フェラーリが“トゥルースポーツカー”を謳う4ドア4シーターモデルの「プロサングエ」にスポーティな走行特性をさらに強化した「ハンドリング スペチアーレ」仕様を設定。アクティブサスペンションのキャリブレーションの見直しや、8速F1デュアルクラッチトランスミッションのセッティング変更、エンジンサウンドの再チューニングなどを実施。内外装ディテールの修正も敢行
伊フェラーリは2026年4月29日(現地時間)、同ブランド初の4ドア4シーターモデルとなる「プロサングエ(Purosangue)」に「ハンドリング スペチアーレ(Handling Speciale)」仕様を設定したと発表した。
スポーティな走行特性をさらに強化したハンドリング スペチアーレ仕様は、アクティブサスペンションのキャリブレーションの見直しや、トランスミッションのセッティング変更、エンジンサウンドの再チューニングなどを実施。合わせて内外装ディテールも修正して、ダイナミックさをいっそう際立たせたことが特徴である。
まずアクティブサスペンションのキャリブレーションの見直しでは、車体の動きを既存モデル比で10%抑え、とくに荷重移動が最も顕著になる急な方向転換時に、小回りの効くコントロールしやすい感覚を実現。ドライバーのステアリング操作に対する応答性が向上し、より思い通りに操れる感覚を強めている。
8速F1デュアルクラッチトランスミッション(8速DCT)のセッティングも変更。通常走行時のギアシフトは標準仕様と同様にスムーズかつ迅速だが、「レース」モードと「ESCオフ」モードではパドル変速操作に対する応答時間を短縮し、より俊敏で確実なギアチェンジを可能とする。とくに5500rpm以上ではその効果が顕著となり、ドライバーの運転への没入感をいっそう高めている。
エンジンサウンドの面では、始動時や加速時でより力強いサウンドを奏でるように再チューニング。自然吸気V12エンジンならではの特性をいっそう際立たせた。なお、エンジン自体は通常モデルを踏襲し、コードネームF140IAの6496cc・V型12気筒DOHC48Vユニット(最高出力725ps/7750rpm、最大トルク716Nm/3000~5750rpm)をフロントミッドシップに搭載している。
エクステリアに関しては、カーボンファイバー製サイドシールドやマットブラックのテールパイプ、ブラックの跳ね馬エンブレム(リア)、サテン仕上げのフェラーリロゴなどを装備してスポーティ感を強調。足もとには新しいダイヤモンドカット仕上げのアロイホイールを組み込んでいる。

▲カーボンファイバー製サイドシールドやマットブラックのテールパイプ、ブラックの跳ね馬エンブレム(リア)、サテン仕上げのフェラーリロゴを装備。ボディサイズは全長4973×全幅2028×全高1589mm/ホイールベース3018mm、車重は2033kgに設定
一方でインテリアには、カーボンファイバー製パーツを随所に配するとともに、ドアシルとリアバックレストには“Purosangue HANDLING SPECIALE”ロゴを刻んだ専用プレートを装着。シートには個々に調節可能な独立したスポーツタイプの4座席を配備している。
