初代ロードスターの輸出仕様となる「MX-5 MIATA」は1989年2月の北米シカゴ・ショーでデビュー。日本に先駆け、まず北米で先行発売した。MIATA(ミアータ)という車名は、「reward(ご褒美)」「prize(賞)」の意味を持つ古い英語(古ゲルマン語)に由来し、「乗る人へのご褒美のようなクルマ」というニュアンスが込められていた。カタログでは「マツダの新しい発想が、90年代にふさわしいワクワクする新型ロードスターをあなたにもたらす。/“走る楽しさ”という言葉の意味が、突然まったく新しい次元へと変わる。」と語りかけた。パワーユニットは1.6リッター直4DOHC16V(116hp/6500rpm、100lb・ft/5500rpm)。ラインアップはモノグレード構成で、パワーステ/アルミホイール/AM/FMカセットステレオがセットのAタイプと、さらにクルーズコントロールとパワーウィンドウを加えたBタイプという2種のオプションパッケージを用意していた。ボディカラーはマリーンブルー/クリスタルホワイト/クラシックレッドの3色。日本仕様とは異なりシルバーは未設定だった。カタログはデビュー版(原寸305×205mm/18㌻編集)。なお正式名称はMAZDA MX-5 MIATAだったが、カタログのタイトルは「MAZDA MIATA」だった。
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