“Driving Lounge”をコンセプトに据えたレクサス初のBEV3列シートSUVモデルがワールドプレミア。日本での発売は2026年冬ごろを予定

レクサスが多彩なライフスタイルを提案する新型BEV3列シートSUVモデルの「TZ」を初公開。レクサス特有の静粛性と乗り心地や開放的なキャビンによる自然体で過ごせるラウンジ空間を創出したうえで、クルマの大きさを感じさせないドライバーと一体感のある走りや、SUVらしい力強いスタイリングと空力性能の二律双生を追求したデザイン、竹やリサイクル素材などを取り入れたサステナブルな材料の内外装などを採用

 レクサスは2026年5月7日、多彩なライフスタイルを提案する新世代BEV3列シートSUVモデルの「TZ」を世界初公開した。

▲レクサスが多彩なライフスタイルを提案する新型BEV3列シートSUVモデルの「TZ」を初公開。日本での発売は2026年冬ごろを予定。写真のボディカラーは新規開発色の「SONIC TELLUS(ソニックテーラス)」

▲レクサスが多彩なライフスタイルを提案する新型BEV3列シートSUVモデルの「TZ」を初公開。日本での発売は2026年冬ごろを予定。写真のボディカラーは新規開発色の「SONIC TELLUS(ソニックテーラス)」

“Driving Lounge”をコンセプトに開発したレクサス初のBEV3列シートSUVモデルとなるTZは、レクサス特有の静粛性と乗り心地や開放的なキャビンによる自然体で過ごせるラウンジ空間を創出するとともに、クルマの大きさを感じさせないドライバーと一体感のある走りや、SUVらしい力強いスタイリングと空力性能の二律双生を追求したデザイン、竹やリサイクル素材などを取り入れたサステナブルな材料の内外装などを採用し、ライフスタイルやライフステージへのあらゆる可能性の広がりをイメージした“DISCOVER LIMITLESS”というテーマを明確に具現化したことが特徴である。

 Lexus Internationalの宮浦猛チーフエンジニアは、「TZはドライバーと家族が笑顔になれる上質な移動空間“Driving Lounge”というコンセプトを掲げ、開発メンバー全員でその姿を問い続けながら開発してきたモデルです。時間を何よりも大切にし、本物を知るお客様に選んで いただくというレクサスが目指すブランド価値を想定し、TZを通じてレクサスの新しい体験をお届けしたいと考えています。このようなレクサスが目指す価値観を成し得るにあたり、たどりついた手段がBEVでした。電動化による操る楽しさや走りの進化を実現するにはBEVは最適解だと考えています。“見て”“乗って”“走って”体験するレクサスらしさに加え、新しく“過ごして”体験する価値も提供します」とコメント。また、「TZ の開発でまずこだわったのは、デザインと空力性能の二律双生です。BEVで重要視される空力性能に加え、拡大するラグジュアリーMid-SUV市場において唯一無二の個性を発揮するためにはどのようなスタイリングになるべきか。普段は相容れにくい技術とデザインを上手く融合させた、機能美から生まれたデザインが特徴的だと考えています。インテリアにおいても、すべての座席でラウンジのようにくつろげる空間を目指し、新開発のプラ ットフォーム、シート、パノラマルーフをはじめ、部品1つひとつの細部にまでこだわりました。走りに関してはBEVであるメリットを最大限に活用しつつ、レクサスの味磨き活動を取り入れ、徹底的に鍛え上げました。止まっていても、走っていても何より静かな空間を目指し、静粛性には特にこだわり、音響も楽しむことができるラウンジ空間を作り上げることもできました。より長い時間をTZで過ごしていただけるように、音楽を楽しむならTZで、そんな使い方も提案します」とアピールした。車種展開としてはシステム総出力300kWのTZ550eと同230kWのTZ450eを設定している。

▲レクサス初のBEV3列シートSUVモデルとなるTZは“Driving Lounge”をコンセプトに開発。レクサス特有の静粛性と乗り心地や開放的なキャビンによる自然体で過ごせるラウンジ空間を創出するとともに、クルマの大きさを感じさせないドライバーと一体感のある走りや、SUVらしい力強いスタイリングと空力性能の二律双生を追求したデザインなどを採用する

