【復刻版カタログ】1981年の日本カー・オブ・ザ・イヤー/トヨタ・ソアラの肖像

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トヨタ・ソアラ(E-MZ11/MZ10型)

初代ソアラは1980年末にプロトタイプ(EX-8)を発表。1981年2月に正式デビューした。トヨタのイメージリーダーとして企画され、ライバルはBMW6シリーズやメルセデスSLCが想定されていた。カタログには「このクルマのポテンシャルは、すべてのクルマの進歩のために」という刺激的なキャッチコピーが掲げられ、2800GT系は国産初の大排気量ツインカム、2.8リッター直6DOHC(5M-GEU/170ps)を搭載。その圧倒的なパフォーマンスは「未体験ゾーン」と呼ばれた。スタイリングは空力特性を重視した端正な2ドアクーペ。内装には日本車初のデジタルメーターやマイコン制御オートACなど日本のエレクトロニクス技術を象徴する最新装備が満載されていた。ちなみにソアラというネーミングは大空を優雅に飛び回る上級グライダーの意味。ソアラは1981年6月に2リッター・ターボ、83年2月に2800GTリミテッドを追加。1984年2月のマイナーチェンジで2リッター・ツインカム24V車が登場する。写真のカタログは1981年11月版(原寸298×246mm/変形32ページ編集)

※資料提供/ブックガレージ

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