クルマ好き集まれ!「シトロエン志都呂ミーティング」

浜松市志都呂町に由来するフランス車のミーティング

▲静岡県浜松市を中心に開催。詳細や参加方法はウェブサイト(facebook.com/citroen.ccm/)やSNSで確認を

 浮遊感のある乗り心地のよさや独自性のあるデザインなどで、根強いファンが多いシトロエン。その魅力にハマると、他のクルマには乗れなくなるほどだという。

 シトロエン志都呂ミーティングはそんなシトロエンに魅せられたオーナーたちが中心となって立ち上げられたイベントだ。今回は2023年11月に開催された同ミーティングを取材した。

「静岡県浜松市に志都呂町という町があり、シトロエン=志都呂という語呂合わせからスタートしました。シトロエンを中心に、プジョーやルノーなどのフランス車オーナーや興味のある仲間が集まろう!という主旨のミーティングです」(主催者の澤田さん)

▲主催者の澤田さん(右)と森田さん(左)

 参加車両の増加に伴い志都呂町から浜松市近辺へと会場を移し、2005年からは浜名湖ガーデンパークで春・秋の年1~2回ペースで開催を続けてきた。現在はシトロエンを中心としたフランス車やイタリア車オーナーが、エリア外からも集まるようになった。

ベルランゴは3台が参加。左がシャインXTRパック(右から有坂さん/杉山さん/夏目さん)

 取材日は快晴。スタート時はまばらだった会場に、三々五々、参加車が集まってくる。全員参加のプログラムはなく、参加者たちが自分のペースでゆるやかに時間を過ごしている。ファミリーでも気軽に参加できる雰囲気である。

翌日に近隣の会場で「Clio Meeting」が開催されることとあってルノー・クリオやルーテシアなどのオーナーが集まった。中でも画面右端のモデュスは希少なモデル

 出入りは自由で、すべての参加車両が、いっせいには集まらない。この緩さがフランス車の集まりらしさを感じさせるし、また長く続けてこられた秘訣でもあるのだろう。

どこに行っても注目を集めるシトロエンのミーティングには欠かせない2CVたち

 浜松近辺は関東・関西いずれからもアクセスしやすく、大小さまざまなクラブのオーナーズミーティングが開催される。この翌日には近隣の会場でルノー・クリオ/ルーテシアのミーティング、Clio Meetingが開催される関係もあり、遠方からクリオをはじめとするルノー車が参加していた。

最も人が集まるタイミングでじゃんけん大会を開催。フランス車好きが喜びそうな賞品も

 現在の会場では今回が最後の開催となり、今後は別会場での開催を予定している。次回開催地は静岡県外の予定だが、“シトロエン志都呂ミーティング”の名称のまま続けていくそうだ。キャンプも可能な場所での開催というので、また違った趣のフランス車が集まる様子を楽しむことができそう。シトロエンに限らずフランス車、イタリア車好きに参加をお勧めしたい。

次回開催は2024年4月27日の幸田サーキット(愛知県額田郡)。次回はキャンプも開催される

 

■車種:シトロエンほか、フランス車、ヨーロッパ車
■スタート:2005年
■活動地域:中部エリア
■問い合わせ先:ホームページ

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