【復刻版カタログ】21世紀に間にあった世界初の量産ハイブリッド「トヨタ・プリウス(NHW-10型)」の先進世界

プリウス01

1997 トヨタ・プリウス(NHW10型)

 初代プリウスは「21世紀に間にあいました」のキャッチコピーで1997年10月に登場、12月から販売を開始した世界初の量産ハイブリッド車。THS(トヨタ・ハイブリッド・システム)と命名された機構は、エンジンとモーターの「いいとこ取り」をしたシリーズ・パラレル方式。新開発1.5リッターDOHC16Vエンジン(58ps)とモーター(30kW)、そしてニッケル水素バッテリーで構成され、従来車の約2倍の燃費(10・15モード/28km/リッター)、約1/2のCO2排出量、そして規制値の約1/10のクリーンな排出ガスを実現。カタログでは「大切な地球のために今できることからかたちにしました」と語りかけた。プリウスはモーターだけ、エンジンだけ、そしてモーターとエンジンの協働という3種の走行モードを自在に使い分け、ハイブリッドならではの走りの世界を実現。世界の自動車シーンに大きなインパクトを与える。だがシステムはまだ未熟で、長い坂道や高速道路ではバッテリーを使い切「”亀の子マーク」が点灯。パワーががっくりと落ち込むことも珍しくなかった。とはいえ「地球に優しいクルマ」というインパクトは絶大で、アメリカではセレブリティの間でステータスシンボルとなり、ハリウッド俳優のレオナルド・ディカプリオなどもオーナーリストに名を連ねた。カタログはデビュー版(原寸298×246mm、32㌻編集)。

資料提供/ブックガレージ

プリウス表紙

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