プレステージ電動SUVクーペのアウディQ8スポーツバックe-tronに一充電走行距離619kmを実現したレンジプラスパッケージを設定

アウディの電動SUVクーペの「Q8スポーツバック 55 e-tron クワトロ Sライン」にレンジプラスパッケージを新設。一充電走行距離は既存モデルの501kmより118km長い619kmと、アウディe-tron史上最長の距離を達成。パッケージ価格は36万円に設定

 アウディ ジャパンは2024年4月18日、電動SUVクーペの「Q8スポーツバック 55 e-tron クワトロ Sライン」にレンジプラスパッケージを新設し、同日より発売した。パッケージ価格は36万円に設定する。

▲アウディQ8スポーツバック 55 e-tron クワトロ Sライン レンジプラスパッケージ装着車 価格:1317万円+36万円 全長4915×全幅1935×全高1620mm ホイールベース2930mm 車重2570kg 乗車定員5名

▲アウディQ8スポーツバック 55 e-tron クワトロ Sライン レンジプラスパッケージ装着車 価格:1317万円+36万円 全長4915×全幅1935×全高1620mm ホイールベース2930mm 車重2570kg 乗車定員5名

 

 既存のQ8スポーツバック 55 e-tron クワトロ Sラインは、ブーストモードでシステム最高出力300kW、システム最大トルク664Nmを発生する前後モーターと、総電力量114kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、一充電航続距離はWLTCモードで501km、交流電力量消費率は同モードで239Wh/kmを実現していた。レンジプラスパッケージでは、この基本システムを踏襲したうえで、バーチャルエクステリアミラーやエアロホイール、転がり抵抗の少ないタイヤを採用し、空気抵抗および路面摩擦抵抗を低減することで、効率を最適化する。

▲レンジプラスパッケージではバーチャルエクステリアミラーやエアロホイール、転がり抵抗の少ないタイヤを採用

▲レンジプラスパッケージではバーチャルエクステリアミラーやエアロホイール、転がり抵抗の少ないタイヤを採用

 

 小型カメラシステムを搭載したバーチャルエクステリアミラーは、既存のミラーに比べて空気抵抗と風切り音を低減するとともに、車内のOLEDタッチディスプレイに後方の様子を映し出し、雨や雪などの悪天候時や夕暮れ時にも、周囲を鮮明な映像で確認することが可能。視界の位置や角度は近接センサー付きタッチディスプレイに触れることで調整でき、駐車時、右左折時、高速走行時など、様々なシーンで高い視認性を提供する。一方、足もとには風の流れを最適化するフラットな形状の8.5J×19アルミホイール 5アームエアロデザイン グラファイトグレーと、転がり抵抗の少ない255/55R19タイヤを装着。サイドの空力特性の向上と摩擦抵抗の低減を図ることで、一充電航続距離はWLTCモードで619kmとアウディe-tron史上最長の距離にまで伸長し、また交流電力量消費率は同モードで194Wh/kmを成し遂げている。

▲一充電航続距離はWLTCモードで619kmとアウディe-tron史上最長の距離にまで伸長。交流電力量消費率は同モードで194Wh/kmを実現

▲一充電航続距離はWLTCモードで619kmとアウディe-tron史上最長の距離にまで伸長。交流電力量消費率は同モードで194Wh/kmを実現

 

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