ACEA(欧州自動車工業会)は5月27日、4月のメーカー/グループ別新車販売実績を発表した。
4月の欧州マーケットをリードしたのはVWで、30万8332台を販売。これは前年同月比3.5%増で、1〜4月の累計販売台数は120万1873台、前年同期比2.1%増である。2位以下の販売台数、前年との比較は別表にまとめたとおりである。
4月の発表データから、メーカー/グループの表記方法が新しくなった点にお気づきの方は多いだろう。前月まではボルボ・カーズと表記されていたデータが、ジーリー・グループ(吉利グループ)になった。ジーリーはボルボのほか、ジーリー、ジーリー・エムグランド、ロータス、リンク&カンパニー、ポールスター、スマート、ジーク、LEVC(ロンドン・エレクトリック・ビークル・カンパニー)が含まれている。LEVCはロンドンタクシーを製造しているメーカーだ。
チェリー・オートモビル(奇瑞汽車・きずいきしゃ)はチェリー・ブランドのほか、ジャイクー(Jaecoo、捷酷)、ジェトゥール(Jetour、捷途)、オモダ(Omoda、欧萌达)を欧州で展開している。中国国内では他のブランドも提供している。
リープ・モーター(零跑汽車)は、2023年にステランティスと資本提携を発表した新興BEVメーカー。ステランティスのホームページにもリープ・モーターの情報が掲載されているが、ACEAのデータはリープモーターを独立して扱っている。ACEAのリリースにはその理由が明記されていないで、この扱い方の理由は現在調査中。
上記3グループにSAICとBYDを加えるた4月の中国系ブランドの窓販売台数は12万5864台、シェアは10.9%だ。1〜4月の販売台数は47万7396台、同10.2%となる。中国系ブランドでデータを整理すると、シェア10%を超えていることがわかる。
参考までに日本メーカーの4月販売合計は12万7064台、シェア11.0%。1〜4月の販売総数は58万1584台、同12.4%である。ACEAが中国メーカーのデータを取り出してくれたことで、中国ブランドの存在感がどの程度のものなかがよくわかるようになった。