▲レクサス初のBEV3列シートSUVモデルとなるTZは“Driving Lounge”をコンセプトに開発。レクサス特有の静粛性と乗り心地や開放的なキャビンによる自然体で過ごせるラウンジ空間を創出するとともに、クルマの大きさを感じさせないドライバーと一体感のある走りや、SUVらしい力強いスタイリングと空力性能の二律双生を追求したデザインなどを採用する

 まずキャビン空間に関しては、新開発プラットフォームとサスペンションレイアウトの工夫などにより低床・ロングホイールベースのパッケージで広々とした室内空間を確保するとともに、レクサスらしい静粛性にも徹底的にこだわる。また、3列すべてで快適な乗車体験を提供するためにシート構造やインテリア素材にこだわり抜いたほか、薄型インストルメントパネルや薄型シート、世界最大長の可動式パノラマルーフで開放感ある空間とした。さらに、オットマンやシートベンチレーションなどの快適装備を拡充。加えて、光、音、香りなどが連動する“Sensory Concierge(センサリーコンシェルジュ)”による人の感性を刺激する演出や、直感的な操作性と美意識を融合した“Responsive Hidden Switches(レスポンシブヒドゥンスイッチ)”のほか、最新のオーディオシステムによって移動体験をより豊かに彩り豊かに演出している。

▲ボディ骨格とパネルの共振周波数を意図的にずらす共振コントロール、防音材・遮音材の最適配置、骨格内へのゴム系発泡充填材の採用、風切音低減ミラー開発など、多方面から静粛性を追求する

▲ボディ骨格とパネルの共振周波数を意図的にずらす共振コントロール、防音材・遮音材の最適配置、骨格内へのゴム系発泡充填材の採用、風切音低減ミラー開発など、多方面から静粛性を追求する

▲フロントシートには分割構造を採用し、立体感と仕上がりの美しさを両立。薄型シートの採用により、すっきりとした室内空間を構成しながらも座り心地の良さを確保

▲フロントシートには分割構造を採用し、立体感と仕上がりの美しさを両立。薄型シートの採用により、すっきりとした室内空間を構成しながらも座り心地の良さを確保

▲セカンドシートにはレクサスのSUVでは初となるオットマンを設定

▲セカンドシートにはレクサスのSUVでは初となるオットマンを設定

▲サードシートへのスムーズかつ快適な乗り降りを実現すべく、強度を確保しながらアン ダーボディを部分的に下げることで、セカンドシートのシートレール締結部を低く配置。合わせてセカンドシートバックにウォークインスイッチを設ける

▲サードシートへのスムーズかつ快適な乗り降りを実現すべく、強度を確保しながらアン ダーボディを部分的に下げることで、セカンドシートのシートレール締結部を低く配置。合わせてセカンドシートバックにウォークインスイッチを設ける

▲サードシートはソファのような座り心地を目指したシート設計に加え、着座位置を最適配置したプラットフォームにより、開放感のある側方視界や十分なヘッドクリアランスを実現する

▲サードシートはソファのような座り心地を目指したシート設計に加え、着座位置を最適配置したプラットフォームにより、開放感のある側方視界や十分なヘッドクリアランスを実現する

▲セカンドシート・サードシートをそれぞれ折りたたむことで、用途に合わせた室内空間を確保。サードシートの折りたたみはリアドア付近とバックドア付近の2カ所にボタンを設置する

▲セカンドシート・サードシートをそれぞれ折りたたむことで、用途に合わせた室内空間を確保。サードシートの折りたたみはリアドア付近とバックドア付近の2カ所にボタンを設置する

▲サードシート使用時でも55Lスーツケースが4個収納できるラゲッジスペースを実現

▲サードシート使用時でも55Lスーツケースが4個収納できるラゲッジスペースを実現

▲ワイヤ駆動方式のシェードを採用することでクラス最大長・最大面積のシェード開口を確保した大開口薄型可動パノラマルーフを設定

▲ワイヤ駆動方式のシェードを採用することでクラス最大長・最大面積のシェード開口を確保した大開口薄型可動パノラマルーフを設定

▲イルミネーション、音楽、マルチメディア動画、空調が連動し、その時々の乗員の気持ちに寄り添う3つのモードで、快適とくつろぎの車内空間を提供するSensory Concierge(センサリーコンシェルジュ)を採用

