トヨタがプラグインハイブリッド車(PHEV)およびハイブリッド車(HEV)のプリウスをマイナーチェンジ。車速感応オートパワードアロックの全車標準装備化やアダプティブハイビームシステムのZグレードへの標準装備化などを実施して訴求力をアップ。新ボディカラーとしてニュートラルブラックも設定
トヨタ自動車は2026年7月1日、プラグインハイブリッド車(PHEV)およびハイブリッド車(HEV)のプリウスの一部改良を実施し、同日より発売した。

▲トヨタ・プリウスZ(プラグインハイブリッド、2WD) 価格:464万5300円 全長4600×全幅1780×全高1430mm ホイールベース2750mm 車重1570kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費25.9km/リットル EV走行換算距離86km 写真のボディカラーはエモーショナルレッドⅡ
車種展開および車両価格は以下の通り。
■2.0Lプラグインハイブリッド車
Z:2WD464万5300円
G:2WD388万1400円
■2.0Lハイブリッド車
Z:2WD399万8500円/E-Four425万1500円
G:2WD332万4200円/E-Four357万7200円
■1.8Lハイブリッド車
X:2WD301万6200円/E-Four326万9200円

▲トヨタ・プリウスZ(ハイブリッド、E-Four) 価格:425万1500円 全長4600×全幅1780×全高1430mm ホイールベース2750mm 車重1480kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費26.8km/リットル 写真のボディカラーはマスタード
今回の改良は、安全および機能装備のバージョンアップを図るとともに、新ボディカラーを設定するなどして商品力の強化を図ったことが特徴である。
まず安全装備の面では、車速感応オートパワードアロック(衝撃感知ドアロック解除システム付)を全車に標準装備。また、Zグレードは予防安全パッケージToyota Safety Senseにアダプティブハイビームシステムを標準で採用した。
一方で機能装備については、E-Four車にSNOW EXTRAモードを標準装備する。ドライブモードセレクトでSNOW EXTRAを選択時、外気温や路面状態から走行環境を寒冷地と判断した場合に走行シーンに応じた駆動力を後輪へ配分し、雪路でのさらなる走行安定性に貢献。また、アクセル開度に応じた減速トルクを後輪にも配分することにより、アクセルによる車両コントロール性の最適化を図った。
ボディカラーに関しては、Xグレードを除いてニュートラルブラックを新設定。精悍なプリウスのスタイリングを、よりシックかつ上質に引き立てる。
パワートレインは基本的に従来を踏襲し、2.0LプラグインハイブリッドはM20A-FXS型1986cc直列4気筒DOHC・D-4Sエンジン(最高出力154ps/6000rpm、最大トルク19.2kg・m/4400~5200rpm)+1VM型フロントモーター(最高出力120kW、最大トルク208Nm)+電気式無段変速機+リチウムイオン電池(容量49.0Ah)でシステムを構成。満充電からのEV走行換算距離は86km、交流電力量消費率はWLTCモードで138Wh/km、燃料消費率はWLTCモードで25.9km/リットルを実現する。
一方でシリーズパラレルハイブリッドのパワートレインについては、2.0ハイブリッドの2WDがM20A-FXS型1986cc直列4気筒DOHC・D-4Sエンジン(最高出力155ps/6000rpm、最大トルク19.2kg・m/4400~5200rpm)+1VM型フロントモーター(最高出力83kW、最大トルク206Nm)+電気式無段変速機+リチウムイオン電池(容量4.08Ah)、E-Fourが同ユニット+1WM型リアモーター(最高出力30kW、最大トルク84Nm)でシステムを構成。また、1.8ハイブリッドの2WDが2ZR-FXE型1797cc直列4気筒DOHCエンジン(最高出力98ps/5200rpm、最大トルク14.5kg・m/3600rpm)+1VM型フロントモーター(最高出力70kW、最大トルク185Nm)+電気式無段変速機+リチウムイオン電池(容量4.08Ah)、E-Fourが同ユニット+1WM型リアモーター(最高出力30kW、最大トルク84Nm)でシステムを構成する。WLTCモード燃費は2.0Lハイブリッドの2WDが28.4km/リットル、同E-Fourが26.8km/リットル、1.8Lハイブリッドの2WDが32.6km/リットル、同E-Fourが30.7km/リットルを実現している。
