マツダが軽キャブバン「スクラムバン」と軽キャブワゴン「スクラムワゴン」を商品改良。フロントデザインの刷新や先進安全装備のアップグレード、機能装備の拡充、グレード展開の見直しなどを実施
マツダは2026年5月28日、軽キャブバン「スクラムバン」と軽キャブワゴン「スクラムワゴン」の一部改良を行い、同日より発売した。

▲マツダ・スクラムバンBUSTER TURBO(2WD) 価格:178万6400円 全長3395×全幅1475×全高1895㎜ ホイールベース2430mm 車重940kg 乗車定員2(4)名 WLTCモード燃費15.1km/リットル バンにターボエンジン搭載車のBUSTER TURBOを新設定。写真のボディカラーはブルーイッシュブラックパール
車種展開は以下の通り。
■スクラムバン
PA・2WD:5MT135万4100円/CVT144万7600円
PA・4WD:5MT148万6100円/CVT160万1600円
PC・2WD:CVT155万1000円
PC・4WD:CVT170万5000円
BUSTER・2WD:CVT166万5400円
BUSTER・4WD:CVT181万9400円
BUSTER TURBO・2WD:CVT178万6400円
BUSTER TURBO・4WD:CVT194万400円
■スクラムワゴン
PZ・2WD:CVT204万8200円
PZ・4WD:CVT220万2200円
PZ-S・2WD:CVT212万1900円
PZ-S・4WD:CVT227万5900円
なお、車種展開ではターボ車へのニーズに応えて「BUSTER TURBO」を新設する一方、安全装備の標準化と需要の変化に伴い「PA-S」および「PC・5MT車」をカタログから外している。

▲マツダ・スクラムバンPA(2WD、CVT) 価格:144万7600円 全長3395×全幅1475×全高1895㎜ ホイールベース2430mm 車重910kg 乗車定員2(4)名 WLTCモード燃費16.4km/リットル PAグレードのトランスミッションにCVTを新採用。写真のボディカラーはホワイト
スズキからOEM供給を受けて販売するマツダのスクラムバン/スクラムワゴンは、スズキのエブリイ/エブリイワゴンをベースとするマツダ・ブランドの軽キャブバン/軽キャブワゴンだ。今回の仕様変更では、フロントデザインを刷新して存在感をより高めるとともに、機能装備の拡充や先進安全運転支援システムのアップデートなどを図って、より魅力的な軽キャブバン/キャブワゴンに仕立てたことが特徴である。

▲マツダ・スクラムワゴンPZ-S(2WD) 価格:212万1900円 全長3395×全幅1475×全高1910㎜ ホイールベース2430mm 車重1000kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費15.1km/リットル 写真のボディカラーはモスグレーメタリック
まずフロントデザインは、バンがフロントグリルをブラックアウトし、バンパー下部の開口部をワイド&ローな形状に変更。一方でワゴンは立体的なグリル形状を採用し、バンと同様のバンパー形状と合わせてより精悍で迫力のあるマスクを創出した。
インテリアについては、内装色をブラック基調とすることで落ち着きのある雰囲気を演出。また、新デザインのデジタルスピードメーター&マルチインフォメーションディスプレイや新造形のステアリングホイールを採用して、視認性および操作性を向上させた。

▲内装色をブラック基調とすることで落ち着きのある雰囲気を演出。写真はスクラムバンBUSTER TURBOのインテリアで、ファブリック表皮シートやセパレートタイプフロントシート、分割可倒式リアシートなどを標準装備

▲ワゴンもブラック基調の内装色を採用。写真はPZ-Sのインテリアで、本革巻きステアリングホイールやステアリングヒーター、フルオートエアコン、ベンチタイプフロントシート、運転席シートヒーター、分割可倒式リアシートなどを標準装備
先進安全運転支援システムの面では、検知対象に従来の四輪車・歩行者に加えて自動二輪車・自転車も追加した衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」のほか、リアに加えてフロントの機能を追加したパーキングセンサー、低速前進時のブレーキサポート、先行車発進時に加えて信号切り替わり時に知らせる機能を追加した発進お知らせ機能、改良および機能追加を図った車線逸脱抑制機能/車線逸脱警報機能/標識認識機能を採用して、走行時の安全性を向上させる。また、ワゴンには長距離運転の負担を軽減するアダプティブクルーズコントロール(ACC)や、冬場の運転を快適にするステアリングヒーターを新たに配して快適性を高めた。
![▲高速道路や自動車専用道路を走行中に設定した速度での走行や適切な車間距離を保ちながら先行車を追従することで運転操作の負担を軽減するアダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能付]をワゴンに配備](https://www.caranddriver.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/bc51cbf032c4e2372490bf1722351a19.jpg)
▲高速道路や自動車専用道路を走行中に設定した速度での走行や適切な車間距離を保ちながら先行車を追従することで運転操作の負担を軽減するアダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能付]をワゴンに配備
パワートレインはバンにR06A型658㏄直列3気筒DOHC12V・VVTエンジン(最高出力49ps/6200rpm、最大トルク6.1kg・m/4000rpm)+5速MT/CVTと、R06A型658㏄直列3気筒DOHC12V・VVTインタークーラー付ターボエンジン(最高出力64ps/6000rpm、最大トルク9.7kg・m/3000rpm)+CVTを、ワゴンにR06A型658㏄直列3気筒DOHC12V・VVTインタークーラー付ターボエンジン(最高出力64ps/6000rpm、最大トルク9.7kg・m/3000rpm)+CVTを搭載。駆動方式は2WD(後輪駆動)と4WDを設定する。また、PAグレードのトランスミッションにCVTを新採用し、燃費性能と静粛性を向上。さらに、バンとワゴンともに経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーSワイド」、国土交通省による「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当している。
