【ワンポイント解説】外遊びしたくなるSUVカタログ_コンパクト&Kカー編

クロストレック0101 SUBARUクロストレック

SUBARUの新スタンダード。新型は全車e-BOXER
価格/266万2000〜328万9000円

クロストレック02 クロストレックは、SUBARUのエントリーSUV。モデルチェンジを機にXVから世界統一名称のクロストレックに改名した。より若々しくなったルックスが好印象だ。駆動方法は4WDに加えFFを新設定。FFは都会派のユーザー向けベースモデルという性格だが、走りの完成度はなかなか高い。4WDの総合性能は、さすがのレベル。多少の未舗装路ならたくましく走る。いざというときには2種のモードが選べ、ヒルディセントコントロールを備えたX-MODEが頼りになる。最低地上高は200mm。室内はパッケージングのよさを実感。シートに収まると、ほどよく高めの車高により見晴らしがよく、スバルの美点である全方位にわたる良好な視界が気持ちいい。インフォテインメント系の機能も充実している。いたって乗りやすく、乗り心地も快適。なんのストレスを感じることはない。安全面では、広角単眼カメラを新採用し認識性能を大幅向上した新世代アイサイトを標準装備。幅広いシーンで安全運転をサポートする。

クロストレック03

ヤリスクロス0102トヨタ・ヤリスクロス

都会でも大自然でも光る個性。ユーティリティ優秀
価格/189万6000~293万6000円

ヤリスクロス02 適度なサイズで都市部では高い機動力を発揮。休日には荷物を満載して遠出したくなるクルマである。実用性を高めるための工夫が随所に見られ、通常時の荷室容量はクラストップ級の390リッターを誇る。このクラスとしては珍しくリアシートが40対20対40の3分割可倒式なのもポイント。4名乗車時でも長尺物が積みやすい。しかもデッキボードは60対40分割で高さ調節が可能。片方を下げて高さのある荷物を積み、もう片方を上げて後席を倒すと荷室とフラットにつながるスペースに変身。多彩なニーズに応えてくれる。いち早く採用したハンズフリーパワーバックドアは、開閉スピードを速くした使いやすい設定である。パワートレーンは1.5リッターハイブリッドと1.5リッターガソリン。それぞれ走りの性格が異なり、ロングドライブにも適した落ち着いた乗り味は、ハイブリッドに軍配が上がる。4WDはE-Fourシステムを採用する。先進運転支援装備も充実。一段とハンドリング性能を高めたGRスポーツも選べる。

ヤリスクロス03

ヴェゼル0103ホンダ・ヴェゼル

ひとクラス上の完成度。e:HEVと1.5リッターターボ設定
価格/239万9100〜341万8800円

ヴェゼル02 都会派のオシャレなコンパクトSUVとして人気を博した初代を継ぐ現行の2代目は見た目の雰囲気がずいぶん変わった。質感が大幅に引き上げられているのが印象的だ。クーペ調フォルムでリアドアのノブが隠されているため前席重視かと思いきや、前後ともドアが大きく開いて乗降性に優れ、後席の居住性も十分に確保されている。独自のセンタータンクレイアウトが生み出す低くフラットな荷室と、後席チップアップ機能による使い勝手はライバルを大きく上回る。電動テールゲートが設定されている点もうれしい。車内は雰囲気も居心地もよく、運転視界はワイド。パワートレーンは1.5リッター+モーターのe:HEV(ハイブリッド)と1.5リッターターボ。e:HEVの走りは電動感が高く、静かでスムーズ。燃費もよいので、ついつい遠出したくなる。各部をじっくり煮詰めたことが実感でき、全体の完成度は高い。販売的にはFFが主体だが、実は4WDがいい。そのメリットは雪道や悪路だけでなく舗装路でも体感できる。

ヴェゼル03

レネゲード0104 Jeepレネゲード

グローバル志向の機能性。PHEVもラインアップ
価格/435万〜590万円

レネゲード02 レネゲードは、フィアットとの共同開発で生まれたジープの末っ子。登場から相応の時間が経過しているが、手ごろなサイズとタイムレスなデザインが受けて、日本でも根強い人気を誇っている。海外ではより小さなBEVのアベンジャーが登場しているが、日本仕様はチャーミングな丸型ランプのレネゲードがエントリーモデルだ。室内はなかなか広く、使い勝手は良好。ラゲッジスペースはスクエアな形状で、想像以上に積める。後席は3分割タイプ。中央を倒すと4名乗車と長尺物に対応。パワーユニットは、1.3リッターガソリンと1.3リッター+モーターのPHEVを用意。2020年に追加されたPHEVは、前輪をエンジンで駆動し、状況に応じて後輪をモーターで駆動する仕組み。リアモーターの出力が比較的高くハンドリングに優れる点も特徴。ジープ・ブランドの一員らしく悪路走破性を高める走行モードが設定されている。満充電時のEV走行距離は48km。電動車らしい静粛性に優れたスムーズな走りが楽しめる。

