レンジローバー ブランドに新たに投入する第5のモデル「レンジローバーGT」のプロトタイプ車両およびインテリアの画像が初公開。流麗なシルエットとクーペのプロポーションを備えた新進のエクステリアに、コンテンポラリーなデザインから着想を得て温かみがありながらも無駄をそぎ落としたリダクティブなインテリアを内包。パワートレインはまずバッテリー電気自動車(BEV)として展開し、将来的にフルハイブリッドモデル(HEV)の設定も計画
ジャガー・ランドローバーは2026年7月22日(現地時間)、レンジローバー ブランドに新たに投入する第5のモデル「レンジローバーGT(RANGE ROVER GT)」のプロトタイプ車両およびインテリアの画像を初披露した。
新設定のレンジローバーGTは、既存のレンジローバー、レンジローバー スポーツ、レンジローバー・ヴェラール、レンジローバー・イヴォークに続くレンジローバー ブランドの第5のモデルに位置。また、次世代の電動アーキテクチャー「EMA(Electrified Modular Architecture)」を採用する初のフル電動モデルで、洗練されて快適な長距離移動を実現しながら従来のGTにはない卓越した走破能力を具現化し、GTセグメントを再定義する存在として企画される。
エクステリアについては、流麗なシルエットとクーペのプロポーションを美しく融合させた、プレミアムクロスオーバーGTならではの佇まいを創出したことが特徴。上下に薄くかつ横基調でデザインしたLEDヘッドランプおよびLEDリアコンビネーションランプのアレンジも印象的だ。レンジローバー車としては車高を抑えたフォルムに仕立て、合わせて流れるようなルーフラインや大径のホイールおよび扁平率の低いタイヤを採用していることから、オンロード性能を相当に高めていることが推測できる。なお、公開されたプロトタイプ車両は開発拠点である英国ゲイドンの周辺地形の等高線をモチーフに、ゴールドのアクセント入れた専用のカモフラージュを施している。
内包するインテリアは、エクステリアのプロポーションを定義する本質的な美しさ、精緻さ、静謐なモダニティといったリダクティブ(無駄をそぎ落とした)要素を効果的に反映したことが訴求点。最新テクノロジーが構造に溶け込み、従来のインストルメントクラスターに代わって、ドライバーディスプレイと一体化したシングルスクリーンデザインを採用する。また、キャビン幅いっぱいに配した空調吹き出し口は隠されて目立たず、レンジローバーの不変的な象徴である水平基調のグラフィックを強調。さらに、ダッシュボードに使用した気品ある上質なテキスタイルがシームレスに溶け込み、質感と構造美を両立させながらスピーカーをその形状に隠すデザインとなっている。視覚的および聴覚的なノイズをそぎ落とし、従来以上に自然な対話形式で多くの機能を操作できるようにアレンジして、心安らぐサンクチュアリ(聖域)な空間を演出したこともアピールポイントである。
パワートレインに関しては、まずバッテリー電気自動車(BEV)として展開。将来的には、市場ニーズに即してフルハイブリッドモデル(HEV)の設定も計画する。生産は英国のヘイルウッド工場が担当。詳細は本年後半に発表すると予告している。
