マセラティ・グランカブリオのプロトタイプが初公開。市販モデルのデビューは2023年を予定

マセラティが新型グラントゥーリズモのオープンモデルとなる「グランカブリオ」のプロトタイプとテスト風景の画像を公開。パワーユニットにはガソリンエンジンと100%電動ソリューションを搭載する予定

 伊マセラティは2022年10月25日(現地時間)、新世代のオープン4シーターモデルとなる「グランカブリオ(GranCabrio)」のプロトタイプとテスト風景の画像を公開した。

▲マセラティが新世代のオープン4シーターモデルとなる「グランカブリオ」のプロトタイプを初公開

▲マセラティが新世代のオープン4シーターモデルとなる「グランカブリオ」のプロトタイプを初公開

 

 今回公開されたグランカブリオのプロトタイプは、本年10月3日に市場デビューを果たした新世代2ドアGTクーペ「グラントゥーリズモ(GranTurismo)」のオープン仕様となるモデルで、パワーユニットにはガソリンエンジンと100%電動ソリューションを搭載する予定。マセラティは2030年までに全車両を電動化モデルに移行する「フォルゴーレ戦略」を掲げており、前述のグラントゥーリズモ、そしてグランカブリオはその第一歩となる先駆車に位置しているという。

▲パワーユニットにはガソリンエンジンと100%電動ソリューションを搭載する予定

▲パワーユニットにはガソリンエンジンと100%電動ソリューションを搭載する予定

 

 カモフラージュされたプロトタイプの画像からは、2ドアの流麗なオープンボディに4シーターのキャビンレイアウト、グラントゥーリズモと同イメージで仕立てたフロントビューと前後のLEDランプデザインに、ブラックのソフトトップや新造形のリアカウルトップなどを配していることが確認できる。リアディフューザー内に4本出しのマフラーエンドを組み込んでいることから、撮影車はガソリンモデルのプロトタイプだろう。

▲2ドアの流麗なオープンボディにグラントゥーリズモと同イメージで仕立てたフロントビューを採用

▲2ドアの流麗なオープンボディにグラントゥーリズモと同イメージで仕立てたフロントビューを採用

▲ブラックのソフトトップや新造形のリアカウルトップなどを配していることが確認できる

▲ブラックのソフトトップや新造形のリアカウルトップなどを配していることが確認できる

 

 なお、グランカブリオは現在、最終調整に必要なデータを収集するため、様々な使用条件下で公道やサーキットでの走行テストを繰り返しているとのこと。市場デビューは2023年を予定している。

▲グランカブリオは現在、最終調整に必要なデータを収集するため、様々な使用条件下で走行テストを実施している

▲グランカブリオは現在、最終調整に必要なデータを収集するため、様々な使用条件下で走行テストを実施している

 

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