BYDシール好調! 発売後 約1ヶ月で累計受注台数が300台を突破

BYDシールは発売後、約1ヶ月で累計受注が300台を突破。予想を上回る好調な販売セールスを記録。シールは現在、限定1000台の導入記念特別価格キャンペーンを実施中。写真のRWD仕様のシールは本来の528万円から33万円安位495万円で購入可能

BYDシールは発売後、約1ヶ月で累計受注が300台を突破。予想を上回る好調な販売セールスを記録。シールは現在、限定1000台の導入記念特別価格キャンペーンを実施中。写真のRWD仕様のシールは本来の528万円から33万円安位495万円で購入可能

国のCEV補助金はシールが45万円、シールAWDは35万円に決定

 BYD Auto Japanは2024年8月2日、「6月25日に発売したシールの累計受注台数が300台を超えた」と発表した。シールは米国テスラと並ぶ、BEVの世界トップメーカー。日本でも2023年にCセグメントSUVのATTO 3(アット3)から導入がスタート。着実に販売台数を伸ばしている(7月はBYD全体で過去最高の単月販売400台超を達成)。シールは日本市場に3モデル目のBEV、スポーティな味わいのミドルクラスの4ドアセダンだ。ボディサイズや車格はBMW3シリーズやメルセデス・ベンツCクラスとオーバーラップする。

フロント

リア

 シールは、現在、限定1000台の導入記念特別価格キャンペーンを実施中。ラインアップはRWDのシール(528万円)と、シールAWD(605万円)の2グレード構成。キャンペーン価格はそれぞれ495万円と572万円。大幅に購入しやすくなっている。

 受注好調の背景は、このリーズナブルな価格設定と、長澤まさみさんを起用した「ありかも BYD!」全国テレビCMによって注目度が高まり、ディーラー来客数が増加傾向(前年同月比+86%)にあることが要因と考えられる。

 ちなみに国のCEV補助金(クリーンエネルギー自動車導入促進補助金)の適用金額は、シールが45万円、シールAWDは35万円に正式決定した。これに伴い、全国の自治体でも同様の補助金が適用される場合があるという。たとえば、東京都内で購入、登録するユーザーは、国と東京都の補助金が合算され、キャンペーン価格の場合、シールを実質405万円で購入可能である。

購入動機はバリューフォーマネーと期待以上の作りと走り

 シールの購入動機は、バリューフォーマネー、優れた4駆性能(AWD)、スタイリング、期待以上の作りと走り、そして最新のバッテリー技術(高効率な充電性能)などさまざま。シールは世界を牽引するBEVメーカーのフラッグシップだけに、実際に触れると高い完成度が実感できる。

インパネ

シート

 装備はナッパレザー本革シート、パノラマガラスルーフ、19インチタイヤ&アルミ、先進インフォテインメント機能など充実しており、パワフルでスムーズな走りと、シールで640km、シールAWDで575kmという実用十分な航続距離も大いに魅力的である。

 数々のクルマを乗り継ぎ、「そろそろBEVもいいな」と考えているユーザーにとって、実に魅力的な選択肢である。

 現在のグレード構成比率はシールが71%、シールAWDは29%。ボディカラーは、オーロラホワイト(40%)、コスモスブラック(20%)、シャークグレー(17%)、アトランティスグレー(13%)、アークティックグレー(10%)の順に選ばれている。

 BYDは現在、「PERFECT or NOT? 答えは試乗で」という広告展開を実施しており、全国統一の「#️答えは試乗でフェア」を8月下旬から開催予定だ。とはいえ、フェア以前でも全国の正規ディーラーでは、シール・シリーズの試乗・商談が可能。BYDの販売拠点は日本全国で55個所。BEVをポジティブに考えているなら、ディーラーに足を運ぶ価値がある。

BYDシール主要諸元

カット

グレード=シール
価格=528万円(1000台限定・導入記念価格は495万円)
全長×全幅×全高=4800×1875×1460
ホイールベース=2920mm
トレッド=前1620/後1625mm
車重=2100kg
モーター型式=永久磁石同期電動機
モーター最大出力=230kW(312ps)
モーター最大トルク=360Nm
一充電走行距離(WLTPモード)=640km
駆動用バッテリー=リン酸鉄リチウムイオン電池
駆動用バッテリー総電力量=82.56kWh
サスペンション=前ダブルウィッシュボーン/後マルチリンク
ブレーキ=前後ベンチレーテッドディスク
タイヤ&ホイール=235/45R19+アルミ
駆動方式=RWD
乗車定員=5名
最小回転半径=5.9m
0→100km/h加速=5.9秒

フォトギャラリー

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