ルノー・ルーテシアのフルハイブリッドモデルのルーテシアE-TECH FULL HYBRIDに特別仕様車の「ルーテシア アントラクトE-TECH HYBRID」を設定。360°カメラやBoseサウンドシステム、レザーシートなどを標準で採用
ルノー・ジャポンは2023年11月2日、ルーテシアのフルハイブリッドモデルのルーテシアE-TECH FULL HYBRIDに特別仕様車の「ルーテシア アントラクトE-TECH FULL HYBRID」をラインアップし、12月7日から販売すると発表した。車両価格は384万円に設定する。
▲ルノー・ルーテシア アントラクトE-TECH FULL HYBRID 価格:384万円 全長4075×全幅1725×全高1470mm ホイールベース2585mm 車重1310kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費25.2km/リットル 車名のアントラクト(ENTRACTE)はオペラの幕間に流れる間奏曲を意味。間奏曲が流れる時間に観客は劇場のバーやホワイエに集って舞台について語り合いながら開演を待つ優雅なひと時を過ごすのだが、この優雅なイメージをエレガントで上質な内外装に仕立てた今回の特別仕様車に重ね合わせている
ルーテシア アントラクトE-TECH FULL HYBRIDは、マイナーチェンジを控えた現行ルーテシアE-TECH FULL HYBRIDの生産が間もなく終了するのを前に設定した最後の特別仕様車で、360°カメラやBoseサウンドシステム+9スピーカー、レザーシート+前席シートヒーターを標準で装備。また、E-TECHエンジニアードに設定して好評を博すボディカラーのグリシストMを選択可能としている。
▲レザーシート+前席シートヒーターを標準で採用。コクピットには7インチデジタルインストルメントパネル/7インチマルチメディアEASY LINK(スマートフォン用ミラーリング機能)/ライトグレー ダッシュボードを配備。日本導入モデルのハンドル位置は右
パワートレインは通常モデルと共通で、H4M型1597cc直列4気筒DOHC16Vガソリンエンジン(最高出力91ps/5600rpm、最大トルク144Nm/3200rpm)に、最高出力36kW/1677~6000rpm、最大トルク205Nm/200~1677rpmを発生するメインの駆動用Eモーター、最高出力15kW/2865~1万rpm、最大トルク50Nm/200~2865rpmを発生する始動および発電用モーターのHSG(ハイボルテージスターター&ジェネレーター)、容量1.2kWh(250V)のリチウムイオンバッテリーでシステムを構成。トランスミッションにはF1で培った技術を活用した、電子制御ドッグクラッチ付マルチモードATを採用している。
▲パワートレインにはフルハイブリッドシステムのE-TECH HYBRIDを搭載。H4M型1597cc直列4気筒DOHC16Vガソリンエンジン(91ps/144Nm)、36kW/205Nmを発生する駆動用Eモーター、15kW/50Nmを発生するHSG、容量1.2kWh(250V)のリチウムイオンバッテリーでシステムを構成する