▲イルミネーション、音楽、マルチメディア動画、空調が連動し、その時々の乗員の気持ちに寄り添う3つのモードで、快適とくつろぎの車内空間を提供するSensory Concierge(センサリーコンシェルジュ)を採用

▲「幽玄」「幻想」「奏」「移ろい」「閃光」「鼓動」の6つの世界観を持つ色相の異なるLED光源を一定の時間で変化させることで、独自の光の空間を演出するイルミネーションを設定

▲「幽玄」「幻想」「奏」「移ろい」「閃光」「鼓動」の6つの世界観を持つ色相の異なるLED光源を一定の時間で変化させることで、独自の光の空間を演出するイルミネーションを設定

▲インストルメントパネル部にResponsive Hidden Switches(レスポンシブヒドゥンスイッチ)を配備。スイッチとして優れた機能性や操作性を有しながら、シンプルでクリーンな室内空間を創出する

▲インストルメントパネル部にResponsive Hidden Switches(レスポンシブヒドゥンスイッチ)を配備。スイッチとして優れた機能性や操作性を有しながら、シンプルでクリーンな室内空間を創出する

▲21スピーカーの最適配置と音質チューニングにより音楽ホールのような空間を生成するMark Levinsonオーディオシステムを設定

▲21スピーカーの最適配置と音質チューニングにより音楽ホールのような空間を生成するMark Levinsonオーディオシステムを設定

▲リアコンソールには取り外し可能な蓋を設置。蓋の位置を変えることで乗員の使い方に応じて上段・下段の2wayでの使用を可能とする

▲リアコンソールには取り外し可能な蓋を設置。蓋の位置を変えることで乗員の使い方に応じて上段・下段の2wayでの使用を可能とする

 走行性能の面では、バッテリーEV(BEV)ならではの低重心・高剛性を活かし、走りの楽しさと快適な移動空間を実現。単なる移動空間ではなく、走行中も停車中も、すべての乗員が心地良く過ごせる“ラウンジ空間”を目指し、開発コンセプトとして“Driving Lounge”を掲げて、家族の会話や笑顔が自然に生まれる空間を創出する。具体的には、レクサスがこれまで培ってきた技術を惜しみなく採用し、サードシートでも大人2名が快適に過ごせる走行性能を具現化。高い静粛性の作り込みや高次元での車両姿勢制御による手の内感のある走りを実現するとともに、ドライブモード選択によりあらゆるシーンにふさわしい移動体験を生成した。

