トヨタ86とSUBARU・BRZ、そして1980年代の名車トヨタ・カローラ・レビンとスプリンター・トレノ(AE86)のオーナーたちが集まる恒例のミーティングが2020年11月、富士スピードウェイ(FISCO)で開催された。毎年、夏休みの時期に行われているイベントだが、今回は感染症対策に配慮し、時期をずらした。会場には約2000台の86/BRZ、AE86が集合して大いににぎわった。
毎年恒例! ハチロクの祭典。新旧モデルと仲間たちがFISCOに集合
▲例年開催されるAE86系トヨタ・カローラ・レビン/スプリンター・トレノ トヨタ86 スバルBRZオーナーの祭典 本年の開催などの情報は主催の富士スピードウェイのウェブサイト(https://www.fsw.tv/freeinfo/043320.html)で確認を(写真をクリックすると大画面表示になります)
トヨタ86とスバル・BRZは、2012年のデビュー以来、幅広い年代のスポーツカーファンから支持されている。この人気兄弟車が一堂に会する毎年恒例のワンメイクイベントが、富士スピードウェイ主催のFUJI 86 STYLE with BRZである。
例年は夏休みシーズンに開催され全国からオーナーたちが集まるが、2020年は感染症対策を強化して企画を再構成し、11月にスライドしての開催となった。86とBRZ、さらにトヨタ86のルーツになったAE86型カローラ・レビン/スプリンター・トレノを合わせて2000台が参加。
▲86でのドライブを4人で楽しめるのはお子さんが小さい時期に限られる?(佐藤裕介さん)
新旧オーナーとファンが集まる、単一モデルのミーティングとしては国内最大規模のイベントである。
各モデルに設けられた専用のミーティングエリアで、愛車自慢や情報交換などの交流を楽しむオーナーたち。会場内の「86/BRZ チューニング&カスタムパーツマーケット」でパーツを購入し、さっそくカスタムのアイデアを実行に移せるのも楽しい。
▲土屋圭市氏のトークからスタート 土屋氏は富士フレッシュマンレースでAE86で出場し大活躍した経歴を持つ
土屋圭市氏(80年代にアドバン・カラーのAE86に乗り富士で大活躍した)をはじめとする有名ドライバーのトークショーや、レーシングコースの走行体験プログラムなど、走りを軸としたイベントが充実。世界中で盛り上がっているe―モータースポーツの体験エリアなど、新しい試みも盛り込まれていた。
ファミリーからサーキット志向の本格派まで楽しみ方はさまざま。そのスピリットは、新しいモデルが誕生しても時代を超えて受け継がれるはず。次世代の86がこの富士に集まる光景を、改めて見に行ってみたい。