ホンダの上級ミニバンのオデッセイが装いも新たに市場デビュー。パワートレインは2モーターハイブリッドのe:HEVシステムのみを設定

ホンダが商品改良を図ったオデッセイを日本で再発売。内外装デザインの一部変更や機能装備および安全装備のバーションアップを実施するとともに、新タイプのe:HEVアブソルートEX・ブラックエディションを設定。生産は中国の広汽本田汽車が担当

 ホンダは2023年12月8日、上級ミニバンのオデッセイを一部改良し、日本での販売を再開した。

▲ホンダ・オデッセイe:HEVアブソルートEX 価格:500万600円 全長4860×全幅1820×全高1695mm ホイールベース2900mm 車重1950kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費19.6km/リットル 写真のボディカラーはフォーマルブラック

▲ホンダ・オデッセイe:HEVアブソルートEX 価格:500万600円 全長4860×全幅1820×全高1695mm ホイールベース2900mm 車重1950kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費19.6km/リットル 写真のボディカラーはフォーマルブラック

 

車種展開は以下の通り。

e:HEVアブソルート 7名乗り(FF):480万400円

e:HEVアブソルートEX 7名乗り(FF):500万600円

e:HEVアブソルートEX・ブラックエディション 7名乗り(FF):516万4500円

▲ホンダ・オデッセイe:HEVアブソルート 価格:480万400円 全長4860×全幅1820×全高1695mm ホイールベース2900mm 車重1920kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費19.9km/リットル 写真のボディカラーはプレミアムヴィーナスブラックパール

▲ホンダ・オデッセイe:HEVアブソルート 価格:480万400円 全長4860×全幅1820×全高1695mm ホイールベース2900mm 車重1920kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費19.9km/リットル 写真のボディカラーはプレミアムヴィーナスブラックパール

 

 第5世代の現行型オデッセイは、2021年12月に日本での生産を終了し、2022年9月には在庫分を完売して販売を終えていたが、ホンダとしては「長く愛されてきたブランドであるオデッセイを継続してユーザーに届けたい」という想いがあり、また市場からオデッセイの復活を望む声が多くあったことから、第5世代をベースとした改良モデルで、中国の広汽本田汽車有限公司で生産するオデッセイを日本に輸入して、販売することとなった。

 改良内容は多岐に渡り、内外装デザインの一部変更や機能装備および安全装備のバーションアップなどを実施。さらに、新グレードとしてe:HEVアブソルートEX・ブラックエディションを設定した。

▲ホンダ・オデッセイe:HEVアブソルートEX・ブラックエディション 価格:516万4500円 全長4860×全幅1820×全高1695mm ホイールベース2900mm 車重1950kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費19.6km/リットル 写真のボディカラーはプラチナホワイトパール

▲ホンダ・オデッセイe:HEVアブソルートEX・ブラックエディション 価格:516万4500円 全長4860×全幅1820×全高1695mm ホイールベース2900mm 車重1950kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費19.6km/リットル 写真のボディカラーはプラチナホワイトパール

 

 変更内容を解説していこう。

 まずエクステリアでは、新デザインのフロントグリルを採用したことがトピック。グリルの開口部を拡大することによってワイド感を強調し、合わせて水平基調の5本メッキバーに突起状のアレンジを組み合わせることで、高級感をいっそう際立たせる。また、“H”エンブレムをより前方に配置することでフロント部の突き出し感を強め、迫力と重厚感を感じさせるマスクに仕立てた。さらに、e:HEVアブソルートEX・ブラックエディションはブラッククロームメッキのフロントグリルやブラッククロームメッキモール付の前後バンパー/エアロダイナミクス・ドアロアーガーニッシュ/リアライセンスガーニッシュ、フォーマルブラックの電動格納式リモコンドアミラー、スモークタイプのリアコンビネーションランプ、BLACK EDITIONエンブレム、マットベルリナブラック塗装18インチアルミホイールなどを専用装備して、精悍さと上質感を引き上げる。ボディサイズは従来比で5mm長く、それ以外は同寸の全長4860×全幅1820×全高1695mm/ホイールベース2900mmに設定。ボディカラーはe:HEVアブソルートとe:HEVアブソルートEX・ブラックエディションがプラチナホワイトパール、プレミアムヴィーナスブラックパール、フォーマルブラックの3色を、e:HEVアブソルートEXが前述の3色に加えてメテオロイドグレーメタリックをラインアップした。

▲新デザインのフロントグリルを採用。グリルの開口部を拡大することによってワイド感を強調し、合わせて水平基調の5本メッキバーに突起状のアレンジを組み合わせることで高級感を際立たせる

