【クルマ好きのイベント報告】ポルシェ&フェラーリ・ミーティング

「跳ね馬」の紋章を持つ2大ブランド、ポルシェ&フェラーリのオーナーが交流

特定のクラブ組織ではなくフェラーリ/ポルシェのオーナーたちが連携して開催されている。詳細や今後の開催情報はウェブサイト(https://minkara.carview.co.jp/userid/1082788/profile/)で確認を

 ドイツのポルシェとイタリアのフェラーリ。それぞれの国を代表して、さまざまなレースで競い合ってきたライバルである。メーカーごとのイベントやミーティングは、これまでにも数多く取材してきたが、この2大ブランドの車両だけが集まるという珍しいミーティングが開催された。今回はその第1回目となった2022年11月のランチミーティングを取材した。

▲ほうらい(写真中央)さんをはじめとする運営グループの皆さん

 会場となったニューサンピアおごせ(埼玉県越生町)には総計80台のポルシェとフェラーリ、112名が集まった。主催者の代表はほうらいさん。フェラーリF430モデナなどのオーナーである。

「ミーティングやイベントで一緒になる場合もありますが、同じブランドのオーナー同士での交流になりがちです。一度フェラーリとポルシェのオーナーだけが集まる交流の機会を作りたいと思い、いくつかのツーリンググループなどに声をかけて、このミーティングをスタートしたんです」(ほうらいさん)

 参加車両はポルシェ、フェラーリがほぼ半数ずつ。希望者はもっと多かったようだが、参加台数が均等になるように配慮したそうだ。それぞれのオーナー同士が交流を図りやすいよう、ポルシェもフェラーリを分けず、ボディカラー別に駐車した。

 フェラーリもポルシェも、共にエンブレムの中に跳ね馬がいる。フェラーリはイタリアの撃墜王、フランチェスコ・バラッカが戦闘機に付けていた跳ね馬の紋章(諸説あり)、ポルシェは本拠地があるドイツ・シュトゥットガルト市の紋章がそれぞれのルーツだといわれている。

 速さと気品を求めるスポーツカーのオーナー同士、意義深い交流となったようだ。今後も継続的にツーリングやオフ会などを通じて交流を図っていくという。関心のあるオーナーは、ぜひコンタクトを取ってみてほしい。  

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