その名もフェラーリ「12気筒」。何とも直球ど真ん中の車名で登場したマラネッロの新たなフラッグシップ、「ドーディチ・チリンドリ」の試乗レポート。完全フロントミッドに搭載されるF140HD型は812コンペティツィオーネ用F140HB型をベースに開発されたユニット。総排気量は6.5リッターで最高出力830cv/9250rpm、最大許容回転数9500rpmを誇る。ライターの西川淳氏は、マラネッロは「純エンジンの勝負」もしばらく続けられると判断して開発プログラムを継続したと分析。その走りはどうだったのか、詳しくは本編で。