ホンダ・フィットの改良モデルの概要が特設Webサイトにて公開。発売は今秋を予定

ホンダが今秋にマイナーチェンジするフィットの情報を特設Webサイトにて披露。デザインの変更やe:HEVの出力アップに加えて、スポーティ志向の「RS」の追加設定を予告

 ホンダは2022年8月5日、今秋にマイナーチェンジするフィットの先行情報を、特設Webサイトにて公開した。

▲ホンダが今秋にマイナーチェンジするフィットの特設Webサイトを開設。サイトでは「世界に、あたらしい気分を」のキャッチを掲げる。写真は凛々しいフロントフェイスに新アレンジのメッキをあしらって上品に仕立てた「LUXE」

▲ホンダが今秋にマイナーチェンジするフィットの特設Webサイトを開設。サイトでは「世界に、あたらしい気分を」のキャッチを掲げる。写真は凛々しいフロントフェイスに新アレンジのメッキをあしらって上品に仕立てた「LUXE」

 

 今回のマイナーチェンジでは、デザインの変更やe:HEVの出力アップ、ホンダセンシング(Honda SENSING)の進化に加えて、スポーティ志向の「RS(アールエス)」を追加設定することが特徴である。

▲スポーティ志向の「RS」が復活。専用のメッシュタイプ・フロントグリルや前後バンパー、リアスポイラー、レッドの“RS”エンブレム、アルミホイールなどを装備する

▲スポーティ志向の「RS」が復活。専用のメッシュタイプ・フロントグリルや前後バンパー、リアスポイラー、レッドの“RS”エンブレム、アルミホイールなどを装備する

 

 まずは新設定のRSから見ていこう。

 外装では、専用のメッシュタイプ・フロントグリルや前後バンパー、リアスポイラー、レッドの“RS”エンブレム、アルミホイールなどを採用し、より精悍かつシックなスタイリングを創出。また、内装には専用ステッチを施した本革巻きステアリングや専用表皮シートなどを配備してスポーティなコクピットを実現する。さらに、RSのe:HEVには減速セレクターやドライブモードスイッチ(NORMALモード/SPORTモード/ECONモード)を専用装備して、ユーザーの走りに対するこだわりに応えるようアレンジした。なお、RSはFF車のみの設定となる予定だ。

▲専用ステッチを施した本革巻きステアリングや専用表皮シートなどを配してスポーティなコクピットを演出

▲専用ステッチを施した本革巻きステアリングや専用表皮シートなどを配してスポーティなコクピットを演出

▲RSのe:HEVには減速セレクターを設定

▲RSのe:HEVには減速セレクターを設定

▲NORMALモード/SPORTモード/ECONモードが選択できるドライブモードスイッチをRSのe:HEVに採用

▲NORMALモード/SPORTモード/ECONモードが選択できるドライブモードスイッチをRSのe:HEVに採用

 

 パワートレインに関しては、1.5リットルDOHC i-VTEC+2モーターハイブリッドシステムの「e:HEV」のモーター出力をアップしたことがトピック。合わせてアクセルの応答性を高め、よりパワフルで爽快な走りを提供する。従来と同様、ガソリンエンジンの選択も可能だ。一方、先進安全運転支援システムのホンダセンシングについては、トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)を新たに加えたうえで、全タイプに標準で装備した。

▲2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」のモーター出力を高めて、よりパワフルな走りを実現

▲2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」のモーター出力を高めて、よりパワフルな走りを実現

▲ホンダセンシングにトラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)を追加設定

▲ホンダセンシングにトラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)を追加設定

 

 デザイン面では、ライフスタイルやライフステージに合わせて選択できる従来のフィットのコンセプトはそのままに、BASIC(ベーシック)およびHOME(ホーム)はより端正な新デザインに、LUXE(リュクス)はメッキなどのあしらいを変更していっそう上品に、 CROSSTAR(クロスター)はよりクロスオーバーらしさを強調した力感あふれるデザインに刷新。従来設定していたNESS(ネス)はカタログから外れる。ボディカラーはモノトーンのスレートグレーパールおよび2トーンのスレートグレーパール&ブラックルーフの新色をラインアップに加えた。

▲LUXEはメッキなどのあしらいを変更してよりスタイリッシュな外観を創出

▲LUXEはメッキなどのあしらいを変更してよりスタイリッシュな外観を創出

▲CROSSTARはよりクロスオーバーらしさを強調した力感あふれるデザインに刷新

▲CROSSTARはよりクロスオーバーらしさを強調した力感あふれるデザインに刷新

▲生活になじむデザインと快適性を備えたHOME

▲生活になじむデザインと快適性を備えたHOME

▲BASICはより端正なシンプルデザインを採用

▲BASICはより端正なシンプルデザインを採用

▲ボディカラーにはモノトーンのスレートグレーパールおよび2トーンのスレートグレーパール&ブラックルーフを新設定

▲ボディカラーにはモノトーンのスレートグレーパールおよび2トーンのスレートグレーパール&ブラックルーフを新設定

 

「RS」というホンダのスポーティモデルのアイコンを復活させて、コンパクトカー市場に再参入するフィット――。今秋のデビューに期待が膨らむ。

 

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