ドライブスポット紹介【ニッポンの優食 石川・能登編】

本記事はCAR and DRIVER 2026年8月号の本誌掲載グルメドライブ紀行「ニッポンの優食・石川・能登編」の記事下QRコードからの連動記事です。

 

ニッポンの優食・石川・能登編-ドライブスポット紹介

大切な友人やパートナーと共に出かけ、日本全国にある優れた「食」との出会いを求めるドライブへ。グルメドライブ企画「ニッポンの優食」取材中に巡ったドライブスポットをいくつか紹介して参ります。

 

今回の旅のパートナーはマツダCX-80。ゆったりとくつろげる3列シートレイアウトのマツダのフラッグシップSUVです。直6ディーゼルターボ&マイルドハイブリッドの余裕の動力性能とFRレイアウトがもたらす運転の楽しみ、マツダならではの1台です

 

今回のドライブは、海と山の幸に恵まれた石川県を訪れてみました。金沢、小松と能登半島を巡る旅で食と文化、様々な施設を体験するドライブとなります

オススメの美味しい旅スポットのご紹介


若き天才シェフが手がける地産地消のイノベーティブ・フレンチ

 小松市にある「オーベルジュ オーフ(Auberge eaufeu)」は、廃校となった小学校をリノベーションした滞在型レストラン。名水が育む里山の食材を最年少グランプリシェフが独創的フレンチに昇華させた料理をノスタルジックかつモダンな空間の中で愉しめます。スペシャリテの「オーフ巻き」や、ジビエ料理、発酵をテーマにした和朝食など、ストーリー性と創造性の高さに高い評価が集まっています。「観音下(かながそ)」という日本遺産の地は、豊かな自然と澄んだ湧き水に恵まれていることでも有名な場所。施設名である「eaufeu(オーフ)」は、フランス語の「水(eau)」と「火(feu)」を組み合わせからくることから、この地と料理に対する想いが伝わってきます。また、エントランスには、一般利用も可能なカフェスペースが併設されており、手軽にこだわりのハンバーガーやスイーツを楽しむこともできます。醸造酒で有名な「農口尚彦研究所」が隣接し、料理に使われる水はこちらの仕込み水が使われるといったこだわりも。研究所での日本酒体験や、夜の星空、朝の石切り場散歩など、非日常を満喫できるロケーションも人気の施設です。

コース料理のスペシャリテ、オーフ巻(鹿/新じゃがいも/にんにく)。『The Japan Times』の「ディスティネーション・レストラン(目的地となるレストラン)」にも選定された味を豊かな自然の中、是非堪能してください。ディナーは1万5000円/2万5000円(税込・サービス料別)

 

◇道の駅「みなとオアシス七尾 能登食祭市場」

浜焼きコーナーで提供される食祭市場セット。家族や仲間たちとBBQ感覚で楽しめるブースが充実しています

「みなとオアシス七尾 能登食祭市場」は、天然の良港・七尾港に位置する能登観光の拠点です。「天然の生け簀」とも呼ばれる七尾湾の海の幸を大いに楽しめます。1階の「能登生鮮市場」では朝どれの魚介類や能登の特産品が並び、買ったばかりの魚介類をその場で焼いて食べられる「浜コーナー」が人気。

◇KAJIファクトリーパーク

北陸3県は合成繊維の生産で有名な地域。石川県は国内トップの生産量を誇っています。かほく市にある「KAJI FACTORY PARK」は、日本最大級の体験型産業観光施設。最新鋭の繊維工場と、ショッピングや食事が楽しめる公園・店舗が一体化しており、大人から子どもまで「ものづくり」を体感できる次世代型のテーマパークです。近未来的な施設、工場を見学しながら、地元の食材や料理を提供する「79 KITCHEN」でゆったりとした時間を過ごしてはいかがでしょう。

KAJIファクトリーの建築は浦建築研究所が周囲の砂丘景観に馴染むよう水平線を意識したデザイン。外回りはプラントハンターの西畠清順氏が監修した「OLIVE GARDEN」や「WELCOME GARDEN」が広がる

 

◇西出酒造「蔵CAFEぐるり」

小松市にある「蔵CAFEぐるり」は、大正2年創業の酒蔵「西出酒造」が運営する重厚で趣のある建物が魅力の酒蔵CAFEです。代表銘柄「春心」や「金紋」を手がける酒蔵の雰囲気を活かした、大人向けののんびりとした空間で、仕込み水で淹れた美味しいコーヒーや、こだわりのドリンク、スイーツが楽しめます。

日本酒造りに使用される「超軟水の仕込み水」を使った本格コーヒーでほっと一息。酒粕を使ったスイーツなども見逃せない。水、土曜日の営業となっており、事前確認の上訪問したい

