日本向けルノー・トゥインゴの生産が本年をもって終了

ルノーがトゥインゴの日本向けモデルの生産を2023年で終了すると予告。合わせて一部仕様変更と車両価格の改定を実施

 ルノー・ジャポンは2023年7月3日、トゥインゴの日本向けモデルの生産が2023年で終了すると発表。さらに、同日より一部仕様変更と車両価格の改定を実施した。

▲ルノー・トゥインゴ・インテンスEDC 価格:6DCT259万円 全長3645×全幅1650×全高1545mm ホイールベース2490mm 車重1030kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費17.4km/リットル トゥインゴの日本向けモデルの生産は2023年をもって終了する

▲ルノー・トゥインゴ・インテンスEDC 価格:6DCT259万円 全長3645×全幅1650×全高1545mm ホイールベース2490mm 車重1030kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費17.4km/リットル トゥインゴの日本向けモデルの生産は2023年をもって終了する

 

 トゥインゴは斬新なモノスペースデザインのコンパクトカーとして1993年にデビュー。2007年には第2世代に切り替わり、多彩なニーズに対応してGTモデルやRSモデルといった高性能バージョンを設定する。そして2014年には、現行の第3世代が登場。往年のルノー5のデザインエッセンスを新解釈で取り入れるとともに、リアエンジン・リアドライブの駆動レイアウトを採用して、活発に走る小粋なフレンチコンパクトに仕立てていた。

 日本市場では1995年より正規輸入がスタートし、30年近くに渡って販売され続ける。そして本年、ついに日本向けのトゥインゴの生産が終了することとなった。

▲ルノー・トゥインゴ・インテンス・キャンバストップEDC 価格:6DCT274万円 全長3645×全幅1650×全高1545mm ホイールベース2490mm 車重1050kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費17.4km/リットル

▲ルノー・トゥインゴ・インテンス・キャンバストップEDC 価格:6DCT274万円 全長3645×全幅1650×全高1545mm ホイールベース2490mm 車重1050kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費17.4km/リットル

 

 また、日本向けモデルは7月3日に一部仕様変更と車両価格の改定を行う。仕様に関しては、スマートフォンミラーリング機能にApple CarPlay対応ワイレスミラーリング機能を追加して利便性をアップ。さらに、ボディカラーのバリエーションはブルードラジェ、ブランクオーツM、ルージュフラムM、グリリュネールMという4色のラインアップに変更した。

 パワートレインは基本的に従来と共通で、インテンスEDC系に897cc直列3気筒DOHC12Vターボエンジン(92ps/135Nm)+6速EDC(エフィシエント・デュアル・クラッチ)を、インテンスMTに997cc直列3気筒DOHC12Vエンジン(65ps/95Nm)+5速MTを搭載している。

▲スマートフォンミラーリング機能にApple CarPlay対応ワイレスミラーリング機能を追加

▲スマートフォンミラーリング機能にApple CarPlay対応ワイレスミラーリング機能を追加

 

新車両価格は以下の通り。

トゥインゴ・インテンスEDC:259万円(旧価格255万円)

トゥインゴ・インテンス・キャンバストップEDC:274万円(旧価格270万円)

トゥインゴ・インテンスMT:250万円(旧価格241万円)

 旧価格比で4万円~9万円のアップとなるが、これは原材料費や物流費などの高騰に対応した結果だという。なお、メタリックの特別塗装価格に変更はない。

▲ルノー・トゥインゴ・インテンスMT 価格:5MT 250万円 全長3645×全幅1650×全高1545mm ホイールベース2490mm 車重960kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費20.7㎞/リットル

 ▲ルノー・トゥインゴ・インテンスMT 価格:5MT 250万円 全長3645×全幅1650×全高1545mm ホイールベース2490mm 車重960kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費20.7㎞/リットル

 

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