トヨタ・スープラがマイナーチェンジ。RZの3.0Lエンジンの最高出力を387psにアップ。合わせてホライズンブルーの特別仕様車を限定販売

トヨタがスープラの一部改良を行って本年10月ごろに発売すると予告。RZに搭載する3.0Lエンジンの最高出力は340psから387psへと向上。同時に特別仕様車のRZ「Horizon blue edition」を限定100台で販売

 トヨタ自動車は4月28日、旗艦スポーツカーのスープラの一部改良を実施し、本年10月ごろに発売すると発表。合わせて、特別仕様車のRZ「Horizon blue edition」を限定100台で販売すると予告した。

▲トヨタ・スープラRZ「Horizon blue edition」 価格:8SAT741万3000円 販売台数は100台限定。外板色に新規採用色のホライズンブルーを導入する
▲トヨタ・スープラRZ「Horizon blue edition」 価格:8SAT741万3000円 販売台数は100台限定。外板色に新規採用色のホライズンブルーを導入する

車種展開は以下の通り。
SZ:499万5000円
SZ-R:601万3000円
RZ:731万3000円
RZ「Horizon blue edition」:741万3000円
 なお、RZの外板色マットストリームグレーメタリック(オプション価格35万2000円)は限定27台の販売で、4月28日から5月24日までWeb限定にて受付を行い、抽選のうえ、10月ごろより販売予定。一方、特別仕様車のRZ「Horizon blue edition」は取扱い販売店にて4月28日より注文受付を開始し、成約順に100台限定で販売する計画だ。

▲B58型2997㏄直列6気筒DOHCツインスクロールターボエンジンは最高出力が従来の340ps/5000rpmから387ps/5800rpmへと14%ほど向上した
▲B58型2997㏄直列6気筒DOHCツインスクロールターボエンジンは最高出力が従来の340ps/5000rpmから387ps/5800rpmへと14%ほど向上した

 今回の一部改良は、走行性能にさらなる磨きをかけたことが特徴である。最大の注目点は、RZに搭載するB58型2997㏄直列6気筒DOHCツインスクロールターボエンジンのリファインで、最高出力が従来の340ps/5000rpmから387ps/5800rpmへと14%ほどアップ。また、最大トルクは従来と同数値の51.0kg・mだが、発生回転数は1600~4500rpmから1800~5000rpmに変更される。また、フロント部にブレースを追加してボディ剛性の強化を図るとともに、それに合わせてサスペンションを再チューニングすることで、コーナリング中の安定性をいっそう高めた。

▲フロント部にブレースを追加してボディ剛性の強化を図る
▲フロント部にブレースを追加してボディ剛性の強化を図る
▲エンジンの出力アップやブレースの追加に合わせてサスペンションのセッティングを最適化した
▲エンジンの出力アップやブレースの追加に合わせてサスペンションのセッティングを最適化した

 ボディサイズは基本的に従来と同寸で、全長4380×全幅1865×全高1290mm/ホイールベース2470mm/トレッド前1595×後1590mmに設定。車重はブレースの追加などで10kgほど重い1530kgとなったが、エンジンの出力アップによって0→100km/h加速は従来比で0.2秒速い4.1秒を達成した。

▲スープラRZ「Horizon blue edition」は足もとにマットブラック塗装の19インチ鍛造アルミホイールを特別装備する
▲スープラRZ「Horizon blue edition」は足もとにマットブラック塗装の19インチ鍛造アルミホイールを特別装備する

 一方、特別仕様車のRZ「Horizon blue edition」については、通常モデルのRZをベースに、外板色に新規採用色のホライズンブルーを導入。また、足もとにはマットブラック塗装の19インチ鍛造アルミホイールを特別装備する。さらに、インテリアにはアルカンターラとブラックの本革を組み合わせた専用シートを配備。合わせて、シート表皮やインストルメントパネル、ドアトリム、ステアリングホイールなどの随所にブルーステッチを施し、外板色と同イメージのブルーカラーで統一した。

▲シート表皮やインストルメントパネル、ドアトリム、ステアリングホイールなどの随所にブルーステッチを施す
▲シート表皮やインストルメントパネル、ドアトリム、ステアリングホイールなどの随所にブルーステッチを施す
▲アルカンターラとブラックの本革を組み合わせた専用シートを装着
▲アルカンターラとブラックの本革を組み合わせた専用シートを装着
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