【新車ニュース】ホンダCR-V待望の復活! 日本仕様はRSブラックパッケージとRSの2グレード構成。販売は2026年2月スタート

新型ホンダCR-Vは2026年2月に販売スタート。ラインアップはRSブラックエディション(4WD・写真)とRS(FF/4WD)の2グレード構成。室内は広さと使い勝手を追求しシートは本革標準。インフォテインメント機能にはGoogleを導入する。ボディサイズは4700×1865×1680mm

新型ホンダCR-Vは2026年2月に販売スタート。ラインアップはRSブラックエディション(4WD・写真)とRS(FF/4WD)の2グレード構成。室内は広さと使い勝手を追求しシートは本革標準。インフォテインメント機能にはGoogleを導入する。ボディサイズは4700×1865×1680mm

コンセプトは「感動CR-V」 究極のオールラウンダー登場

 ホンダは2025年12月12日、2026年2月に発売するCR-Vの先行予約を開始した。CR-Vは1995年10月に初代がデビュー。30年もの歴史を誇るグローバルモデルだ。6代目となる新型は、従来はe:FCEV(水素燃料電池車)のみ限定販売していたが、e:HEVモデルを望む声に応え、本格導入される運びとなった。新型は日本におけるホンダSUVのフラッグシップというキャラクター。4700×1865×1680mmというゆとりあるボディサイズを活かし、オールラウンド性を高めている。生産はタイ工場が担当。日本仕様のラインアップはスポーティグレードのRSブラックエディションとRSの2グレード構成。ともに2リッターエンジン+モーターのハイブリッド車で、駆動方式はRSブラックエディションが4WD、RSはFFと4WDが選べる。

レッドサイド

RSフロント

 エクステリアは伸びやかなイメージ。存在感たっぷりのフロントマスクとクリーンな面構成。そしてワイドトレッドが骨太な印象を与える。RSブラックエディションは前後バンパー下部とフェンダーアーチトリム、そしてアルミホイールをブラックカラーで仕上げ精悍さを強調。RSはボディ同色トリムと切削光輝アルミのスマートな組み合わせ。タイヤはともに19インチを装着する。ちなみに世界で展開するRSグレードの中でも19インチタイヤを標準装着するのは日本仕様のみ。足回りは19インチに対応した専用セッティングとなる。

グレーリア

インパネ

 インテリアは広く、ユーティリティ抜群。ステアリング角度を旧型の28度から25度に変更。ドライビングポジションを改善するとともに、リクライニングと前後スライドが可能な後席は足元スペースを16mm拡大した。ラゲッジ容量はクラストップ級。なおシートは本革仕様。インフォテインメント機能にはGoogleを導入している。

 安全・運転支援システムは、5カメラ&1レーダー方式のホンダセンシング360を標準装備。ACC作動時のコーナー車速調節や車線変更時の支援機能を追加し、一段とストレスフリーなドライブを約束する。

シート01

シート02

 CR-Vは誕生当初こそ日本でも人気モデルだったが、代を重ねるごとにサイズを拡大。しだいに北米を中心とするワールドモデルへと変貌し、日本での販売は芳しくなかった。だが、時代は変わった。従来のミドルクラスSUVから、フラッグシップSUVへとキャラクターを変えた新型は、走り、ユーティリティはもちろん、スポーティさとラグジュアリーさの融合が大いに魅力的。まさに「感動」を届ける存在である。価格は編集部調べで512万700円から577万9400円となっている。

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