アメリカンスポーツカーの伝統と魂を具現化したシボレー・コルベットの2タイプの限定モデルが登場

2024年3月15日新車ニュース GM, CHEVROLET,コルベット

シボレー・コルベットの限定モデル「エディション・サーヴⅠ」と「ヘリテージ・エディション」が日本上陸。エディション・サーヴⅠは幻のミッドシップテストマシン「CERV Ⅰ」を、ヘリテージ・エディションは初代のC1コルベットをオマージュして内外装をアレンジ。販売台数はそれぞれ20台の限定

　ゼネラルモーターズ・ジャパンは2024年3月12日、シボレー・ブランドの旗艦スポーツカーであるコルベットに日本専用限定モデルの「エディション・サーヴⅠ（EDITION CERV I）」と「ヘリテージ・エディション（HERITAGE EDITION）」を設定し、同日より予約受注を開始した。ユーザーへの納車は本年5月中旬以降を予定する。

▲シボレー・コルベットの日本専用限定モデル「エディション・サーヴⅠ（写真・手前）」と「ヘリテージ・エディション（同・奥）」が予約受注を開始

車両価格および販売台数は以下の通り。

■エディション・サーヴⅠ

クーペ：1510万円（販売台数15台）

コンバーチブル：1890万円（販売台数5台）

■ヘリテージ・エディション

クーペ：1740万円（販売台数15台）

コンバーチブル：1890万円（販売台数5台）

▲シボレー・コルベット・エディション・サーヴⅠ クーペ　価格：8DCT1510万円　販売台数15台　全長4630×全幅1940×全高1225mm　ホイールベース2725mm　乗車定員2名　日本初採用となるシルバーフレアメタリックのボディカラーにエッジブルーのフルレングスデュアルレーシングストライプを配備

　まずはエディション・サーヴⅠの概要から紹介していこう。

　シボレーのミッドシップテストマシンとして1959年に登場した「CERV（Chevrolet Experimental Research Vehicle）Ⅰ」をオマージュしたコルベット・エディション・サーヴⅠは、通常モデルのクーペ2LTとコンバーチブルをベースに、日本初採用となるシルバーフレアメタリックのボディカラーと、エッジブルーのフルレングスデュアルレーシングストライプを配備。また、足もとには日本初設定の5-オープンスポークカーボンフラッシュマシンドエッジアルミホイール（前19／後20インチ）と、エッジイエローで塗装したブレーキキャリパーを装着する。さらに、クーペにはカーボンフラッシュアクセントのリアスポイラーおよびアウターミラーを、コンバーチブルにはボディカラーナセル／ウィンドシールドヘッダー／Aピラー／ルーフパネル／トノーパネルで構成するリトラクタブルハードトップを組み込んだ。インテリアについては、ジェットブラックの内装色にパーフォレーテッドナッパレザー表皮のシートを標準で採用している。

▲コルベット・エディション・サーヴⅠはコルベットの父と謳われるゾーラ・アーカス・ダントフが1959年に試作したミッドシップテストマシンの「CERV（Chevrolet Experimental Research Vehicle）Ⅰ」をオマージュしてエクステリアをアレンジする

▲シボレー・コルベット・エディション・サーヴⅠコンバーチブル　価格：8DCT1890万円　販売台数5台　コンバーチブルにはボディカラーナセル／ウィンドシールドヘッダー／Aピラー／ルーフパネル／トノーパネルで構成するリトラクタブルハードトップを装備

▲足もとには日本初設定の5-オープンスポークカーボンフラッシュマシンドエッジアルミホイール（前19／後20インチ）とエッジイエローで彩ったブレーキキャリパーを装着

▲ジェットブラックの内装色にパーフォレーテッドナッパレザー表皮のシートを標準で採用。ハンドル位置は右

　ヘリテージ・エディションの概要に話を移そう。

　アメリカンスポーツの先駆けとなったC1コルベットをイメージして内外装を仕立てたコルベット・ヘリテージ・エディションは、通常モデルのクーペ3LTとコンバーチブルをベースに、日本初採用となるシーウルフグレートライコートのボディカラーとアドレナリンレッドディップドの内装カラーおよびレッドシートベルトを特別装備。また、足もとには20-スポークグロスブラック鍛造アルミホイール（前19／後20インチ）と、エッジイエローで塗装したブレーキキャリパーを装着する。さらに、ボディカラーと同色のリアスポイラーおよびアウターミラーを装備。クーペには脱着が可能なボディカラードSMCルーフパネルやスポーツレザーステアリングホイールを標準で組み込んだ。