レネゲード03

リフター05プジョー・リフター

悪路対応グリップコントロール。7シーター新登場
価格/436万8000〜455万円

リフター02 ミニバンとSUVとワゴンをクロスオーバーさせたフレンチMPV。豊かな全幅と全高により室内空間はかなり広い。従来からの5名乗りに加え、7名乗りの3列シート仕様も加わった。手動式の両側スライドドアを備え、6対4分割可倒式のリアシートと助手席と倒せば、かなりの長尺物の積載に対応する。パワートレーンは経済的な1.5リッターディーゼルターボ。駆動方式はFF、独自のグリップコントロール機能を搭載して走破性は優秀。欧州生まれらしく走りの安定感も光る。

デリカミニ0106三菱デリカミニ

ヤンチャな弟分。専用チューンの足回りがいい!
価格/180万4000〜223万8500円

デリカミニ02 長い伝統と多くのファンを持つデリカの弟分。実質的にはeKクロススペースのマイナーチェンジ版だが、Kカーでもタフで便利な世界観を味わってもらえるようにと各部は入念に仕上げられている。ギア感のあるSUVスタイルは、このところ増えてきたSUVテイストのKカーの中でもひときわ異彩を放つ。最上級のTプレミアムの4WDは大径タイヤを履き、足回りも専用チューニング。乗り心地を確保しながら挙動が乱れないように調律され、滑りやすい路面での発進性を高める制御も追加されている。舗装路はもちろんキャンプ場のアプローチや林道でも臆することなく進んでいける。さらに、充実した先進運転支援装備も手伝ってロングドライブも苦にならない。エンジンはターボ仕様が力強い。室内空間は、想像するよりもずっと広く、リアシートを左右分割して320mmの前後スライドや前倒しができるなどアレンジ性にも優れる。荷室も広く汚れにくいよう配慮されている。頼りになり、愛着のわくニューカマーだ。

デリカミニ03

ジムニー0107スズキ・ジムニー

小さな大物。日本が世界に誇るマイクロ4WD
価格/155万5400〜190万3000円

ジムニー02 堅牢なラダーフレームをはじめ、リジッドアクスル式サスペンションや縦置きエンジンとFRベースの駆動レイアウト、副変速機付パートタイム4WDなどの伝統の車体構成を継承した本格オフローダー。世界一コンパクトな正統クロスカントリー車である。20年ぶりにモデルチェンジしたのはつい最近のような気もするが、早くも5年が経過した。人気は非常に高く、納期の問題はまだ解消していない。現行型は親しみやすいポップなルックスになり、舗装路での走りも洗練された。エンジンは専用にチューニングされたターボのみ。5速MTと4速ATが選べるが、1トンあまりの車体を走らせるにはやや物足りない印象も受ける。フットワークは軽快で、とくに5速MTは、スポーツカーライクなフィールが楽しい。居住性は前席優先。荷物は後席を倒して積み込むのが基本だ。洗練されたといっても乗り味は骨太。一般的な乗用車と比較するとハードな味付け。「本物」の感触が手軽に味えるクルマである。

ジムニー03

スペーシア0108スズキ・スペーシアベース

楽しさ無限大。アイデア広がるミラクルBOX
価格/139万4800〜166万7600円

スペーシア02 遊びと仕事と日常使いを兼ね備えたマルチユースモデル。自由で柔軟な発想から生まれた。外見はあえて「道具感」を演出するシンプル仕様。車内は1~2名乗車と割り切り、さまざまなユーザーニーズに対応できるように多彩な収納スペースが設けられている。荷室の左右側面には計10個所にユーティリティーナットを配置。ラゲッジボードは高さを3段階に設定でき、車中泊やワーケーションに対応。パワーユニットはNA仕様のみ。FFと4WDが選べる。

タフト0109ダイハツ・タフト

青空ひとり占め。ガラストップ標準ボクシーSUV
価格/135万3000〜173万2500円

タフト02

 日々の使い勝手のよさと休日にはどこかに出かけて非日常感を味わわせてくれるクルマを目指して開発。室内は前半分をドライバーのための「クルースペース」、後ろ半分は荷物を積むための「フレキシブルスペース」として設計。それぞれ最適な機能を与えた。前席上のシェードを開けると抜群の開放感が味わえるスカイフィールトップを装備。190mmの地上高を確保し、165/55R15というKカーとしては異例の大径タイヤを履く。エンジンは自然吸気とターボの2種。

 

SNSでフォローする