マツダ3が商品改良を敢行。機能装備の拡充を図って安全性や利便性を向上

マツダがコンパクトカーの「マツダ3」をマイナーチェンジ。新ボディカラーの追加やAT誤発進抑制制御およびドライバー・モニタリングの進化、センターディスプレイの大型化、コネクティッドサービスの提供機能拡充などを実施

 マツダは2023年4月6日、人気コンパクトカーの「マツダ3」をマイナーチェンジし、同日より予約受付を開始した。発売は6月上旬を予定する。

▲マツダ3 ファストバックX Proactive Touring Selection・4WD 価格:6MT382万5800円/6AT382万5800円 全長4460×全幅1795×全高1440mm ホイールベース2725mm 車重MT1490/AT1520kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費MT17.7/AT16.7km/リットル 写真のボディカラーは新色のセラミックメタリック

▲マツダ3 ファストバックX Proactive Touring Selection・4WD 価格:6MT382万5800円/6AT382万5800円 全長4460×全幅1795×全高1440mm ホイールベース2725mm 車重MT1490/AT1520kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費MT17.7/AT16.7km/リットル 写真のボディカラーは新色のセラミックメタリック

 

車種展開および車両価格は以下の通り。

■ファストバック

15S・2WD:6AT228万8000円

15S Touring・2WD:6AT249万8100円

15S Black Tone Edition・2WD:6AT259万6000円

20S Proactive・2WD:6AT259万3800円

20S Black Tone Edition・2WD:6MT294万8000円/6AT280万5000円

20S Black Tone Edition・4WD:6AT304万1500円

20S Proactive Touring Selection・2WD:6MT290万7300円/6AT283万300円

20S Proactive Touring Selection・4WD:6AT306万6800円

X Smart Edition・4WD:6AT314万9300円

X Black Tone Edition・4WD:6MT386万6500円/6AT386万6500円

X Proactive Touring Selection・4WD:6MT382万5800円/6AT382万5800円

XD Proactive・2WD:6AT286万8800円

XD Black Tone Edition・2WD:6AT308万円

XD Black Tone Edition・4WD:6AT331万6500円

XD Proactive Touring Selection・2WD:6AT310万5300円

XD Proactive Touring Selection・4WD:6AT334万1800円

■セダン

20S Proactive・2WD:6AT259万3800円

20S Black Tone Edition・2WD:6AT280万5000円

20S Proactive Touring Selection・2WD:6AT283万300円

XD Proactive・2WD:6AT286万8800円

XD Black Tone Edition・2WD:6AT308万円

XD Proactive Touring Selection・2WD:6AT310万5300円

▲マツダ3 セダン20S Proactive・2WD 価格:6AT259万3800円 全長4660×全幅1795×全高1445mm ホイールベース2725mm 車重1380kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費16.7km/リットル 写真のボディカラーはソウルレッドクリスタルメタリック

▲マツダ3 セダン20S Proactive・2WD 価格:6AT259万3800円 全長4660×全幅1795×全高1445mm ホイールベース2725mm 車重1380kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費16.7km/リットル 写真のボディカラーはソウルレッドクリスタルメタリック

 

 今回の改良は、新ボディカラーの追加や安全装備の進化、センターディスプレイの大型化、コネクティッドサービスの提供機能拡充などを図って、コンパクトカーとしての訴求力をいっそう高めたことが特徴である。

 まずボディカラーについては、高品質なセラミックメタリックを新規に設定。精悍かつスタイリッシュなエクステリアをクールに際立たせる。一方、安全装備の面ではAT誤発進抑制制御とドライバー・モニタリングの改良を実施。AT誤発進抑制制御は、従来の「車・壁などの障害物」に加えて「歩行者(前方)」も検知対象とし、またドライバー・モニタリングは「わき見警報機能」を新たに追加した。

▲AT誤発進抑制制御は従来の「車・壁などの障害物」に加えて「歩行者(前方)」も検知対象とする

▲AT誤発進抑制制御は従来の「車・壁などの障害物」に加えて「歩行者(前方)」も検知対象とする

 

 センターディスプレイに関しては、従来の8.8インチから10.25インチへと大型化して、視認性および使い勝手を向上。また、モバイル機器のワイヤレス接続機能(Apple CarPlay対応)やワイヤレス充電(Qi)、USB-Type C端子(照明付)を追加した。

▲センターディスプレイを従来の8.8インチから10.25インチへと大型化。モバイル機器のワイヤレス接続機能(Apple CarPlay対応)やワイヤレス充電(Qi)、USB-Type C端子(照明付)も追加する

▲センターディスプレイを従来の8.8インチから10.25インチへと大型化。モバイル機器のワイヤレス接続機能(Apple CarPlay対応)やワイヤレス充電(Qi)、USB-Type C端子(照明付)も追加する

 

 コネクティッドサービスの面では、CX-60向けに提供していたプランおよびサービスを新たに利用可能とする。具体的には、車両へのいたずらや盗難が発生した時に警備会社からガードマンを派遣して車両の状態確認・監視を行うマツダマイカーケア(ALSOK)、任意でクルマの速度や運転時間、走行エリアを「MyMazda」アプリに設定しておくことで設定した条件になると「MyMazda」アプリにアラートを届けるドライバーケア、「MyMazda」アプリを利用してクルマから離れていてもエンジンのON/OFF操作を可能とするリモートエンジンスタートを採用した。

▲CX-60向けに提供していたコネクティッドサービスのプランおよびサービスをマツダ3でも新たに利用可能とする

▲CX-60向けに提供していたコネクティッドサービスのプランおよびサービスをマツダ3でも新たに利用可能とする

 

 パワートレインは基本的に従来と共通で、P5-VPS型1496cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンエンジン(最高出力111ps/6000rpm、最大トルク14.9kg・m/3500rpm)の「SKYACTIV-G1.5」、SKYACTIV-G2.0のPE-VPH型1997cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンエンジン(最高出力156ps/6000rpm、最大トルク20.3kg・m/4000rpm)にMJ型モーター(最高出力5.1kW/1800rpm、最大トルク49Nm/100rpm)とリチウムイオンバッテリー(容量10Ah)で構成する独自のマイルドハイブリッドシステム「M HYBRID」を組み合わせた「e-SKYACTIV G」、HF-VPH型1997cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンエンジン(最高出力190ps/6000rpm、最大トルク24.5kg・m/4500rpm)にMK型モーター(最高出力4.8kW/1000rpm、最大トルク61Nm/100rpm)とリチウムイオンバッテリー(容量10Ah)を組み合わせたハイブリッドの「e-SKYACTIV X」、S8-DPTS型1756cc直列4気筒DOHC16Vコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力130ps/4000rpm、最大トルク27.5kg・m/1600~2600rpm)の「SKYACTIV-D1.8」を設定している。

 

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