BMWが2シリーズ・クーペのMハイパフォーマンスモデル「M2」に4輪駆動モデルの「M2 M xDrive」を設定。駆動機構に「アクティブMディファレンシャル」と「M xDrive」を組み合わせることで、圧倒的なトラクション性能を実現。モード切り替えによって後輪駆動の走りも可能
BMWジャパンは2026年10月1日、2シリーズ・クーペのMハイパフォーマンスモデルのM2(G87)に4輪駆動モデルの「M2 M xDrive」をラインアップし、同日より発売した。車両価格は1083万円に設定する。

▲BMW M2 M xDrive 価格:1083万円 全長4590×全幅1885×全高1405mm ホイールベース2745mm 車重1790kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費9.8km/リットル 写真のボディカラーはボルサンターキッシュブルー
新設定のM2 M xDriveは、左右のリアホイールのトルク差をアクチュエーターによる電子制御式多板クラッチで制御し、空転を抑えることで後輪左右の最適なトルク配分を実現 して最大の加速性能を実現する「アクティブMディファレンシャル」に、センサーにより常に走行状況を把握し、状況によってトランスファーが電子制御多板クラッチを介して前後のトルク配分を変化させる「M xDrive」を組み合わせることで、圧倒的なトラクション性能を発揮。また、M xDriveのモードとして4WDと4WD SPORTのほか2WDを設定し、後輪駆動モデルのような走りを愉しむことも可能としている。
パワーユニットに関しては、M xDrive向けに専用セッティングを施した2992cc直列6気筒DOHC直噴Mツインパワーターボガソリンエンジンを搭載。最高出力は480ps(353kW)/6250rpm、最大トルクは600Nm/2700~5620rpmを発生する。組み合わせるドライブロジック付き8速MステップトロニックATのトランスミッションも専用設定を行い、伝達効率を最適化させた。
エクステリアについては既存のM2と同様、2シリーズ・クーペのスポーティかつ精悍な3ボックスクーペデザインをベースに、大きく左右に張り出した四角型基調のエアインテーク、専用アレンジのアダプティブLEDヘッドライト周り、ブラックの横バーを配した直線的なデザインのフレームレスのキドニーグリル、横方向にワイド化したフロントホイールハウスなどにより、より凄みが増したフロントマスクを創出する。一方、サイドビューでは2シリーズ・クーペの伸びやかなボディラインと居住性はそのままに、とくにフロントおよびリアのバンパーデザインを力強くかつ大きくすることで、パワフルな走りを表現。また、大型化したサイドスポイラーをボディ同色とし、合わせてMハイグロスシャドーラインエクステンドコンテンツを装備して、安定感と存在感を際立たせる。全高を低くして低重心化を図るとともに、前後異径の大径ホイールを組み込んでレーシングカーのような迫力を演出したことも訴求点だ。そしてリアセクションは、スモーク処理されたコンパクトなLEDテールライト、後部をキックアップさせた厚みのあるトランク形状、専用デザインのMリアスポイラー、Mハイパフォーマンスモデルの伝統である4本出しのMスポーツエキゾーストシステム、空力特性の改善に寄与する立体的なディフューザーなどを採用して、シンプルながらスポーツクーペにふさわしいグラマラスな後ろ姿に仕立てる。オプションとして、軽量かつ高剛性なMカーボンファイバー強化樹脂(CFRP)製ルーフも設定した。

▲大きく左右に張り出した四角型基調のエアインテークや、専用アレンジのアダプティブLEDヘッドライト周り、ブラックの横バーを配した直線的なデザインのフレームレスのキドニーグリルなどにより、より凄みが増したフロントマスクを創出

▲リアセクションにはスモーク処理されたコンパクトなLEDテールライト、後部をキックアップさせた厚みのあるトランク形状、専用デザインのMリアスポイラー、空力特性の改善に寄与する立体的なディフューザーなどを採用
内包するインテリアには、12.3インチマルチディスプレイメーターパネルと14.9インチワイドコントロールディスプレイ(タッチパネル機能付)を配したBMWライブコックピットプロフェッショナル、マルチファンクションMスポーツレザーステアリングホイール、ヴァーネスカレザー ブラック表皮(ブルーステッチ付)の前席Mスポーツシート、ダークグラファイトマットトリムなどを標準装備。前席の表皮はヴァーネスカレザー ブラックのレッドハイライト付および専用ハイライト付やフルレザーメリノ ブラック(専用ハイライト付)を、トリムはMカーボンファイバートリムをオプションで用意する。一方、後席のシートにはスルーローディングシステム(40:20:40分割可倒式リアシート)を採用し、さらにストレージコンパートメントパッケージを組み込んで利便性を高めた。

▲12.3インチマルチディスプレイメーターパネルと14.9インチワイドコントロールディスプレイを配したBMWライブコックピットプロフェッショナルやマルチファンクションMスポーツレザーステアリングホイールを標準装備。日本導入モデルのハンドル位置は右