▲最新のTNGAプラットフォームにより基本性能の向上を図るとともに、BEVならではの低重心・高剛性を活かして走りの楽しさと快適な移動空間を徹底追求する

▲最新のTNGAプラットフォームにより基本性能の向上を図るとともに、BEVならではの低重心・高剛性を活かして走りの楽しさと快適な移動空間を徹底追求する

▲ボディ剛性の強化により、優れた操縦安定性と安定した乗り心地を高次元で両立

▲ボディ剛性の強化により、優れた操縦安定性と安定した乗り心地を高次元で両立

▲TZ専用のサスペンションを開発。フロントにはマクファーソンストラット式(写真・上)、リアにはマルチリンク式(同・下)を採用する

▲TZ専用のサスペンションを開発。フロントにはマクファーソンストラット式(写真・上)、リアにはマルチリンク式(同・下)を採用する

▲前後独立油圧制御による前後回生協調が可能な電子ブレーキ制御システムを採用。フロントブレーキには対向6ピストンブレーキキャリパーを配備

▲前後独立油圧制御による前後回生協調が可能な電子ブレーキ制御システムを採用。フロントブレーキには対向6ピストンブレーキキャリパーを配備

▲床下にはフルアンダーカバーを配するとともに、小さな凹凸(ディンプル)やフィン、エアダムを設ける

▲床下にはフルアンダーカバーを配するとともに、小さな凹凸(ディンプル)やフィン、エアダムを設ける

 パワートレイン自体は、TZ550eで最高出力167.0kW(227ps)/最大トルク268.6Nm(27.3kg•m)を発生するフロントモーター、最高出力167.0kW(227ps)/最大トルク268.6Nm(27.3kg•m)を発生するリアモーターを搭載し、システム総出力300kW(407.8ps)のAWDで構成。駆動用バッテリーには総電力量76.96kWhのスタンダードレンジリチウムイオンバッテリーと、総電力量95.82kWhの新開発ロングレンジリチウムイオンバッテリーを採用し、高い動力性能を確保しながらロングレンジリチウムイオンバッテリーで航続距離670km(WLTCモードにおける開発中の暫定値:22インチタイヤ装着時)を目標に開発を進める。充電に関してはAC普通充電とDC急速充電に対応し、急速充電では150kW SOCで10→80%を約35分でこなす。低温環境下での充電所要時間を短縮する「電池プレコンディショニング機能」も配備した。V2H(Vehicle to Home)などの給電にも対応させる。また、進化した四輪駆動力システム「DIRECT4」による走行状況やドライブモードに合わせた前後モーター駆動力の最適な配分により、リニアでレスポンスの良い走りと、高いコーナリング性能を実現。具体的には、発進時・直進加速時で車両のピッチングを抑え、ダイレクトな加速感が得られるように前輪60:40~後輪0:100程度で制御し、コーナリング時では車速、舵角などの情報を用いて、走行状態に合わせて駆動力配分を前輪80:20~後輪0:100で最適に制御。ターンインではクルマがすっきりと曲がっていけるようフロント寄りに駆動力を配分し、コーナー脱出時では車両挙動の乱れがなく加速できるよう、各輪の接地荷重に応じたトルク配分制御とすることで、気持ちの良い旋回フィーリングや狙い通りのライントレースを具現化した。さらに、ドライブモードとしてNORMALモード、SPORTモード、ECOモード、RANGEモード、REAR COMFORTモードを設定。パドルシフトの採用により、回生による惰行減速度を5段階で選択することもできる。そして、運転の楽しさを際立たせる新開発の「インタラクティブマニュアルドライブ(Interactive Manual Drive)」を採用。8速の仮想有段ギヤをパドルシフト(スイッチ)で選択し、マニュアルトランスミッションを操作しているような感覚で駆動力を制御する。これにはレクサスを象徴するV10エンジンのサウンドを取り入れるとともに、視覚的にシフトアップ/ダウンが判断できるシフトガイドメーターの採用や、変速に応じたシフトショックの再現で、走行中のクルマの状態をドライバーへ伝えて、運転時の高揚感を高めた。

▲TZ550eは最高出力167.0kW(227ps)/最大トルク268.6Nm(27.3kg•m)を発生するフロントモーター、最高出力167.0kW(227ps)/最大トルク268.6Nm(27.3kg•m)を発生するリアモーターを搭載し、システム総出力300kW(407.8ps)のAWDでパワートレインを構成

▲TZ550eは最高出力167.0kW(227ps)/最大トルク268.6Nm(27.3kg•m)を発生するフロントモーター、最高出力167.0kW(227ps)/最大トルク268.6Nm(27.3kg•m)を発生するリアモーターを搭載し、システム総出力300kW(407.8ps)のAWDでパワートレインを構成

▲駆動用バッテリーには総電力量76.96kWhのスタンダードレンジリチウムイオンバッテリーと、総電力量95.82kWhの新開発ロングレンジリチウムイオンバッテリーを採用。ロングレンジリチウムイオンバッテリーでは航続距離670kmを目標に開発を進める

▲駆動用バッテリーには総電力量76.96kWhのスタンダードレンジリチウムイオンバッテリーと、総電力量95.82kWhの新開発ロングレンジリチウムイオンバッテリーを採用。ロングレンジリチウムイオンバッテリーでは航続距離670kmを目標に開発を進める

▲充電に関してはAC普通充電とDC急速充電に対応。急速充電では150kW SOCで10→80%を約35分でこなす。低温環境下での充電所要時間を短縮する「電池プレコンディショニング機能」も配備

