11月新車販売、軽ホンダN-BOXが首位独走。登録車は2モデルが同数首位!(23年11月の全乗用車 国内販売登録ランキングTOP20とブランド別販売台数 )

 11月の登録車新車販売台数(商用車を除く)は22万4586台で、前年同月比+16.4%、11ヶ月連続の増。セグメント別に見ると、普通乗用車は、15万295台の同+31.2%で11カ月連続の増。小型乗用車は7万4291台、-5.2%で2カ月連続の減少となった。Kカー(乗用車)は同+3.7%と4カ月連続の増加だった。前年割れの小型車セグメントに対し、普通乗用車セグメントは先月に引き続き、30%プラスの前年超え実績と好調。主要ブランドの殆どが前年超えとなり、トヨタ(同155%)レクサス(259%)の伸長が顕著だ。

 先月、新型発売となったホンダ・N-BOXが2万台超えの首位。前年同月比で121%と好調を維持している。3位にはスズキ・スペーシアが2ランクアップとなり、11月はTOP3をKカーが占める結果となった。

 

▲ホンダN-BOXカスタム ターボ(FF) 価格:CVT204万9300円 全長3395×全幅1475×全高1790mm ホイールベース2520mm 車重940kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費20.3km/リットル 写真のボディカラーはミッドナイトブルービームメタリック

2位のタントに5000台の差をつけてNーBOXが首位独走。写真はN-BOXカスタム ターボ

 登録車のトップは、トヨタ・ルーミーとシエンタの2モデル。1万1194台の登録台数はまったくの同数で、4位にランキング。ルーミーは同前年比、133%と好調だが、12月20日のダイハツの記者会見にあったトヨタへのOEM車両であり、出荷停止対象車両となる。来年以降、ダイハツ・ブランドの車両だけではなく、このようなOEM車両にも登録台数の影響が必至だ。 

 SUVセグメントではトヨタ・ヤリスクロスが6位でトップ(前年比175%)、ホンダ・ヴェゼル(同166%)も7位と好調。カローラクロスも16ランク上昇、約7000台のセールスで12位に上がってきている。
 

ヴェゼル

先月の大幅ランクアップに続いて、今月はTOP10入りと好調。ホンダ・ヴェゼル

トヨタ・プリウスZ(2リッター/FF)/価格370万円。5代目となる新型は1.8リッター(KINTO専用)/2リッター・HEVと、2リッター・PHEVでラインアップを構成。駆動方式はHEVがFFと4WD、PHEVはFFのみ

今年のイヤーカー、トヨタ・プリウスはセールスも好調。前年同月比284%で8399台でTOP10入り。

ノア/ヴォクシーを上回って15位にランクインした日産セレナ。16位のノアとの差は22台!

三菱デリカミニは4000台のセールスでKカーセグメントで9位。2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤーのデザインオブ・ザ・イヤーに輝いた

 

 

 ブランド別の新車販売台数では、SUVを中心とした好調な普通乗用車マーケットもあって前述のトヨタ、レクサスが好調。SUBARUがクロストレック(3027台)、前年の2倍のセールスのインプレッサ(1857台)の貢献で前年比120%。また、好調のKカー、デリカミニ(3901台)が上乗せとなった三菱が先月に続いて大きく前年超えとなっている。


 

 

 

 

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