▲新デザインのフロントグリルを採用。グリルの開口部を拡大することによってワイド感を強調し、合わせて水平基調の5本メッキバーに突起状のアレンジを組み合わせることで高級感を際立たせる

▲ダーククロームメッキモール付エアロダイナミクスカラードバンパーやカラードテールゲートスポイラーを標準装備

▲ダーククロームメッキモール付エアロダイナミクスカラードバンパーやカラードテールゲートスポイラーを標準装備

▲超低床プラットフォームによる低く伸びやかなスタイルが印象的。e:HEVアブソルートEXは足もとに18インチノイズリデューシングアルミホイールを装着

▲超低床プラットフォームによる低く伸びやかなスタイルが印象的。e:HEVアブソルートEXは足もとに18インチノイズリデューシングアルミホイールを装着

▲e:HEVアブソルートEX・ブラックエディションは写真上よりブラッククロームメッキグリル、ブラッククロームメッキモール付エアロダイナミクスカラードバンパー、フォーマルブラック塗装電動格納式リモコンドアミラー、ブラックスモークレンズLEDリアコンビネーションランプを専用装備

▲e:HEVアブソルートEX・ブラックエディションは写真上よりブラッククロームメッキグリル、ブラッククロームメッキモール付エアロダイナミクスカラードバンパー、フォーマルブラック塗装電動格納式リモコンドアミラー、ブラックスモークレンズLEDリアコンビネーションランプを専用装備

 

 一方で内包するインテリアは、超低床プラットフォームによるゆとりの空間を快適で充たしたことが訴求点。コクピットは横方向に伸びやかなダッシュボードや様々な情報を見やすく表示するセンターディスプレイ、デジタルグラフィックのメーター、ワイヤレス充電器などを配備したうえで、指一本でスムースなシフト操作が行えるエレクトリックギアセレクターをインパネセンター部に設定。また、アクセルオフ時の減速の調節が可能な減速セレクターを新たに採用した。

 キャビン空間は2/2/3名乗車の3列式シートで構成。2列目にはキャプテンシートを配備し、両側アームレストや4ウェイパワー調整機構、オットマン、折り畳み式センターテーブル、シートヒーターなどを組み込む。また、3列目には床下格納式シートを採用し、大容量の荷室空間と利便性の両立を図った。e:HEVアブソルートEX・ブラックエディションについては、ピアノブラックガーニッシュ付本革巻きステアリングホイールや黒木目調インストルメントパネル&フロントドアパネル&スライドドアパネル、プラチナクロームメッキ仕上げインナードアハンドル、ブラックのルーフライニング&ピラーライニングなどを専用装備する。シート表皮はe:HEVアブソルートEXとe:HEVアブソルートEX・ブラックエディションに本革を、e:HEVアブソルートにプライムスムース×ファブリックのコンビシート+FABTECT(撥水・撥油加工)を張った。

▲コクピットは横方向に伸びやかなダッシュボードや様々な情報を見やすく表示するセンターディスプレイ、デジタルグラフィックのメーター、ワイヤレス充電器などを配備。ステアリングホイールは高輝度シルバー塗装ガーニッシュ付スムースレザー巻き

▲コクピットは横方向に伸びやかなダッシュボードや様々な情報を見やすく表示するセンターディスプレイ、デジタルグラフィックのメーター、ワイヤレス充電器などを配備。ステアリングホイールは高輝度シルバー塗装ガーニッシュ付スムースレザー巻き

▲指一本でスムースなシフト操作が行えるエレクトリックギアセレクターをインパネセンター部に設定

▲指一本でスムースなシフト操作が行えるエレクトリックギアセレクターをインパネセンター部に設定

▲アクセルオフ時の減速の調節が可能な減速セレクターを新採用

▲アクセルオフ時の減速の調節が可能な減速セレクターを新採用

▲キャビン空間は2/2/3名乗車の3列式シートで構成。e:HEVアブソルートEXはシート表皮に本革を張る

▲キャビン空間は2/2/3名乗車の3列式シートで構成。e:HEVアブソルートEXはシート表皮に本革を張る

▲2列目にはキャプテンシートを配備し、両側アームレストや4ウェイパワー調整機構、オットマン、折り畳み式センターテーブル、シートヒーターなどを組み込む

▲2列目にはキャプテンシートを配備し、両側アームレストや4ウェイパワー調整機構、オットマン、折り畳み式センターテーブル、シートヒーターなどを組み込む

▲3列目には床下格納式シートを採用し、大容量の荷室空間と利便性の両立を図る

▲3列目には床下格納式シートを採用し、大容量の荷室空間と利便性の両立を図る

▲e:HEVアブソルートはシート表皮にプライムスムース×ファブリックのコンビシート+FABTECT(撥水・撥油加工)を張る

▲e:HEVアブソルートはシート表皮にプライムスムース×ファブリックのコンビシート+FABTECT(撥水・撥油加工)を張る

▲e:HEVアブソルートEX・ブラックエディションはピアノブラックガーニッシュ付本革巻きステアリングホイールや黒木目調インストルメントパネル&フロントドアパネル&スライドドアパネル、プラチナクロームメッキ仕上げインナードアハンドル、ブラックのルーフライニング&ピラーライニングなどを専用装備