▲充電に関してはAC普通充電とDC急速充電に対応。急速充電では150kW SOCで10→80%を約35分でこなす。低温環境下での充電所要時間を短縮する「電池プレコンディショニング機能」も配備

▲進化した四輪駆動力システム「DIRECT4」による走行状況やドライブモードに合わせた前後モーター駆動力の最適な配分により、リニアでレスポンスの良い走りと高いコーナリング性能を実現

▲進化した四輪駆動力システム「DIRECT4」による走行状況やドライブモードに合わせた前後モーター駆動力の最適な配分により、リニアでレスポンスの良い走りと高いコーナリング性能を実現

▲運転の楽しさを際立たせる「インタラクティブマニュアルドライブ(Interactive Manual Drive)」を採用。8速の仮想有段ギヤをパドルシフト(スイッチ)で選択し、マニュアルトランスミッションを操作しているような感覚で駆動力を制御する

▲運転の楽しさを際立たせる「インタラクティブマニュアルドライブ(Interactive Manual Drive)」を採用。8速の仮想有段ギヤをパドルシフト(スイッチ)で選択し、マニュアルトランスミッションを操作しているような感覚で駆動力を制御する

 エクステリアについては、Driving Loungeをデザインとして具現化したことが訴求点。レクサス共通のデザイン哲学“Provocative Simplicity”に基づき、シンプルかつ先鋭的な造形としながら、意匠性と機能を二律双生させる。基本フォルムはスピンドルボディをシンプルなひと塊で構成し、建築デザインのような幾何学グラフィックを採用することで、レクサスらしい切れ味と力強さを表現。さらに、空気抵抗係数(Cd値)は0.27という優秀な数値を実現した。

▲基本フォルムはスピンドルボディをシンプルなひと塊で構成し、建築デザインのような幾何学グラフィックを採用することでレクサスらしい切れ味と力強さを表現。空気抵抗係数(Cd値)は0.27を実現

▲基本フォルムはスピンドルボディをシンプルなひと塊で構成し、建築デザインのような幾何学グラフィックを採用することでレクサスらしい切れ味と力強さを表現。空気抵抗係数(Cd値)は0.27を実現

 各部のデザインにも徹底してこだわる。フロント部はスピンドルボディをシンプルなひと塊で構成し、建築デザインのような幾何学グラフィックを採用することで、車格感のある堂々とした佇まいを創出。内向きのL字デイタイムランニングランプと外向きの L 字ターンランプを組み合わせた“ツインLシグネチャーランプ”を配し、先進性と水平基調配置によるSUVとしての力強さを表現する。また、スピンドル形状を強調する黒色オーナメント内にカメラやクリアランスソナーなどの機能部品を配置することで、各機能の存在感を抑え、統一感と精緻さを追求。さらに、発光“L”エンブレムを組み込んで夜を問わず高い視認性とブランドの象徴性を演出した。外形の連続性を意識した造形とBEVらしい整然としたシンプルな見栄えを実現するために、モーターコンパートメントカバーを全車に採用したこともアピールポイントである。

▲フロント部はスピンドルボディをシンプルなひと塊で構成し、建築デザインのような幾何学グラフィックを採用することで車格感のある堂々とした佇まいを創出

▲フロント部はスピンドルボディをシンプルなひと塊で構成し、建築デザインのような幾何学グラフィックを採用することで車格感のある堂々とした佇まいを創出

▲発光“L”エンブレムを組み込んで夜を問わず高い視認性とブランドの象徴性を演出

▲発光“L”エンブレムを組み込んで夜を問わず高い視認性とブランドの象徴性を演出

▲外形の連続性を意識した造形とBEVらしい整然としたシンプルな見栄えを実現するためにモーターコンパートメントカバーを全車に採用する

▲外形の連続性を意識した造形とBEVらしい整然としたシンプルな見栄えを実現するためにモーターコンパートメントカバーを全車に採用する

 一方でリアセクションは、快適な室内空間を確保しつつ、空力性能を追求するためにルーフ後端を大胆に下げるとともに、後方でキャビンを大胆に絞り込み、張り出したフェンダーを造形することで水平基調によるワイド感を強調。また、最適な風流れを実現するバンパー平面と、張りのあるバックドア立体の狭間にLシグネチャーランプを配置し、一目でレクサスと認識できる後ろ姿に仕立てた。

