【いま買える最新BEV特集】アウディ Q8 eトロン

eトロンはQ8をモデル名に付けて仕様変更を実施

車名の変更とともに、エクステリアも変更。開口の少ないシングルフレームグリルを、ブラックのマスクで囲む新しいフロントデザインを採用している。

2020年9月にアウディ初の電気自動車となるeトロンスポーツバックを日本で発表。その後、2021年1月にSUVタイプのeトロンを追加リリースしていたが、2023年3月に大幅にアップデートを実施。モデル名に電動SUV/クロスオーバーラインアップの頂点に立つQ8を付け、Q8 eトロン/Q8スポーツバックe-tronとして発表された。

SUVタイプとなるQ8 eトロンは50と55を設定し、50 eトロンクワトロSラインは総容量は95kWh(先代比+24kWh)のバッテリーを搭載し、航続距離は424km (先代比+89km)を達成している。一方、55eトロンSラインは、総容量114kWh(先代比+19kWh)のより大きなバッテリーを搭載し、航続距離は501km (先代比+78km)を実現している。いずれもモーターを前後に1つずつ搭載して4輪を駆動するクワトロモデルで、システム総出力/総トルクは50が340ps/664Nm、55が408ps/664Nmを発生する。

インテリアではステアリングのデザインが変更されたが、基本的にeトロンのものを踏襲。

充電性能においては、両モデル共通して150kWまでの急速充電に対応することにより、例えば55eトロンクワトロの場合、150kW急速充電器を使用すると、10%から80%までが34分で充電可能となる。

アウディ Q8 55 eトロン クワトロ Sライン 主要諸元

グレード=Q8 55 eトロン クワトロ Sライン(4WD
価格=1275万円
全長×全幅×全高=4915×1935×1635mm
ホイールベース=2930mm
トレッド=フロント:1645/リア:1645mm
車重=2600kg
モーター型式=EAS/EDE(交流同期電動機)
モーター定格出力=165kW
モーター最高出力=300kW(408ps)
モーター最大トルク=664Nm(67.7kgm)
一充電走行距離(WLTCモード)=501km
交流電力量消費率(WLTCモード)=239Whkm
駆動用バッテリー=リチウムイオン電池
駆動用バッテリー総電力量=114kWh
サスペンション=フロント:マルチリンク/リア:マルチリンク
ブレーキ=フロント:ディスク/リア:ディスク
タイヤ&ホイール=255/50R20
駆動方式=4WD
乗車定員=5名
最小回転半径=5.7m

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