千葉雄喜、海外で「活動する」のではなく、海外市場そのものを狙う

mgk, Yuki Chiba “JJK” のジャケット

 10月号の誌面で紹介したラッパー・千葉雄喜。彼はCreepy Nutsのように、日本で売れたラッパーが海外へ進出。とは別の形で海外へ進出している。「日本人ラッパーとして海外でも知られること」ではなく、最初から世界市場を活動のホームグラウンドにする形での進出なのだ。2025年、千葉雄喜はワーナーミュージックと包括契約を締結し、レコーディングだけでなく、マネジメント、マーチャンダイジング、ライブ制作までを含む体制を構築し、活動拠点もロサンゼルスへ移した。

 その背景にあるのが、米国の300 Entertainmentとの直接的なネットワークだ。300 Entertainmentはミーゴス、ヤング・サグ、ミーガン・ザ・スタリオンらを輩出してきたレーベル。千葉雄喜自身もミーガンとの「MAMUSHI」で世界的な注目を集めた実績があり、今回の契約はその成功を一過性の海外ヒットで終わらせず、世界の音楽市場に継続的にアクセスするための基盤と見ることができる。

 実際、米国のA&Rやマーケティングチームとの連携、現地でのセッションなどを進めている。2026年にはmgk(マシン・ガン・ケリー)とコラボした「mgk, Yuki Chiba “JJK”」をリリース、さらに韓国に対して「アニョハセヨ」のリミックスをちゃんみな、韓国のBLASÉ、Sik-Kらと展開するなど、活動範囲も日本だけに限定されていない。日本発のアーティストが世界市場を直接取りにいく新しいモデルを作ろうとしている。

作品情報

タイトル:mgk, Yuki Chiba “JJK” 
配信リリース中
配信サイトhttps://umj.lnk.to/mgk_YC_JJK

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