▲リアセクションは快適な室内空間を確保しつつ、空力性能を追求するためにルーフ後端を大胆に下げるとともに、後方でキャビンを大胆に絞り込み、張り出したフェンダーを造形することで水平基調によるワイド感を強調

▲リアセクションは快適な室内空間を確保しつつ、空力性能を追求するためにルーフ後端を大胆に下げるとともに、後方でキャビンを大胆に絞り込み、張り出したフェンダーを造形することで水平基調によるワイド感を強調

 そしてサイドビューは、3列シートSUVに相応しい伸びやかなシルエットで構成。低重心かつロングホイールベースの新開発プラットフォームにより、高い空力性能とゆとりある室内空間を両立する。また、シャープなエッジと高い質感の面構成により躍動感と力強さを際立たせ、加えて空気抵抗が少なく軽量なセミフラッシュタイプ型のアウトサイドドアハンドルを配備した。足もとには、新造形の20インチホイール(タイヤは255/55R20サイズ)および22インチホイール(タイヤは255/45R22サイズ)を装着。20インチ・22インチホイールにはマルチスポーク意匠と空力性能の両立を実現する樹脂カバー付エアロホイールを配備し、また22インチホイールには造形美を徹底追求したスポークのアルミホイールを設定する。タイヤには新開発の低転がり抵抗大径タイヤを組み込んだ。

▲サイドビューは3列シートSUVに相応しい伸びやかなシルエットで構成。低重心かつロングホイールベースの新開発プラットフォームにより、高い空力性能とゆとりある室内空間を両立する。ボディサイズは全長5100×全幅1990×全高1705mm、ホイールベース3050mmに設定

▲サイドビューは3列シートSUVに相応しい伸びやかなシルエットで構成。低重心かつロングホイールベースの新開発プラットフォームにより、高い空力性能とゆとりある室内空間を両立する。ボディサイズは全長5100×全幅1990×全高1705mm、ホイールベース3050mmに設定

▲足もとには新造形の20インチホイールおよび22インチホイールを装着。20インチ・22インチホイールにはマルチスポーク意匠と空力性能の両立を実現する樹脂カバー付エアロホイールを配備

▲足もとには新造形の20インチホイールおよび22インチホイールを装着。20インチ・22インチホイールにはマルチスポーク意匠と空力性能の両立を実現する樹脂カバー付エアロホイールを配備

 ボディサイズは全長5100×全幅1990×全高1705mm、ホイールベース3050mmに設定。最小回転半径はDynamic Rear Steering(DRS)付で5.4m、DRS無しで5.8mとなる。ボディカラーは、新規開発色の「SONIC TELLUS(ソニックテーラス)」を含む全11色を設定。SONIC TELLUSは大地の力強さと美しさを、ほのかに色味を感じる彩度と立体を際立てる強い陰影感で表現した、BEVらしいモダンさと自然との調和を感じさせるカラーリングである。カラーバリエーションとしては、ブラックルーフのバイトーンなどもラインアップした。

