
YOKOHAMA Classic car Days Y167は横浜開港167周年を記念した「ハマフェスY167」の一貫として開催。横浜・山下公園をスタートし市内を抜け静岡・伊豆高原までツーリング。翌日、再び山下公園に戻る5月30-31日の1泊2日で行われた。九島氏は愛車のアルファロメオ2000スパイダー・ヴェローチェで参加
クラシックカーを走らせるのは楽しい。5月末の週末、個人的に参加させていただいた「YOKOHAMA Classic car Days Y167」は偶然?にも晴天に恵まれた。途中雲の多い時間帯はあったが、日差しがしっかり出ていたのだからよしとしよう。総勢36台のクラシックカーとスーパーカーが横浜を起点に伊豆までのツーリングを行った。
イベントの舞台になったのは「ハマフェスY167」。横浜開港167年を記念して山下公園周辺で開催された。イベントスタートは150周年だったから、もう17年続いている。会場は山下公園のほか、馬車道、関内、横浜中華街、山下公園通り、元町、象の鼻パークが舞台。それぞれのエリアで、マルシェが行われたり、キッチンカーが出店されたり、ジャズライブが開催されたり、商店街でセールをしたりする。要するに街中お祭り。広範囲に渡って開催されるので、二日間みっちり遊べた。
「YOKOHAMA Classic car Days Y167」はその中のコンテンツのひとつ。山下公園 噴水広場にクルマを並べるところから始まる。土曜日のお昼にそこに集合し展示。午後にスタートして伊豆高原 赤沢温泉ホテルを目指す。そして、翌日曜日伊豆高原をスタート。途中二箇所で集合して記念撮影をし、午後に山下公園へ戻るというスケジュール。ユニークなのは、エントリーフィーの中に日曜夕方のクレイジーケンバンドのライブが含まれていること。そのVIP席でケンさんの生声が聴けるから嬉しい。その意味ではエンターテインメント性たっぷりのツーリングイベントだ。
そんな感じなので、エントリーするクルマも様々。ポルシェ356やフェラーリ・ディーノ、縦目のメルセデス280SLやガルウィングの300SL、MGA、アルファロメオ・ジュリエッタ、トライアンフTR3といった王道モデルがある中、フェラーリ・テスタロッサやランボルギーニ・カウンタックやムルシエラゴがいたりする。そういえばルノー5ターボなんてのも。個人的に参加したのは愛車アルファロメオ2000スパイダーヴェローチェ。キャブ車で、エアコンはもちろんクーラーもないので、この時期が夏前最後のイベント参加になる。日本の夏はクラシックカーに負担がかかるばかりか、乗っている人間にも負荷は大きいからね。
とくにオープントップ車は大変。直射日光が乗員めがけて容赦なく降り注ぐ。今回はまさにそう。展示するためトップを開けた状態でスタートしたため、閉めるタイミングを逃したまま高速道路へ入ってしまった。それでも走っているときは涼しい風で日光の暑さに耐えられる。三角窓がいい感じにキャビンに風を運ぶからだ。昔から思っていたが、三角窓を考案した人は天才だ。がしかし、渋滞になるとお手上げ。キャビンはムッとした暑い空気に包まれる。それでも往路は良かったが、復路は大変。厚木ICから横浜町田ICまでの東名渋滞をもろにくらってしまったダメージは大きかった。オープンエアモータリングにはベースボールキャップとドリンクが必須だね。
なんて話はともかく、やはりクラシックカーを走らせるのは楽しいし、イベントに参加し他の車両を眺めるのは目の保養になる。現代のモデルとはかけ離れた当時のデザインやテクノロジーは知れば知るほど興味が募る。「なるほど、この時代からテールランプはこうなるのか」みたいな。ということで、全国のカーガイの方々まだクラシックカーを体験したことがないのであればトライしてみてはいかがだろう。“沼る”には十分な世界が待っている。