 


千里浜なぎさドライブウェイ

のと里山海道の「今浜IC」または「千里浜IC」にほど近くにある日本で唯一の全長約8kmの海岸道路が「千里浜なぎさドライブウェイ」。抜群のロケーションで一般の車やバイクで砂浜の波打ち際を直接走ることができます。青空と日本海の大海原を横目に、爽快なドライブが楽しめ、夕暮れ時には絶景のサンセットスポットとしても有名です。

砂の粒子が非常に細かく、海水を含んで固く引き締まっているため、タイヤが沈まずに快適なドライブが楽しめます。夕陽の見える時間帯のドライブはオススメ

◇兼六園・金沢城公園

 加賀百万石の歴史が息づくこのエリアは、兼六園、金沢城をセットで巡ることでより深く楽しめます。兼六園は日本三名園の一つ。四季折々の景観が美しい回遊式庭園で、どの季節でも美しく見えるように設計された名園。隣接する金沢城公園は美しい石垣や復元された城郭建築が見どころで週末や特定のシーズンには、公園内玉泉院丸庭園などが美しくライトアップされます。

◇輪島塗会館

輪島市にある輪島塗の伝統と歴史を発信する拠点施設「輪島塗会館」。総輪島塗の御輿などの貴重な民俗資料の展示と、市内60以上の漆器店が集結した豊富な販売コーナーを兼ね備えています。2階の展示室もこの夏の再開を目指し、準備が進められています。現在復興中の奥能登ですが、是非足を伸ばして頂きたい文化施設です。被災以降、開館状況や営業時間に変更が生じていますので、確認の上、お訪ねください。

◇のとじま水族館

のとじま水族館は、石川県能登島の七尾湾に面した「来て!見て!触れる!」がテーマの体験型水族館。能登半島近海に生息・回遊する魚を中心に、魅力的な立体展示やイベントが豊富に用意されています。水量1600tの巨大水槽「ジンベエザメ館 青の世界」はジンベエザメが泳ぐ姿が名物でしたが、震災の影響等により現在はジンベエザメの展示は行われていません。しかし、秋にかけてジンベイザメが展示される可能性があるとのこと。現在はレアなサメや大型のエイなどが楽しめます。大きな水槽内をのんびり眺める時間は至福のひとときです。(株式会社安藤・間)

 

 

 

金沢市の北にある干拓地に植えられた約270本のメタセコイアが壮観な「河北潟メタセコイア並木」

 

気になるスポットー「中屋トンネル」

 二つの天災に挑んだ「中屋トンネル」の奇跡
2024年1月1日、能登半島を襲った大地震。輪島市と旧門前町を結ぶ命綱、国道249号「中屋トンネル」は、内部の壁が崩壊し、通行止めとなってしまいました。「一刻も早く、地域の道をつなぎ直す。」その一心で、復興を目指す作業員たちの懸命な復旧工事が始まりました。トンネル内に頑丈な鋼鉄のプロテクターを設置する特殊な工事を施し、着工から約半年。ついに9月25日に片側1車線での開通が決まります。しかし、自然は冷酷でした。正式開通のわずか4日前、今度は観測史上最大の豪雨が能登を襲います。トンネルの周囲で大規模な土砂崩れが発生し、目前に迫った開通は幻へと消えてしまいました。地震、そして豪雨と度重なる試練、それでも彼らの不屈の精神は決して折れませんでした。土砂を掻き分け、傷ついた構造物を直し、再び前を向いて工事を続けたのです。そして、震災から約1年半が経った2025年7月17日。ついに中屋トンネルは一般車両への開放を迎えました。二つの天災に打ち勝ち、人々の強い絆で再びつながったこのトンネルは、いまも輪島と金沢を結ぶ大動脈として存在しています。

 

能登半島北部にある輪島市と旧・門前町を結ぶ中屋トンネル(施工:株式会社安藤・間)は、地震と豪雨という2つの被害にあった

取材協力:国土交通省北陸地方整備局、株式会社安藤・間

問い合わせ先・取材協力/・輪島塗会館/☎0768-22-2155 ・KAJIファクトリーパーク/☎076-255-6111 ・兼六園・金沢城(兼六園観光協会)/☎076-221-6453 ・西出酒造 蔵CAFEぐるり/☎0761-44-8188 ・オーベルジュ オーフ(Auberge “eaufeu”)/☎0761-41-7080 ・道の駅みなとオアシス七尾 能登食祭市場/☎0767-52-7071 ・のとじま水族館/☎0767-84-1271/・公益社団法人 石川県観光連盟/☎076-201-8110

 

 

 

 

 

 

 

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