▲ボディカラーは全11色を設定。ブラックルーフのバイトーンカラーも選択可。写真はホワイトノーヴァ&ブラック

▲ボディカラーは全11色を設定。ブラックルーフのバイトーンカラーも選択可。写真はホワイトノーヴァ&ブラック

 コクピットについては、開放感のある視界確保と手の内感のある走りを追求した作り込みを実施。メーターフードを取り払い、インストルメントパネル上面を低く抑えた水平基調のデザインとすることで、ドライバーの広い視界を確保する。また、12.3インチLCDメーターには偏光フィルムを採用して、メーター画面の窓への反射や日差しによる反射を防止。カラーヘッドアップディスプレイは従来の“立面表示”から遠近感を活かした“斜め表示”へと変更したことで、走行時の情報の優れた視認性を実現する。センター部には操作性と視認性に優れる大型のダブルモニターを設定した。さらに、フード中央の形状を落とし込むことで、前方視界の確保に寄与するとともに、車両の姿勢変化を把握しやすくアレンジ。コーナー進入時の視点を考慮したAピラー形状や着座位置を最適化した新開発シートの採用などと合わせて、より開放感のある視界と手の内感のある運転体験を創出する。内装カラーに関しては、モダンですっきりとした明るいグレーで上質で開放感のある空間を表現したホワイトアッシュ、洗練されたミディアムカラーで華やかさと落ち着きを両立したモーヴ、モノトーンの濃淡でシンプルながらもスタイリッシュな世界感を表現したグレースケールを設定。また、オーナメント加飾には樹脂に粉砕した竹繊維を混ぜ込んだForged bambooやBamboo mono-material filmを、インストルメントパネルやシートアクセント、ドアショルダーには植物由来原料を含有した「高触感バイオウルトラスエード」を採用するなどして、素材のサステナビリティを追求した。

▲コクピットは開放感のある視界確保と手の内感のある走りを追求した作り込みを実施。メーターフードを取り払い、インストルメントパネル上面を低く抑えた水平基調のデザインとすることでドライバーの広い視界を確保する

▲コクピットは開放感のある視界確保と手の内感のある走りを追求した作り込みを実施。メーターフードを取り払い、インストルメントパネル上面を低く抑えた水平基調のデザインとすることでドライバーの広い視界を確保する

▲12.3インチLCDメーターには偏光フィルムを採用して、メーター画面の窓への反射や日差しによる反射を防止

▲12.3インチLCDメーターには偏光フィルムを採用して、メーター画面の窓への反射や日差しによる反射を防止

▲センター部には操作性と視認性に優れる大型のダブルモニターを設定

▲センター部には操作性と視認性に優れる大型のダブルモニターを設定

▲インテリアカラーはホワイトアッシュ、モーヴ、グレースケールの3タイプを設定

▲インテリアカラーはホワイトアッシュ、モーヴ、グレースケールの3タイプを設定

▲オーナメント加飾には樹脂に粉砕した竹繊維を混ぜ込んだForged bambooを採用

▲オーナメント加飾には樹脂に粉砕した竹繊維を混ぜ込んだForged bambooを採用

 先進安全運転支援システムに関しては、最新のLexus Safety System+を採用。主な性能向上機能としては、先行車減速シーンや自車前方への割り込みシーンでの減速早期化により安心感を向上させるとともに、燃費を重視した穏やかな追従走行を行うエコランモードと地図連携機能を新たに追加したレーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)、起動操作や車線変更の速さを見直してより簡単でスムーズな車線変更を支援するレーンチェンジアシスト[LCA]、交差点での出会い頭のシーンにおいて警報およびブレーキの作動車速を広げたプリクラッシュセーフティ[PCS]、眠気の兆候を検知した場合にもドライバーへ注意喚起を行うドライバーモニター、高速道路および自動車専用道を走行中で動作した際に路肩に寄せて停車する機能を追加したドライバー異常時対応システムなどを配備する。また、ブラインドスポットモニター[BSM]は従来の機能に加え、自車の側方を走行している自転車、バイクを検知し、注意喚起を行うことで、右左折時の巻き込み事故防止を支援。さらに、パノラミックビューモニターには新開発の3Dビューを組み込み、ドライバーの好きな視点から周囲を見ることができ、かつクルマを透かした状態で視点を移動できるようにすることで、全周囲をより確認しやすくした。

▲最新のLexus Safety System+を採用。先行車減速シーンや自車前方への割り込みシーンでの減速早期化により安心感を向上させるとともに、燃費を重視した穏やかな追従走行を行うエコランモードと地図連携機能を新たに追加したレーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)などを装備する

▲最新のLexus Safety System+を採用。先行車減速シーンや自車前方への割り込みシーンでの減速早期化により安心感を向上させるとともに、燃費を重視した穏やかな追従走行を行うエコランモードと地図連携機能を新たに追加したレーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)などを装備する

 なお、新型TZの日本での発売は2026年冬ごろを予定している。

 

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