ガソリン車が首位転落、ハイブリッドがトップに。パワーユニット別国内新車販売データ(2021年9月)

▲トヨタ・カローラクロス ハイブリッド(写真)とガソリンの2タイプを販売 トヨタのハイブリッド比率は55.3%
▲トヨタ・カローラクロス ハイブリッド(写真)とガソリンの2タイプを販売 トヨタのハイブリッド比率は55.3%
▲日産ノート・オーラ ノートは全車e-POWER(シリーズ式ハイブリッド) 日産のハイブリッド比率は81.0%(2021年9月)
▲日産ノート・オーラ ノートは全車e-POWER(シリーズ式ハイブリッド) 日産のハイブリッド比率は81.0%(2021年9月)

 一般社団法人日本自動車販売協会連合会(自販連)は10月、2021年9月の「燃料別販売台数(乗用車)」を発表した。ガソリン、ディーゼル、ハイブリッド(HEV)、BEVなど、パワーユニット別の販売比率データである。自販連のデータは軽自動車は含んでいない。

 9月の乗用車販売台数は16万9723台、パワーユニット別で最多販売はHEVで8万1536台、48.0%だった。2位がガソリンの7万1004台(41.8%)である。HEVがガソリンを抜いたのは、2021年9月が初めてである。

▲ホンダ・ヴェゼル 写真はハイブリッドのe:HEV・Zグレード ホンダのハイブリッド比率は55.1%
▲ホンダ・ヴェゼル 写真はハイブリッドのe:HEV・Zグレード ホンダのハイブリッド比率は55.1%

【2021年9月 国内新車販売のパワーユニット比率】(販売台数:16万9723台)
・HEV=48.0%/8万1536台
・ガソリン=41.8%/7万1004台
・ディーゼル=7.5%/1万2776台
・BEV=1.5%/2476台
・PHEV=1.1%/1829台
・FCV=0.1%/85台
・その他(LPGなど)=0.0%/17台

▲マツダCX-30    写真はディーゼル仕様のXD・Lパッケージ マツダのディーゼル比率は28.5%
▲マツダCX-30 写真はディーゼル仕様のXD・Lパッケージ マツダのディーゼル比率は28.5%

 ガソリン車は6月までコンスタントに50%以上の販売比率をキープしていたが、7月に初めて50%を下回る49.3%、8月は46.8%と販売比率が下がっている。

▲三菱エクリプスクロスPHEV   三菱のPHEV比率は16.8%
▲三菱エクリプスクロスPHEV 三菱のPHEV比率は16.8%
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