国内パワーユニット別新車販売レポート(2021年実績)

▲日産リーフ 2010年のデビュー以来国内累計販売は約16万に達した(2022年2月)
▲日産リーフ 2010年のデビュー以来国内累計販売は約16万に達した(2022年2月)
▲マツダCX-5   マツダのディーゼルエンジン販売比率は38%(2022年2月)
▲マツダCX-5 マツダのディーゼルエンジン販売比率は38%(2022年2月)

 2021年の国内乗用車(軽自動車を除く)のパワートレーン別販売状況をまとめた。

 欧州マーケットがディーゼル比率を大きく落としているのに対し、国内はディーゼルが3.3%の微増(シェアは6.2%)だった。最も売れたパワートレーンはガソリンだったが、前年比約20%のダウン。続くハイブリッド(シェア44.2%)は10%以上伸ばして、ガソリン(シェア47.6%)に約3ポイント差まで迫っている。

▲トヨタ・アクア ハイブリッド専用モデル 1~2月の販売台数は1万6174台
▲トヨタ・アクア ハイブリッド専用モデル 1~2月の販売台数は1万6174台

■日本のパワートレーン別販売比率(2021年)
日本自動車販売協会連合会のデータをもとに作成

ガソリン=47.6%/1,106,978台(前年比19.8%減)
ディーゼル=6.2%/143,089台(前年比3.3%増)
ハイブリッド=44.2%/1,027,104台(前年比11.6%増)
PHEV=1.0%/22,777台(前年比54.5%増)
BEV=0.9%/21,139台(前年比44.7%増)
FCEV=0.1%/2,464台(前年比223.8%増)
その他=0.0%/161台(前年比13.4%減)
トータル=2,323,712台(前年比5.9%減)

▲ホンダe   欧州がメインマーケット 国内は月販50台程度
▲ホンダe 欧州がメインマーケット 国内は月販50台程度

 カーボンニュートラルに向けて普及が期待されるBEVは、2万1139台を販売。前年比は約45%増と、伸び幅は大きいがマーケットシェアは0.9%。
 
 日本のBEV販売台数は、欧州のベルギー(2万2677台/BEV率5.9%)に近いが、BEV率はベルギーのほうが大きい。台数で見ると、デンマーク(2万5000台/BEV率13.5%)やスペイン(2万3690台/BEV率2.8%)も日本に近い。

 欧州でBEV比率が低い国は、ブルガリア、チェコ、ポーランド、スロバキアなどが1%台である。

▲三菱アウトランダーは全車PHEV  一般的な家庭用の電力供給能力は12日分
▲三菱アウトランダーは全車PHEV 一般的な家庭用の電力供給能力は12日分

 日本のPHEV比率は1%。欧州の5大市場(ドイツ、フランス、英国、イタリア、スペイン)は最もPHEV比率が低いスペインで5%。最多のドイツは12.4%である。

 欧州でPHEV比率が高いのはアイスランド26.8%、スウェーデン25.9%、デンマーク21.8%、ノルウェー21.7%、フィンランド20.4%がPHEV比率20%以上だった。

▲トヨタMIRAI   FCEVのパイオニア トヨタは燃料電池(FC)を電車の動力源とするプロジェクトも推進
▲トヨタMIRAI FCEVのパイオニア トヨタは燃料電池(FC)を電車の動力源とするプロジェクトも推進

 日本のHEV(ハイブリッド)比率は44.2%。欧州でHEV比率が40%を超えている国はない。欧州5大マーケットのHEV率は、ドイツ16.4%、フランス17.5%、英国27.0%、イタリア29.0%、スペイン25.5%である。

SNSでフォローする