12月の海外ブランド輸入車新規登録台数(乗用車)は23,321台、前年同月(26,857台)に対し、86.8%と12カ月連続の減少。24年度は一度も前年を上回る月がない年に。1-12月の累計販売台数では225,518台(前年比91.4%)という結果になった。一方、12月の国内ブランドの輸入乗用車販売は、6,600台、同181.5%、年間では75,741台、同比246.4%と伸長している。日本ブランドの輸入車が増えたため、通年での海外、国内ブランド合わせた輸入乗用車計では277,476台、前年比148.5%と前年を上回っている。
12月の輸入車ランキングはメルセデス・ベンツが2カ月連続の首位。ホンダに代わってBMWが久しぶりの2位に浮上している。ホンダはWR-Vが3,525台をセールスしたものの、172台差でトップに届かず。海外ブランドの輸入車が前年同月比で10%ダウンの中、BMWが同比141%と好調だった。
また、先月からワンランク落としたものの、5位にはスズキ。10月から販売を開始したインド生産のフロンクスが、1,714台を販売し、上位を維持している。
12月の外国車メーカーの輸入車(乗用車)登録台数は23,321台、前年同月比86.5%で12カ月連続の減少。ランキングでは、ホンダに代わってBMWが久しぶりの2位に浮上している。4位には前月11月から2ランクアップとBMWミニ。前年同月比で145%と好調だ。BMWミニはボディタイプは複数あるものの「MNI」単独モデル扱い。別販売台数の四半期ごとの発表(JAIA:日本自動車輸入組合)で毎回2位に大きく差をつけ首位を継続、年間(1-12月)で17,165台をセールス、モデル別販売で首位を獲得している。
12月は前年比134%、8位にランクアップしたボルボ。40シリーズ、60シリーズが販売の中心だ。写真はボルボC40リチャージ・アルティメット・シングルモーターC40はクーペフォルムのBEV専用モデル。WLTCモード走行距離は590km。