▲e:HEVアブソルートEX・ブラックエディションはピアノブラックガーニッシュ付本革巻きステアリングホイールや黒木目調インストルメントパネル&フロントドアパネル&スライドドアパネル、プラチナクロームメッキ仕上げインナードアハンドル、ブラックのルーフライニング&ピラーライニングなどを専用装備

▲スクエアな形状のラゲッジスペースは3列目シートを軽い力で格納可能。低い開口部により重い荷物も高く持ち上げずに出し入れできる

▲スクエアな形状のラゲッジスペースは3列目シートを軽い力で格納可能。低い開口部により重い荷物も高く持ち上げずに出し入れできる

▲キーを携帯してリアバンパーの下に足先を出し入れするだけでテールゲートの開閉が可能なハンズフリーアクセスパワーテールゲートを設定

▲キーを携帯してリアバンパーの下に足先を出し入れするだけでテールゲートの開閉が可能なハンズフリーアクセスパワーテールゲートを設定

 

 パワートレインに関しては、LFB11型1993cc直列4気筒DOHC16V・i-VTECエンジン(最高出力145ps/6200rpm、最大トルク17.8kg・m/3500rpm)+走行用/発電用2モーター+リチウムイオン電池+電気式無段変速機で構成する2モーターハイブリッドのe:HEVシステムをオデッセイに最適化させて採用。走行モードとしては、電気自動車のスムースな走り出しを演じるEVモード、モーターとエンジンを走行状況に応じて活用するハイブリッドモード、高速走行で効率的な走りを実現するエンジンモードを設定し、滑らかな走行と力強い加速を成し遂げる。また、前マクファーソンストラット式/後トーションビーム式で構成する足回りには振幅感応型ダンパーを組み込んで、しなやかさと安定感を高次元で両立させた。

▲パワートレインはLFB11型1993cc直列4気筒DOHC16V・i-VTECエンジン(145ps/17.8kg・m)+走行用/発電用2モーター+リチウムイオン電池+電気式無段変速機で構成する2モーターハイブリッドのe:HEVシステムをオデッセイに最適化させて採用

▲パワートレインはLFB11型1993cc直列4気筒DOHC16V・i-VTECエンジン(145ps/17.8kg・m)+走行用/発電用2モーター+リチウムイオン電池+電気式無段変速機で構成する2モーターハイブリッドのe:HEVシステムをオデッセイに最適化させて採用

▲走行モードは電気自動車のスムースな走り出しを演じるEVモード、モーターとエンジンを走行状況に応じて活用するハイブリッドモード、高速走行で効率的な走りを実現するエンジンモードを設定

▲走行モードは電気自動車のスムースな走り出しを演じるEVモード、モーターとエンジンを走行状況に応じて活用するハイブリッドモード、高速走行で効率的な走りを実現するエンジンモードを設定

▲前マクファーソンストラット式/後トーションビーム式で構成する足回りには振幅感応型ダンパーを装備し、しなやかさと安定感を高次元で両立する

▲前マクファーソンストラット式/後トーションビーム式で構成する足回りには振幅感応型ダンパーを装備し、しなやかさと安定感を高次元で両立する

 

 先進安全運転システム「Honda SENSING」の拡充も図り、新たに近距離衝突軽減ブレーキ、オートハイビーム、急アクセル抑制機能を追加。また、フロントカメラの広角化により衝突軽減ブレーキの検知対象を拡大し、新たに交差車両、右折時の対向車、横断自転車、二輪車、夜間の歩行者の検知を可能とする。一方でコネクテッド機能の面では、新世代の車載通信モジュール「Honda CONNECT」をオデッセイとして初採用し、より安心・快適なカーライフが楽しめるコネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム」を利用できるように設定した。

▲先進安全運転システム「Honda SENSING」には急アクセル抑制機能を追加する

▲先進安全運転システム「Honda SENSING」には急アクセル抑制機能を追加する

▲新世代の車載通信モジュール「Honda CONNECT」をオデッセイとして初採用

▲新世代の車載通信モジュール「Honda CONNECT」をオデッセイとして初採用

 

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