVコンセプト」と「アーバンSUV PHEVコンセプト」の市販版も、世界戦略車としての役割を果たす予定だ。
出展されたモデルの特徴を紹介していこう。
まず「テラノPHEVコンセプト」は、日産にとって象徴的なネーミング“テラノ(TERRANO)”を復活させるモデルに位置。最新のプラグインハイブリッド技術を搭載するとともに、日産が培ってきたオフロードでの高い走行性能を継承・発展させて採用し、アウトドアでの走破性と都市部での快適な通勤というユーザーの2つのニーズに高いレベルで応えるモデルに仕立てている。





次に「アーバンSUV PHEVコンセプト」は、中国の若いユーザーをターゲットに開発したSUVモデルに位置。日産の近未来のSUVラインアップに通じるデザイン要素を取り入れると同時に、先進的な電動化技術を採用し、都市部での日常走行に適した性能を実現している。





▲「アーバンSUV PHEVコンセプト」は中国の若いユーザーをターゲットに開発したSUVモデル。日産の近未来のSUVラインアップに通じるデザイン要素を取り入れると同時に、先進的な電動化技術を採用する。市販モデルは1年以内に発表予定
そして、東風日産乗用車公司が手がけたミドルクラスSUVの新型NEV「NX8」は、「すべての家族にとって理想的なSUV」をコンセプトに開発。スタイリッシュかつ洗練されたSUVデザインや、先進のインフォテインメントシステムを採用したインテリア、自動駐車支援機能など最新の知能化技術を採用し、パワートレインにはBEVとレンジエクステンダー(REEV)の2機種を設定している。





▲東風日産乗用車公司が手がけた「NX8」は、「すべての家族にとって理想的なSUV」をコンセプトに開発。スタイリッシュかつ洗練されたSUVデザインや、先進のインフォテインメントシステムを採用したインテリア、自動駐車支援機能など最新の知能化技術を採用する。パワートレインにはBEVとレンジエクステンダーの2機種を設定
なお、日産は「テラノPHEVコンセプト」と「アーバンSUV PHEVコンセプト」の市販モデルを1年以内に発表すると予告。テラノとNX8については輸出も予定する。また、中国市場では1年以内に新たに3車種のNEVモデルの投入を計画している。
