マツダがフレア クロスオーバーをマイナーチェンジ。実用性と個性を兼ね備えたデザインへ刷新するとともに、先進安全技術と快適装備をバージョンアップ
マツダは2026年6月25日、軽クロスオーバーモデルのフレア クロスオーバーを商品改良し、同日より発売した。

▲マツダ・フレア クロスオーバーXS(2WD) 価格:198万5500円 全長3395×全幅1475×全高1680mm ホイールベース2460mm 車重830kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費24.3km/リットル 写真のボディカラーはソフトベージュメタリック/ブラウンルーフ
車種展開は以下の通り。
XG:2WD161万400円/4WD174万4600円
XS:2WD198万5500円/4WD211万9700円
ZS:2WD206万2500円/4WD219万7800円
XT:2WD206万3600円/4WD219万8900円
ZT:2WD214万1700円/4WD227万5900円

▲マツダ・フレア クロスオーバーZT(2WD) 価格:214万1700円 全長3395×全幅1475×全高1680mm ホイールベース2460mm 車重850kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費22.0m/リットル 写真のボディカラーはウッドランドカーキメタリック/ブラックルーフ
スズキからOEM供給を受けて販売するマツダ・フレア クロスオーバーは、スズキ・ハスラーをベースとするマツダ・ブランドの軽クロスオーバー車だ。今回の改良は、実用性と個性を兼ね備えたデザインへ刷新するとともに、先進安全技術と快適装備を進化させたことが特徴である。
まずデザイン面では、フロントビューを刷新したことがトピックだ。XG/XS/XTはフロントグリルをヘッドランプとつなげた逆台形の造形とし、バンパーは外板色の面積を拡大することで、より個性的で動きのあるデザインを表現。一方でZS/ZTは大胆なブロック形状の専用フロントグリルを配備し、より力強いマスクに仕立てた。
ボディカラーについては、新たに「ウッドランドカーキメタリック」を採用。彩度感のあるカーキでありながら武骨さやタフさを感じられ、クルマの持つ楽しさとタフさを兼ね揃えた色彩に仕上げる。ラインアップとしては、XGが全5色を設定。新採用色のほか、「ミネラルグレーメタリック」と「ソフトベージュメタリック」を追加する。また、XS/XTは全6色を設定(2トーンルーフ仕様も含む)。新採用色に加え、2トーンルーフ仕様に「ブラウン」を追加し、「ウッドランドカーキ2トーンカラー(ブラウンルーフ)」「ソフトベージュメタリック2トーンカラー(ブラウンルーフ)」をラインアップした。そして、ZS/ZTは全5色を設定(2トーンルーフ仕様も含む)。「オフブルーメタリック」、「スチールシルバーメタリック」、「ウッドランドカーキ2トーンカラー(ブラックルーフ)」、「デニムブルーメタリック2トーンカラー(ブラックルーフ)」を追加している。
先進安全運転支援システムに関しては、検知対象や対応シーンを拡大した衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」を全車に標準装備。単眼カメラとミリ波レーダーを組み合わせることで、検知対象に従来の四輪車・歩行者に加えて自動二輪車・自転車も追加する。対応シーンも従来の先行車追突検知、対歩行者の一部検知だけでなく、交差点内での出会い頭や右左折時対向シーンなどの幅広い検知に対応させた。また、パーキングセンサー(フロント)を設定し、フロントバンパーに内蔵した4つの超音波センサーで 障害物との距離を測り、4段階のブザー音とメーター表示で障害物への接近を通知する。さらに、低速前進時ブレーキサポートを新設定し、パーキングセンサー(フロント)で検知した障害物への衝突の危険性が高まると、衝突被害軽減ブレーキが作動し、衝突の回避または衝突時の被害軽減をサポートする。そして、発進お知らせ機能には先行車発進時に加えて信号切り替わり時にお知らせする機能を採用。アダプティブクルーズコントロール(ACC)には全車速追従機能に加えて、2秒以上の停止に対応し、渋滞時の利便性を向上させた停止保持機能を組み込んだ。ほかにも、長距離運転の負担を軽減するレーンキープアシスト機能(ACC利用時)や、車線変更時などに後方から接近する車両を検知し、ドライバーへ注意を促して安全運転をサポートするブラインドスポットモニター(BSM)を追加している。
快適装備の面では、全車にオート格納ドアミラー&LEDサイドターンランプと電動パーキングブレーキ&ホールド機能を追加したことが訴求点。また、XGを除くグレードに全方位モニター&スマートフォン連携ナビゲーションを標準装備し、合わせてUSBチャージャーをType-C×2に変更した。
パワートレインは基本的に従来を踏襲し、発電効率に優れたISG(モーター機能付発電機)により減速時のエネルギーを利用して発電し、アイドリングストップ車専用鉛バッテリーと専用リチウムイオンバッテリーに充電して、その電力を活かして加速時にはモーターでエンジンをアシストするマイルドハイブリッドシステムを全車に採用する。そのうえで、自然吸気エンジンにはデュアルインジェクションシステムやクールドEGRを組み込んだR06D型657cc直列3気筒DOHC12V・吸排気VVTユニット(最高出力49ps/6500rpm、最大トルク5.9kg・m/5000rpm)を、ターボエンジンにはR06A型658cc直列3気筒DOHC12V・VVTインタークーラーターボユニット(最高出力64ps/6000rpm、最大トルク10.0kg・m/3000rpm)を搭載。モーターはR06DエンジンにWA04C型モーター(最高出力1.9kW/1500rpm、最大トルク40Nm/100rpm)を、R06AエンジンにWA05A型モーター(最高出力2.3kW/1000rpm、最大トルク50Nm/100rpm)を組み合わせた。一方、トランスミッションには軽量化と高効率化を果たしたCVT(ターボエンジン搭載車は7速マニュアルモード付)を採用。駆動機構に関しては、2WD(FF)とフルタイム4WDを設定している。
